Blcrackreverse

Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

2023-01-01から1年間の記事一覧

星を継ぐもの (創元SF文庫)

これがハードSFの傑作なのか。 『星を継ぐもの (創元SF文庫)』 星を継ぐもの (創元SF文庫) (創元推理文庫 663ー1) 作者:ジェイムズ P.ホーガン 東京創元社 Amazon 正直こんな食らうとは思いませんでした。 名前や表紙は目にしたことがあったんですが、何とな…

ジャカよありがとう。~アーセナルvsウルヴス~

『ジャカよありがとう。~アーセナルvsウルヴス~』 こんな圧倒的な展開になるとは思いもしませんでした。 同時に、疲れからくる不調だったのかなと思えるほど、全員の体が軽い。前節の重さを考えるとなおさら、雲泥の差で、それが原因だったのであれば納得…

TAR ター

常に問われているのは自分自身。 『TAR ター』 「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド監督が16年ぶりに手がけた長編作品で、ケイト・ブランシェットを主演に、天才的な才能を持った女性指揮者の苦悩を描いたドラマ。 ドイツ…

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム

凄い体験でした。 『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』 www.youtube.com 世界的ロックスター、デビッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てたドキュメンタリー。 デビッド・ボウイ財団初の公式認定映画で、ボウイが30年にわたり保管していた膨…

アンダードッグ

実直さは人の心を打つ。 『アンダードッグ』 www.youtube.com 「百円の恋」の武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えたボクシング映画。 プロボクサーの末永晃はかつて掴みかけたチャンピオンの夢を諦めきれず、現在も“咬ませ犬”としてリ…

打つ手無しとはこういうことか〜アーセナルvsノッティンガム・フォレスト〜

前節に引き続き低調な試合でした。 『打つ手無しとはこういうことか〜アーセナルvsノッティンガム・フォレスト〜』 最近は落ち気味であっても何かしら突破口があるというか、どこかしらに希望は見えるような試合が多かった印象のアーセナルですが、この試合…

ダークグラス

らしさは個性となり、ツボになる。 『ダークグラス』 www.youtube.com 「サスペリア」「フェノミナ」などで知られるイタリアホラー界の巨匠ダリオ・アルジェントが、前作「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」以来10年ぶりに手がけた監督作。事故で視力を失…

こんなにクオリティが高いとは~アーセナルvsブライトン~

『こんなにクオリティが高いとは~アーセナルvsブライトン~』 前半は良かったんですよ。なんかデジャブ的にこんなことを書いたことを思い出しながら、また書いている気もしていますが、本当に前半は悪くなかった。 智将同士の戦いになるとこうも戦術が浮き…

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

ゲームの世界に入り込む感覚。 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 www.youtube.com 世界的人気の任天堂のアクションゲーム「スーパーマリオ」シリーズを、「怪盗グルー」「ミニオンズ」「SING シング」シリーズなどのヒット作を手がけるイルミネー…

14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫)

以前からかなり的を得たことを言う人だなと思っていたんですが著書を読んだのはこれが初めて。 『14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫)』 14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫) 作者:宮台 真司 筑摩書房 Amazon …

恐怖、セント・ジェームズ・パーク~アーセナルvsニューカッスル~

『恐怖、セント・ジェームズ・パーク~アーセナルvsニューカッスル~』 この試合は怖かった。 最初から最後まで、ここまで危機感があるゲームというのも中々珍しいんじゃないでしょうか。 開始からタフ過ぎるプレスと子気味良い距離感のニューカッスル。対す…

即時奪還せよ〜アーセナルvsチェルシー〜

『即時奪還せよ〜アーセナルvsチェルシー〜』 何が良かったってまず、全員が自信に満ちていたということですよ。 ここ数試合の展開を考えると、今までのアーセナルなら危うさを感じるじゃないですか。 ここまで勝ち上がってきているとはいえ、ちょっとしたこ…

圧倒的な恋愛味〜ラブジェネレーション編〜

これまたロンバケからの流れで観てみることに。 『圧倒的な恋愛味〜ラブジェネレーション編〜』 このドラマの放送が1997年。ロンバケの一年前なんですよね。 今回、ロンバケと並行して観ていたこともあり、ややこしかったのが出演者の部分ですね。キムタクと…

惜しかったと思えないというのが正直なところ~アーセナルvsマンチェスターシティ~

『惜しかったと思えないというのが正直なところ~アーセナルvsマンチェスターシティ~』 不安要素はいくつもある中で、それでも善戦できると心のどこかで思っていた試合前。 開始7分で見事に崩されましたが、あれはデブライネとハーランドがスーパーだっただ…

AIR エア

”価値”ということを考えさせられる、思ってた以上の名作。 『AIR エア』 www.youtube.com 「アルゴ」のベン・アフレックが盟友マット・デイモンを主演に迎えてメガホンをとり、ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を映画化。 19…

顔のない裸体たち (新潮文庫)

