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アーセナルvsニューカッスル

やはりこの男の得点力が戻ると大きい。

アーセナルvsニューカッスル

Arsenal are back, plus motivational lessons from Steve Bruce - The Warm-Up  - Eurosport

最近調子を上げてきていたものの前節はいまいち。ですが、今回はまた戻してきました。

前節出ていなかったパーティ、ティアニー、ソアレスが出場し、結構良かったんじゃないでしょうか。

パーティとジャカのコンビだと安定感出てましたし、潰すのが早い。フィードもかなり的確で、やはりこの男は中盤に必要です。

ティアニーは相変わらず抜群に効いていて、彼がいるかいないかで、左サイドの差が出るところだなと改めて思ったり。

意外に絶妙な仕事をしていたのがソアレス。ポジショニングが的確で、飛び出しもそう。3点目のゴールシーンもプレスからの飛び出しが見事でしたし、タイミングも良い。個人的に特に良かったと思ったのが守備時のカバーリング。左サイドを破られカウンターを食らいそうになった際にかなりいい感じでカバーしてポジションをセンターにとっていたので難を逃れました。目立ったプレーじゃないけど良く効いている。そんな印象が強かったように思う試合でした。

ニューカッスルが精細を欠いていいたところもあり、これだけの点差が付いた部分もあるかと思いますが、今回の流動性は良かった気がします。

オーバメヤンに得点が戻ってきたところも大きいと思いますし、決めるべき人が決めれば勝てるという自身にも繋がったんじゃないでしょうか。

決める話でいくと、ラカゼットもそうなんですが、彼は本当に良く仕事をしていると思います。ゴールこそ無かったものの、ポストプレーの質、オフザボールでの引き出し、受けてからの判断の的確さ、フィジカル的な強さ。この布陣においては欠かせないファーストチョイスな気がしています。

FAカップに続きサウサンプトンとの連戦。以前ほどの勢いは無いものの侮れない相手だと思うので、楽しみにしたいと思います。

聖なる犯罪者

 圧倒的目力。

『聖なる犯罪者』

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信仰深き犯罪者が起こした聖なる罪 映画『聖なる犯罪者』予告編

過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描き、第92回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたポーランド発の人間ドラマ。

少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けないと知りながらも神父になることを夢見ていた。

仮釈放され田舎の製材所で働き始めた彼は、ふと立ち寄った教会で新任の司祭と勘違いされ、司祭の代わりを命じられる。

村人たちは司祭らしからぬダニエルに戸惑うが、徐々に彼を信頼するようになっていく。

数年前にこの土地で起きた凄惨な事故を知ったダニエルは、村人たちの心の傷を癒やそうと模索する。

しかしダニエルの過去を知る男の出現により、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

主演のバルトシュ・ビィエレニアが、少年院出身のダニエルと司祭トマシュという正反対の人物像を緊張感たっぷりに演じる。

監督は「ヘイター」「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」のヤン・コマサ。

最近だと映画に見慣れてきてなのか、観る前から凄く楽しみという映画は少なくなってきた気がする。そんな中での本作。

なぜだか凄く惹かれ、観に行くのが楽しみでした。観てからの印象も素晴らしく、本当に良い作品でした。

自分が好きな映画の本質というか、そういったものもわかった気がして、その意味でも良かった。

暴力的でヒリヒリするような緊迫感。画作りの緊張感もかなり好みな雰囲気と色使いで、パンフレットにも書いてあったんですが、青と緑とグレーといった冷たい色を強調した画作りに取り組んでいたとのこと。

タイトルクレジットの出し方とショットも最高のタイミングで、思わず頷いてしまったほど。

ライティングもこだわりがあったようで、明と暗が極端に描かれていた。その振り幅も作品自体のテイストに良く合っていて、自分の感覚的ともバシッと合っていた。

本当に圧倒されたのが主演のバルトシュ・ビィエレニアの目力。

存在感もそうなんですが、特に目力が強くて、空虚でダークな雰囲気かと思えば、透明で優しい目をしたりもする。その使いどころと場面が見事。

表情と状況でわかる演出と相まって、終始画面に引き込まれてしまいました。

テーマの表現と切り取り方も面白く、宗教一辺倒になりそうな主題ながら、それにもたれた日常的な問いにまでフォーカスしており、そこに見事やられました。

人は善き行いをするから善い人なのか。偽善は善なのか。赦しとは。償いとは。あらゆる人の行いに対して真摯に向き合う姿勢は本当に普遍的な問題だと思うし、自分自身の信念を問われている気すらしました。

自分自身が至った結論としては『人は多面的で弱く、弱さを知ればこそ影響力を持つ』ということ。

やはり失敗や恐れを知らない人間というのは深みに欠けるというか、何か物足りない。欠陥や欠落があってこそ、本質的な魅力や共感という感情が湧くんだと改めて思い知らされました。

