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Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

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人生は将棋に近い!羽生善治の考える決断する力を感じる一冊『決断力』

最近はなんとなく将棋がアツい。 小学生~中学生くらいだったですかね。当時、なぜか将棋に興味があって、将棋教室なんかにも通っていたんですよ。 でもそこからはめっきりやっておらず。でも、漫画などはちょいちょい見ていて、その流れからまた興味が出て…

【文豪ボストン・テラン】春休みに読んだ『神は銃弾』がヤバすぎる! 心抉るダークノワールの世界へようこそ

春休み、以前から気になり買っていたけど手をつけられていなかった小説を読もうと思い、手にしたのがこちら。 神は銃弾 (文春文庫) 作者:ボストン・テラン 文藝春秋 Amazon まさかこんなに食らうとは思いもしませんでした。 本にしろ映画にしろ音楽にしろ、…

実体の無さはすべてに存在していることなのかも『ある男』

どうしても原作から読みたい作品ってあると思うんですよ。それは漫画でも小説でも。その意味で平野さんの作品は全てそういうところがあるなと。 この作品もあらすじからして興味深く、目の付け所というか、思考の巡らせ方がとにかく好み。 ある男 (文春文庫 …

『青春の光と影』―『ストロボライト』が浮かび上がらせる、時間の美しさに魅了される

「『青春の光と影』―『ストロボライト』が浮かび上がらせる、時間の美しさに魅了される」 ストロボライト 作者:青山 景 太田出版 Amazon 君が好きになったのは、――本当に<私>? 気鋭・青山景、待望の最新作 だから書かなくてはならない。 知るために。 夜…

【SF漫画】幸せの価値観を問いかけるSF作品『ロボサピエンス前史』

この作品以前どこかで紹介されていて気になっていた漫画の一つだったんですよね。 「【SF漫画】幸せの価値観を問いかけるSF作品『ロボサピエンス前史』」 未来。ヒトと同じようにロボットが闊歩する世界で、ヒトは、ロボットは、どう生きるのか。 手塚治虫文…

水のような感動が広がる物語: 『海、のち晴れ』が描く心の波

個人的に水が瑞々しい映画や本っていうのは前から好きで、この作品も表紙に惹かれて手に取った一冊。 「水のような感動が広がる物語: 『海、のち晴れ』が描く心の波」 海、のち晴れ 作者:高見 奈緒 イースト・プレス Amazon 家にも学校にも居場所がない“とよ…

美味しさと奇妙さが交錯する不思議な饗宴!『カモフラージュ』で見つかる異世界の魅力とは?

アイドル云々じゃなく、単に文学が好きなんだなと感じられる。そんな短編の集まり。 「美味しさと奇妙さが交錯する不思議な饗宴!『カモフラージュ』で見つかる異世界の魅力とは?」 カモフラージュ (集英社文庫) 作者:松井 玲奈 集英社 Amazon いつもより荷…

独自のテイストが光る!羽海野チカの『スピカ』で広がる希望の世界

羽海野作品の中で個人的に一番馴染み深いのがハチクロなわけですが、なんとなく彼女の作品が読みたくなり、まずこの短編を。 「独自のテイストが光る!羽海野チカの『スピカ』で広がる希望の世界」 スピカ ~羽海野チカ初期短編集~ (花とゆめコミックス) 作…

『出版禁止』の読後感: ミスリードと考察の楽しみ

「『出版禁止』の読後感: ミスリードと考察の楽しみ」 出版禁止(新潮文庫) 禁止シリーズ 作者:長江俊和 新潮社 Amazon 放送禁止といえばちょっとした話題になった深夜ドキュメンタリーだと思うんですが、これが当時なかなかに衝撃的だったんですよね。 一…

奇想天外、爆笑、からの予想外の収束感『外天楼』

「奇想天外、爆笑、からの予想外の収束感『外天楼』」 外天楼 (講談社コミックス) 作者:石黒正数 講談社 Amazon 外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。 エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……? 謎を秘めた姉…

未完の武士道から感じる古き良きメンタリティ:『死ぬことと見つけたり』

「未完の武士道から感じる古き良きメンタリティ:『死ぬことと見つけたり』」 死ぬことと見つけたり(上)(新潮文庫) 作者:隆慶一郎 新潮社 Amazon 死ぬことと見つけたり(上下)合本版(新潮文庫) 作者:隆慶一郎 新潮社 Amazon 死ぬことと見つけたり(下…

時間軸の遊びと宇宙人の視点:『スローターハウス5』の不思議な魅力

「時間軸の遊びと宇宙人の視点:『スローターハウス5』の不思議な魅力」 小説はワケのわからない物語を提供してくれるから好きだ。特に海外のそれは、文化的、社会的な背景の違いからなのか、よりワケのわからなさがある気がする。 そんな今回は「スローター…

星を継ぐもの (創元SF文庫)

これがハードSFの傑作なのか。 『星を継ぐもの (創元SF文庫)』 星を継ぐもの (創元SF文庫) (創元推理文庫 663ー1) 作者:ジェイムズ P.ホーガン 東京創元社 Amazon 正直こんな食らうとは思いませんでした。 名前や表紙は目にしたことがあったんですが、何とな…

14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫)

以前からかなり的を得たことを言う人だなと思っていたんですが著書を読んだのはこれが初めて。 『14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫)』 14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫) 作者:宮台 真司 筑摩書房 Amazon …

