2020-01-01から1年間の記事一覧
色彩と音楽の美しさと裏腹なストーリーの重さ。 『WAVES』 「イット・カムズ・アット・ナイト」のトレイ・エドワード・シュルツが監督・脚本を手がけた青春ドラマ。ある夜を境に幸せな日常を失った兄妹の姿を通し、青春の挫折、恋愛、親子問題、家族の絆とい…
適当に生きるというカッコよさ。 『ビッグ・リボウスキ』 「ファーゴ」でアカデミー脚本賞を受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟が監督・脚本を手がけ、同姓同名の富豪と間違えられて誘拐事件に巻き込まれた男の騒動を描いたコメディ。 1991年、ロサン…
久々にメチャクチャ興奮した。 『アーセナルvsマンチェスターシティ~FAカップ編~』 良い試合でした。 アルテタとペップを抜いたショットが何度も映し出され、その師弟関係も相まって、とにかく両チームとも死力を尽くした感じが印象的でした。 序盤からア…
不幸中の幸い。 『アーセナルvsリヴァプール』 これを喜んでいいものか。 結果だけ見るとそうなんですが、過程を見るとそう易々と喜べないというのが心情です。 危なっかしいシーンは何度かありましたが、正直普段のリヴァプールからすればそこまで怖くなか…
完全に弱点を突かれた結果。 『アーセナルvsトッテナム』 以前から不安要素としてずっと内包されていたCB問題。そして今回見事にそこを羽目に来て、まんまとやられてしまいました。 久々のダービーとあって、テンションも上がっていただけにショックも大きく…
あのプレーはいただけないが、やれるだけのことはやった。 『アーセナルvsレスター』 惜しい試合でした。 以前のカウンタースタイルは踏襲しつつ、ポゼッションも併用できるようになって久しいレスター。今のスリーバックでヴァーディのスピードを抑えられる…
久々に展示にも行きましたが、これは改めて写真とファッションという好きなジャンルについて考えさせられた。 『写真とファッション 90年代以降の関係性を探る』 東京都写真美術館で開催されている本展。 ファッションフォトって、ストリートスナップやコレ…
良き試合でした。 『アーセナルvsウルヴス』 今節は伏兵ウルブス。このタイミングで当たりたくない相手ではありましたが、結果的に楽しめました。 序盤から、本当に統率が取れていると驚かされたウルヴス。軍隊なのかと思わされるほどに攻守において見事に連…
地獄とは他人のことであり、天国も他人であるかもしれない。 『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』 『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』予告編 - Netflix デビュー作「素顔の私を見つめて…」で注目を集めたアリス・ウー監督が15年ぶりにメ…
セバージョスの覚醒。 『アーセナルvsノリッジ』 今回は久々に気分が良かった。 これまではどの試合もやらされてる感と言いますか、やった感がない試合が続いていたので、常に頭はモヤモヤ状態で。今回も不安がなかったわけではないんですが収穫と爽快感の方…
サカのオールマイティさを垣間見た。 『アーセナルvsシェフィールドユナイテッド~FAカップ編~』 コロナ明け数試合は中々パッとしない展開が続き、今回もその延長戦上ではありましたが、光明も見え始めてきた気がします。 そして今回のFAカップ。再開後に調…
自滅した相手からの勝利感が否めない。 『アーセナルvsサウサンプトン』 勝ちはしたもののなんとも微妙な心境でした。 前節に続き、しっくりきているといった印象はあまり無く。 まあ収穫もあったわけで、そのことをいくつか。 まず、ホールディングが怪我前…
熱さと生々しさとカッコ良さと。『仁義なき戦い』 深作作品というと個人的な印象はとにかく『生々しい』。 何が生々しいのかと言われると色々な要因があるんだと思うけど、扱うテーマ、役者、構図、音楽、美術。とにかくどれをとっても生々しく感じてしまう…
まあ何と言っても『藤井風』。 これはメチャクチャ聴きましたね。何度聴いても聴き飽きないメロディと詞。独特な言い回しやリズム感も相まって、彼にしか出せないフローが心地よいです。 ファーストアルバムでこの感じなので、セカンド含め、どういった進化…
復帰後、初戦よりはいいものの・・・。 『アーセナルvsブライトン』 シティ戦は怪我人の続出、正直全くと言っていいほど機能していなかった組織、チームとしての士気の低さ、全てにおいて格というか次元が違い過ぎた試合だった為、完全なる茫然自失状態に陥…
着地不明の、らしさ全開奇想天外感。 『デッド・ドント・ダイ』 ジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』予告編 鬼才ジム・ジャームッシュがビル・マーレイとアダム・ドライバーを主演にメガホンをとったゾンビコメディ。 アメリカの田舎…