年始から良い映画体験が出来ました。

余談ですが、最近ポーランド映画は良作が増えてきた気がします。ヤン・コマサ監督の最新作もネットフリックスで公開されているので気になる方は是非チェックしてみるといいかもしれません。

さらば青春の光

やはりスタイルがファッションを作るとカッコいい。

さらば青春の光

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青春映画の金字塔が作40年ぶりに上映/映画『さらば青春の光 デジタルリマスター版』予告編

1960年代イギリスを舞台に、当時流行した「モッズ」と呼ばれる若者たちの生きさまを描いた青春映画の金字塔。

細身のスーツにミリタリーコートを重ね、飾りつけたスクーターで街に繰り出し、古い道徳を振りかざす大人たちに反発する“怒れる若者たち”。

「モッズ」と呼ばれた彼らの、停滞する社会への行き場のない怒りや疎外感、刹那的な生き方を鮮烈に描き、モッズブームを引き起こした。

65年、ロンドン。細身のスーツに身を包み、ベスパやランブレッタにまたがるモッズたちのグループは、革ジャンにリーゼントのロッカーズたちのグループと敵対関係にあった。広告代理店で働くジミーは、モッズのリーダー的存在であるエースに憧れ、モッズ仲間たちとドラッグやケンカに明け暮れる毎日を過ごしている。そんなある日、海辺の街ブライトンでモッズ対ロッカーズの大規模な衝突が起こり、暴動騒ぎにまで発展するが……。

映画の原題「Quadrophenia」は、イギリスを代表するバンド「ザ・フー」が孤独なモッズ少年の物語をつづった73年のロックオペラアルバム「四重人格(Quadrophenia)」から。同アルバムがモチーフにもなっており、「ザ・フー」のメンバーが製作総指揮に参加している。

1979年に製作され、日本でも同年公開。2019年10月には40年ぶりにデジタルリマスター版でリバイバル公開。

こういう映画はやっぱり好きなんです。抜群に面白いかといえばそうでは無いんですが、ファッションとカルチャーの関係がわかるような作品って洋服好きとしては見どころが多いし、そうこうしているうちに終わってしまう。

ストーリーは千差万別だし、良し悪しもあるんだけど、とにかくそういうのが知れるのが本当に楽しい。

本作といえば『モッズ』。

タイトなスーツにモッズコートを着て、スクーターに乗る。パンクとモッズは似て非なるものでありながら似通っている部分も多々ある気がする。

とにかく若気の至りというか、『反逆』の精神をそのまま行動に移し、スタイルに落とし込む。

若い頃に確立されるスタイルって、利よりも美を取るところに清々しさとカッコ良さがあると思っていて、大人になってからそのスタイルが継承されることはあっても、大人になってから新たに身に付けるのは至極難しい。

血となり肉となり、根底に落とし込まれたスタイルというのはやっぱり見せかけのものとは違うし、それは感情や気質にも同様の事が言えると思う。

本作はモッズの代名詞ともいうべき『The Who』が製作総指揮に関わっているとあって、音楽、様式、その他含めてとにかく良い。

The Who自体好きなバンドだし、キースムーンのドラミングは本当にカッコいいと思う。タウンゼントのようなシャツにネクタイ、ダブルのライダースを合わせるスタイルなんかもかなり影響を受けた。

青春時代に抱える葛藤とそれを乗り越え、自分なりに何かを得るという経験を追体験できるという意味でも本作は素晴らしい出来じゃないかと思ってしまう。

音楽とファッション、切っても切り離せないものだと思うし、コロナ禍の今において、こういった過去が過去にあった産物とみられるように、現代の当たり前が過去の産物になってしまうかもしれないという現実に直面しながら観ることで改めて発見があるのかもしれない。

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アーセナルvsクリスタルパレス

少しの違いで大きな違い。

アーセナルvsクリスタルパレス

Arsenal Receive Kieran Tierney Injury Update After Crystal Palace Draw

また何かが足りなくなってしまいました。

サッカーってホント面白いもので、しっかりと噛み合えばそれが無類の強さになるのに、少しでも違うとまとまらない。

今回も悪くはないものの、勝ちきれないところにズレを感じました。

相手は相性的に良くないクリスタルパレス。なのですんなり勝てるとは思っていませんでしたが、これは勝てた試合でした。

序盤から右SBを中心に攻勢をかけ、何度か惜しいシーンもありました。でもやはり決めきれない。オーバメヤンがどうしたのかと思ってしまうようなパフォーマンスですし、スミスロウが若干消えがち。ベジェリンもサカと連携が取れてきているもののファイナルサードでの選択や判断が緩い。セバージョスとジャカも共に低い位置に構えてしまっている為どうしても前線への推進力が鈍ってしまう。