顔のない裸体たち (新潮文庫)

表の顔と裏の顔、欲望というものの実情を考えさせられる。 『顔のない裸体たち (新潮文庫)』 顔のない裸体たち(新潮文庫) 作者:平野啓一郎 新潮社 Amazon どちらかというと表現が難しめだったり、抽象度が高かったり、理解するのに時間がかかる作品が多い…

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)

作画から表出する空気感と質感。 『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)』 九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (HARTA COMIX) 作者:九井 諒子 KADOKAWA Amazon 前代未聞の漫画ここにあり! 2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕が…

南瓜とマヨネーズ

淡々としたストーリー。それと対比したかのようにコントラスト強いタッチが印象的な作品。 『南瓜とマヨネーズ』 南瓜とマヨネーズ (TOKYO NEWS BOOKS) 作者:魚喃 キリコ 講談社 Amazon 恋愛ってどこか不思議なもので、合理的な行動がとれないというか、そう…

残響

考えることでリンクする共鳴感が心地良い。 『残響』 残響 (中公文庫) 作者:保坂 和志 中央公論新社 Amazon この小説は主題の『残響』の前に『コーリング』という作品も併載されているんですが、共に受ける印象は近しいものを感じる。 保坂作品を読んだのは…

幻獣ムベンベを追え (集英社文庫)

未開への地への好奇心赴くままに。 『幻獣ムベンベを追え (集英社文庫) 』 クレイジージャーニーという番組に出ていた丸ゴンこと丸山ゴンザレス。 彼が出ているyoutubeを以前から観ていたんですが、この動画で紹介されていたのを見てから気になり過ぎまして…

黒い家

狂気的な描写がリアル過ぎる。 『黒い家』 黒い家 (角川ホラー文庫) 作者:貴志 祐介 KADOKAWA Amazon 貴志祐介さんは小説を読み出した時から好きな作家さんで、本を読んでいるだけなのにゾワゾワするというか、ホラー映画を観ている時のような、ある種独特な…

男ともだち

憧れる関係性と思いつつ、葛藤もあるのが異性間の友情なのか。 『男ともだち』 これも以前から気になっていたものの、積読状態になっていた一冊。 自分自身は男なので、タイトルに反して逆の立場になるというわけですが、それでも共感してしまうのがこの作品…

夜とコンクリート

読むとホッとする感覚。 『夜とコンクリート』 画のタッチが独特で、トーンの使い方もそう。 柔らかいのに使われているのは角ばったものばかり。 色使いも基本は黒と白と極端なのに何故か優しい感じがする。 それはストーリーに関係していることもあると思う…

終の退魔師―エンダーガイスター―

いちいちギミックがカッコいい。 『終の退魔師―エンダーガイスター―』 a8adscript('body').showAd({"req": {"mat":"3N68R8+EIQLWY+3250+BWGDT","alt":"商品リンク","id":"3SuonJI-g7-t0KXlcO"},"goods": {"ejp":"h"+"ttps://video.unext.jp/freeword?query=%…

オルフェオ

小さなことが人生を支配する。 『オルフェオ』 オルフェオ 作者:リチャード パワーズ 新潮社 Amazon この作者の小説は以前から読みたいと思っていたものの中々読めておらず、ようやく読めました。 はっきり言って海外文学などを全く読んでいない人は難しい言…

失はれる物語

自分が小説を読みだしたきっかけが伊坂幸太郎さんと乙一さんだったんですよね。 久々に乙一作品が読みたくなって読みだしたのがこの短編集。 『失はれる物語』 失はれる物語 (角川文庫) 作者:乙一 KADOKAWA Amazon やっぱり独特の世界観、というかダークファ…

と、ある日のすごくふしぎ

とにかく不思議で奇妙な感覚。 『と、ある日のすごくふしぎ』 と、ある日のすごくふしぎ 作者:宮崎 夏次系 早川書房 Amazon タイトルにもあるようにホント不思議な作品。 短編集になっているんですが、全てが不思議で全てが何となくわかる。 作画を見るとほ…

青い春

松本大洋作品ってそこまで真剣に観てこなかったんだけど、やっぱりなんか惹かれるものはあるなと思う。 『青い春』 ワードセンスとか、ちょっとした仕草だったりとかコマの割り方だったりとか。 映像を観ているわけでは無いのに、流れるように入ってくるダイ…

何もかも憂鬱な夜に

一人の人間は全ての人間の縮図。 『何もかも憂鬱な夜に』 何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫) 作者:中村 文則 集英社 Amazon 中村文則さんの作品はいくつか読みましたが、これはやっぱり好き。 彼の作品は常に人間の内部を晒すものが多い気がしますが、本作は…

十角館の殺人

ある一言に驚愕する。 『十角館の殺人』 十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) 作者:綾辻行人 講談社 Amazon 今まで読んだミステリー小説の中でもかなりハッとさせられた作品でした。 ミステリー物によくあるのが、複雑すぎて気付かないト…

ぼくらのフンカ祭

友達のかけがえのなさ。 ぼくらのフンカ祭 (ビッグコミックススペシャル) 作者:真造圭伍 小学館 Amazon デビュー作「森山中教習所」で各漫画ランキングにランクイン。 通な方面に話題を呼んだ、真造圭伍(しんぞうけいご)の最新作。 過疎の町、金松町は火山の…