ふざけと真面目のバランスが絶妙でそれを凌駕する声色が最高過ぎる。 もう出ないと思っていても出てくるのがアーティストの世界。 彼もそんな一人で、今年の初旬に知り、圧倒的な歌唱力とふざけ感、頭に残るメロディラインに圧倒され、圧倒的に頭に残ってい…
近くの楽園へ。 『湯乃泉相模健康センター』 近いが故に行かなかったといいますか、古くから目にしていたから行かなかったといいますか、そんな場所ってあるかと思います。 サウナに通い始めて数年経つんですが、ここもそんな一つでした。 コロナ自粛生活後…
ポップで狂気的でセンシティブ。 『PERFECT BLUE(1998)』 アイドルから女優へ転身を果たした主人公が遭遇する、悪夢の日々を描いたサイコ・スリラー・アニメーション。 監督は「MEMORIES/彼女の想いで」の今敏。竹内義和の原作を基に、テレビ・シリーズの…
サイテーなことの中にこそ最高な部分もある 『このサイテーな世界の終わり』 THE END OF THE F***ING WORLD Official Trailer (2018) Netflix Comedy TV Show HD サイコパスの少年と、人生のすべてを変えたい少女が思いついたロードトリップ。けど、その道程…
こういった機会もほとんど無いと思うので、普段積極的にはやらないことを逆に積極的にやってみようかと。 そこで好きだけど優先順位が下がりがちな『読書』と『ドラム』この二つに力を入れることに決めたのが先週でした。 最近家にいることが増え、時間はあ…
オタクってやっぱ最高。 『500ページの夢の束』 映画『500ページの夢の束』予告編 ダコタ・ファニングが自閉症を抱える少女を演じ、ある思いを胸に500ページの脚本を届けるためハリウッドを目指す旅の中で、少しずつ変わっていく少女の姿を描いたハートフル…
アニメーションドラッグとしては最高峰なのでは。 『マインド・ゲーム』 「アニマトリックス」などで知られるSTUDIO4℃が、ロビン西の同名コミックをアニメーション映画化。 劇場版「クレヨンしんちゃん」で注目を浴び、シュールな短編「ねこぢる草」を手がけ…
ストーリーとアクションの反比例は増すばかり。 『ジョン・ウィック パラベラム』 「ジョン・ウィック:パラベラム」TVスポット【ノーマル編】大ヒットver. キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフー…
画作りは現代のブレードランナー。 『ジョン・ウィック チャプター2』 ジョン・ウィック:チャプター2(予告編) キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を取り入れたアクションでヒットを記録した「ジョン・…
ライドする楽しさ。 『ジョン・ウィック』 www.youtube.com 「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスが主演を務め、元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたアクション。 「マトリックス」ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャ…
Jホラーにあった独特なわくわく感が蘇る。 『残穢(ざんえ)住んではいけない部屋』 映画『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』予告編 小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督により映…
ピンクフロイド。なぜこのタイミングでハマったのか、それすらも全て含めて彼らの楽曲に見えない解が入っていたのかもしれない。そう思えるほどの音楽性を再認識しました。 きっかけは何となく聴いた原子心母。それが思った以上に今の気分にハマってしまい、…
スタジアムでチャンピンオンになる瞬間を観たいと思った。 『オール・オア・ナッシング ~マンチェスター・シティの進化~』 All or Nothing Manchester City | Amazon Prime Original Trailer シティというよりペップ、そしてアルテタの過ごした時間がどう…
原作未読でこの衝撃。 『DEVILMAN crybaby』 永井豪「デビルマン」新作アニメ化!「DEVILMAN crybaby」特報映像 永井豪画業50周年を記念し、同氏の代表作である『デビルマン』がアニメーション作品『DEVILMAN crybaby』として蘇る。 かつて幾度も映像化され…