ラカゼットは相変わらずの存在感で、彼がいるかいないかで中盤の軸が出来るか否かというくらいポストプレーが光ります。

ティアニーも同様で、彼が出場していないと左の推進力がこうも変わるのかと改めて思い知らされました。

レノの神がかったシュートストップが無ければむしろ負けていたと思うとやはり何かが噛み合っていないのかと。

それにしてもパレスの前線は驚異的で、ザハ、ベンテケ、タウンゼントの連携は一瞬気を抜けば決められてしまう怖さを感じました。併せて、エゼも良い選手で。ザハのような性質を持ちつつ、柔軟性も持ち合わせている気がするので今後どうなるか。

とりあえず次節ニューカッスル戦。マルティネッリも数日で大丈夫だったようですし、パーティも今回の調整でスタメン入りするかもしれません。マガリャンイスも大丈夫でしょうし、ティアニーも戻ってくるかと。そういった意味でも色々と楽しみなところです。

ガンダム熱再び~機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争編~

周期的に訪れるブームの様なものがあって、今回はガンダム。その中でも『ポケットの中の戦争』が改めて良かったので。

ガンダム熱再び~機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争編~』

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「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 Blu-rayメモリアルボックス」 8月29日発売!!

一年戦争を少年の目線で描いたガンダムシリーズ初のOVA

ガンダムシリーズ初のOVA作品であり、「機動戦士ガンダム」の生みの親であり育ての親でもある富野由悠季総監督以外の手で初めて制作された作品でもある本作。

これまでの、ガンダムを操る側からの視点で描く手法ではなく、アル少年とジオン公国軍新兵のバーニィという2人の主人公を軸に、ガンダムを倒す側の視点で描いた意欲作となる。

またその後のガンダムサーガに「裏面史」という作劇方法を確立させた先駆け的作品ともなっている。

2年ほど前にも訪れたんですが、その時はこの作品が未視聴でした。改めて観ると、このOVAは本当にクオリティが高い。初期OVAとは思えないほど作画も演出も物語も素晴らしい。

細かい描写も素晴らしくて、特に好きなのが前半と後半のCM切り替わりに入るアニメーション。

単純にカッコいい。

あの辺ってホントセンスが出るところだと思うんですけど、本編との整合性と狙い過ぎてないバランスが最高。

カッコいいでいうとこのシリーズはファッションも中々良くて、バーニィのブルゾン+デニムをさらっと着こなすバランス感覚とか配色のバランスも見事。アメカジとも言い切れないけど野暮過ぎずのバランスが妙にカッコいい。

他にもなんか良いなと思わせる場所が多くて、舞台設定となるサイド6と戦争との距離感であったり、時期がクリスマスであったり、1年戦争末期の話であったり、主人公であるアルとバーニィの関係性であったり、その他の人物の絡みだったり。

とにかく観ていて良い感じに引き込まれてあっという間に終わる。

全6話というのもコンパクトにまとまっていて観やすいし、それでいて映画的な満足感もある。

何といっても序盤から終盤への物語の展開がリアルかつ残酷で、戦争というもののあり方や捉え方について再度考えさせられる。

正義についてもそうで、立場や環境、年齢や境遇、あらゆるものからある種必然的に刷り込まれた正義をそれぞれが抱きながら、葛藤し見つめ直していくところにグッとくる。

子供向けと侮るなかれ、子供は純粋な教養として、大人は自分を見つめ直し、社会を見つめ直す良い機会を与えてくれる作品になっていると思う。

映画もそうだけど『良いものは廃れない』。

やっぱりガンダムは深いい話テンコ盛りの素晴らしいシリーズだと改めて再考しました。

極めるとスタイルになる~常田大希 破壊と構築編~

昨年末から楽しみにしていた番組だったんですが、やはり最高でした。

『極めるとスタイルになる~常田大希 破壊と構築編~』

King Gnu常田大希、長期密着ドキュメンタリー番組放送:「常田大希 破壊と構築」【音楽】


[常田大希 破壊と構築]「2992」作曲 常田大希(millennium parade/King Gnu) | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」テーマ音楽 | NHK

King Gnuのブレインであり、他の活動も目立ってきた常田大希。

彼のどこか反逆的で繊細かつフラットな雰囲気に昨年から強く引き込まれておりました。

その楽曲制作、生い立ち等の背景に迫るドキュメンタリーだったんですが、やはり色々と只者じゃなかった。

地位や権力といった概念からある種の自由を得るために、東京藝大をあえて中退したということは知っていましたが、それ以外にも色々と興味深いことが知れました。

特に小澤征爾さんが指揮をとるオーケストラでの体験が常田さんの根底にある音楽への軸になっているというのが驚きでした。誰にでもルーツはあると思いますが、そのルーツと自己の積み上げのハイブリッドによるオリジナル性の構築。この辺がすごく面白いところだなと思いましたし、自分のそういったものは何なのかと考えさせられたり。

