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ジョン・ウィック チャプター2

 画作りは現代のブレードランナー

ジョン・ウィック チャプター2』

ポスター画像


ジョン・ウィック:チャプター2(予告編)

キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を取り入れたアクションでヒットを記録した「ジョン・ウィック」のシリーズ第2弾。

前作でニューヨークを舞台にロシアン・マフィアを相手に繰り広げた壮絶な復讐劇から5日後。

平穏な生活を送りたいジョンは、イタリアン・マフィアのサンティーノからの殺しの依頼を断るが、それにより自宅を爆破されてしまう。

ジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われる事態に巻き込まれてしまう。

チャド・スタエルスキが前作に引き続き監督を担当。ジョン・レイグイザモ、イアン・マクシェーンら前作からのキャストに加え、グラミー賞ラッパーのコモン、「トリプルX 再起動」のルビー・ローズらがジョンを狙う殺し屋として出演。

リーブスの代表作である「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーンが独自の組織を束ねるキング役で出演。

相変わらず面白いけど若干「あれっ」と思わされることが増えた気がしました。

冒頭からのチェイスシーン、ハチャメチャです。この辺は前作から変わらずで、今回も当たり前のように車に引かれまくります。マスタングのエンジン音とスリリングなカットは観ていてテンポ良く、序盤の引きは大したもの。

そんな序盤で感じたのが研ぎ澄まされた、画作りの色彩感覚。

赤とブルーが絶妙なトーンで表現され、街の様子が幻想的かつありそうでなさそうなバランスを保っていました。観ていて単純に綺麗。そうした画作りは作品を通して一貫されていて、そこはさながら現代のブレードランナーといった感じで、わくわくしました。

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タイトルの出方や重厚感はゲームオブスローンズを彷彿とさせ、アクション映画としての王者感を漂わせるほど。

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武器商、仕立て屋、情報屋といった場所を廻るギミックの楽しさはゲーム感覚、冒険感覚を刺激するものとしてはとても良かったと思いますし、それらの様子をカットバックで見せる感じなんかも最高。

見どころであるガンアクション等のバリエーションも豊富で、特に駅構内でのサイレントな打ち合いはシュールで笑える。毎回ですが、ナイフの使い方とか参考になります。まあ使うことは当然無いんでしょうが。

「プロとしての礼儀」とか「また会いましょう」といったセリフなんかはユーモアたっぷりで、この状況でそのセリフ言う、というようなところ込みで最高です。

ラストシーンでの行動も、ジョンウィックらしく、たとえどんな困難が待っていたとしても決して信念を曲げないところには感銘を受けました。ただ、その後の広場から走って撤収する所はちょっとイメージと違ったんですが。

とここまで良い話ばかりでしたが、なんでしょうか、過剰になり過ぎたのと、本作内でのストーリー急展開とゲーム的な終わった感により、映画としてのまとまりが半ば破綻してきているように見えて、面白いんだけど・・・という印象に。

個別のシーンで観れば面白い、けれども映画として観ると一作目の方が完成度が高い様な。そんなことを思ってしまいました。

とりあえずこのまま三作目も観て、さらに二周し、真意を確認したいと思います。

ジョン・ウィック:チャプター2(字幕版)

ジョン・ウィック:チャプター2(字幕版)

  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: Prime Video