表の顔と裏の顔、欲望というものの実情を考えさせられる。 『顔のない裸体たち (新潮文庫)』 顔のない裸体たち(新潮文庫) 作者:平野啓一郎 新潮社 Amazon どちらかというと表現が難しめだったり、抽象度が高かったり、理解するのに時間がかかる作品が多い…

感情を狂わされる一戦〜アーセナルvsサウサンプトン〜

『感情を狂わされる一戦〜アーセナルvsサウサンプトン〜』 試合開始から予想外に次ぐ予想外。久々に我々はグーナーだったということを突きつけられ、それでも進化してきた一端も感じられたようなイカれた試合展開でした。 なんなんでしょう、最近のこの感じ…

人がドラマの主役だった時代を感じる~ロングバケーション編~

『人がドラマの主役だった時代を感じる~ロングバケーション編~』 「月曜日はOLが街から消える」と週刊誌などで言われ、このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こした。 主演の木村はSMAPの人気上昇と…

適正と戦術の狭間で~アーセナルvsウエストハム~

『適正と戦術の狭間で~アーセナルvsウエストハム~』 ここ最近、好不調でいうと若干怪しさが出てきているんですが、2位シティが猛追してきている中で、負けるわけにはいかない戦いが続きます。 なんですが、なんとなく尻つぼみで下っているような試合展開が…

やはりアンフィールドは伊達じゃない~アーセナルvsリヴァプール~

前半は素晴らしかったからこその悔しさ。 『やはりアンフィールドは伊達じゃない~アーセナルvsリヴァプール~』 試合の入りは完璧。 そこから怒涛の攻めとプレスの応酬、正直アンフィールドでここまで出来るとは思わなかった。 そんなことを考えながら、”も…

満ちていくこと~それでも、生きてゆく編~

常々思うけど、坂元裕二脚本作品は本当に人生や日々の気づきに満ちているなと。 『それでも、生きてゆく』 この作品が放送されたのが2011年だったから私自身は社会人になりたての頃だろうか。 当時から既に衝撃的だったのは覚えているし、物語がどう転がって…

ビューティー・インサイド

斬新な切り口での深過ぎる問い。個ってなんなんだろう。そんなことを考えさせられる。 『ビューティー・インサイド』 www.youtube.com 眠りから覚めると外見が変わってしまう主人公の恋愛を描いた韓国製ファンタジックラブストーリー。 男性、女性、老人、子…

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)

作画から表出する空気感と質感。 『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)』 九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (HARTA COMIX) 作者:九井 諒子 KADOKAWA Amazon 前代未聞の漫画ここにあり! 2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕が…

BLUE ブルー

本当に凄いということは。 『BLUE ブルー』 www.youtube.com 「ヒメアノ~ル」「犬猿」の吉田恵輔監督によるオリジナル脚本で、ボクシングに情熱を燃やす挑戦者たちの熱い生き様を描いたドラマ。 ボクサーの瓜田は誰よりもボクシングを愛しているが、どれだ…

インパクター達の台頭と安定感~アーセナルvsリーズU~

怪我人が出てもここまでやれるようになったかと思うと、何か感慨深い試合でした。 『アーセナルvsリーズU』 今までもそりゃ怪我人が出てという事態には何度も陥りましたが、この首位をキープしての重要な試合が続く中でのナショナルウィーク明け。ここまで見…

ベネデッタ

生き残るという生き方。 『ベネデッタ』 www.youtube.com 「氷の微笑」「ロボコップ」の鬼才ポール・バーホーベン監督が、17世紀にレズビアン主義で告発された実在の修道女ベネデッタ・カルリーニの数奇な人生と彼女に翻弄される人々を描いた伝記映画。 17世…

殺さない彼と死なない彼女

人は相性が全て。 『殺さない彼と死なない彼女』 www.youtube.com SNS漫画家・世紀末によるTwitter発の人気コミックを、「帝一の國」の間宮祥太朗&「ママレード・ボーイ」の桜井日奈子のダブル主演で実写映画化。 何にも興味が持てず退屈な日々を送る男子高…

陰の功労者あってこそ~アーセナルvsクリスタルパレス~

このタイミングでスカッドが厚くなってきたのは良いことです。 『陰の功労者あってこそ~アーセナルvsクリスタルパレス~』 パレスのヴィエラ監督が解任となり、またも解任ブーストが起きるんじゃないかと思っていたんですが、杞憂に終わりました。 今のアー…

フェイブルマンズ

映像の細部にすらその作家性は宿ってしまうもの。 『フェイブルマンズ』 www.youtube.com 「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中で愛される映画の数々を世に送り出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢を…

南瓜とマヨネーズ

淡々としたストーリー。それと対比したかのようにコントラスト強いタッチが印象的な作品。 『南瓜とマヨネーズ』 南瓜とマヨネーズ (TOKYO NEWS BOOKS) 作者:魚喃 キリコ 講談社 Amazon 恋愛ってどこか不思議なもので、合理的な行動がとれないというか、そう…