音楽に向き合う姿勢が見れたり、その雰囲気、ファッション、過ごし方、その辺がサラッと見れるので、少しでも興味がある方は観て損無いかと思います。

それにしても楽曲作りの定点カメラ映像は色々と刺激を受けた。あんなに頭の中のイメージを具現化することを自然とこなすとは。その後の150トラック使用しての件も中々の衝撃です。

再放送が2021年1月13日(水) NHK総合午前1:19~午前2:03で行われるようなので気になる方は是非チェックした方がいいかと思います。

負け犬の美学

負けても負けない。

負け犬の美学

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映画『負け犬の美学』予告編

アメリ」でヒロインの相手役を演じたマチュー・カソビッツが、家族のために奮闘する落ち目のボクサーを熱演したフランス製ヒューマンドラマ。

最盛期を過ぎた40代のプロボクサー、スティーブ。彼は愛する家族のため、そして自分自身の引き際のために、欧州チャンピオンの練習相手に立候補するが……。

劇中のボクサー、エンバレク役には、WBA世界スーパーライト級王者のソレイマヌ・ムバイエを起用。

監督はこれがデビュー作となるサミュエル・ジュイ。2017年・第30回東京国際映画祭コンペティション部門出品(映画祭上映時タイトル「スパーリング・パートナー」)。

年々、負けることやチャレンジすることに及び腰になってきている気がする。経験が邪魔しているのか、恥ずかしさなのか、とにかく積極性が薄れてくる。そんな年始に本作は痺れた。

年末に格闘技経験者と話す機会があり、そのことで再びの興味を持った格闘技。そして、観たい作品リストに入れていた中から本作をピックアップ。このチョイスは間違って無かった。というか良過ぎた。

フランス映画らしい作りで、基本的には何も起きない。それなのにカメラワークや表情の機微などから物語の豊かさに膨らみを持たせてくる。こういうどこと無い説得力を積み上げていく映画は好きで、ハマると強い。あくまでも個人的にですが、本作は見事にハマった。

完全に負け組だし、カッコ良くもない。そんな主人公の人との関わり方を通して、日常を丁寧に見せることで、不思議とカッコ良く、誇らしく思えてくる。

子役の演技も素晴らしく、屈託無い表情や発言から主人公である父親との良き関係性を彷彿とさせるし、母親との関係性も自然で、日常の積み上げがその人となりを作り、真のプライドを作るのだという妙な説得力が出てくる。

前にカメラワークが良いと書いたが、これが個人的に一番秀逸だと思っているところで、絵画的に日常を切り取る。優雅に、それでいて普通の日常を撮ることで、どことなく親近感を得られるし、なんとなく心地良く感じてくる。この塩梅が不思議で、写実的過ぎない小物使いとか日常性がそうさせてるのかもしれない。

ボクシングシーンも絶妙な見せ方で、下方向ないし隙間からの一見観づらくなるような視点から撮ることで、逆にその対象を意識させる。この荒さが起きている真実性を晒しているし、あえて映さないシーンにもこだわりを感じる。ラストでのあえて見せないシーンには憎い演出を感じた。

カメラワークの部分でもそうなんだろうけど、本編を通してずっと感じたのが『心地良い対比性』。チャンピオンと落ちこぼれの主人公だったり、動的なカットと静的なカットだったり、勝ちと負けであったり、表面上の見え方と内面の豊かさだったり、試合時の当事者と観客の視点であったり。

この対比性が何も起きない物語にドライブ感を与えているし、映像のナチュラルな美しさが心地良さを担保している。そんな両輪を持って与えられる映像に気付けば泣いていた。

なぜ泣いたのかわからない。そこまで感傷的になるシーンだったわけでも無い。それなのにそれまでの積み上げにカタルシスを感じ、ただ泣けてきた。

頑張る人は耐えられる人だし、勝った人が負けた人より偉いわけじゃない。続けることの大切さを丁寧に描いた本作だからこそこれだけのカタルシスがあったんだと思う。そして、それをただ気持ちよく見せるだけじゃなく、そういった人でも感情の浮き沈みがあり、決して聖人君子ではないという風に描いていたのも良かったんだと思う。

結果として、チャンピオンに公開スパーリングで馬鹿にされた後言われた「本当にすまなかった、君は勇敢だ」と言うセリフ、終盤で、子供が主人公である父親に言った「私のパパだから」、そして最後の試合前に妻に言われた「立派だわ。オロールもオスカルもパパが自慢」といったセリフが出てきたのだと思うとまた泣けてくる。

負けたり失敗したりすることを恥じることなく、何もしないことを恥じる人間になりたいと思った。

年始から良い映画に出会えました。

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