「ハヴァーツ、存在感光る!11分プレーで見せた華麗なヘディングゴール『アーセナルvsブレントフォード』」
11分、マガリャンの体の使い方、外側への押し出しでボール死守
12分、ライスの好判断過ぎるゴールカバー
51分、マガリャンのコースを限定させる守備さすが
78分、ハヴァーツのボールの受け方からのターン。投入直後にしてはスムーズでキレがある。
ブロック厚かったですね。
アーセナル自体の強度も高くなかった気がしますが、それでもブレントフォードの守備ブロック形成は早かったし、固かった。
とりわけ5バックの戻りが早いんですよね。
前線の流動性も悪くなかったとは思うんですけど、中々崩しきれなかった。
オフサイドになったトロサールのゴールは惜しかったですね。あれは完全に崩し切った感じだっただけに、相当悔しかった。
代表ウィーク明けで疲れていた印象も拭えなかった気もしますし、まあそういうことにしておきましょう。
実際キレが無かったのはそれが原因だと思いますし。
ブレントフォードの攻撃はいたってシンプルで、前線二枚で頼みますスタイル。
これでやり切れてしまうのが凄いわけですが、これが意外にも驚異的だったんですよね。
なのでアーセナルも守備に翻弄させられました。
久々に入ったラムちゃんも試合に馴染めず、2,3度ほどらしくないプレーがありましたね。
気負ってしまったのか、感覚を取り戻せていなかったのか。いずれにせよギリギリで仲間の協力もあり防げたのは良かったですが。
個人的にこの試合はスタッツ以上にマガリャンが良かったなと。
スタッツだとサリバの方が上なんですが、なんか際の場面で良いプレーが目に付いたのがマガリャンだったんですよね。
普段以上に細かい気遣い、カバーリングやポジショニングが出来ている印象。
だてにサリバとタッグを組んでいないですよ。改めてその辺を再確認しましたね。
それにしてもハヴァーツは良かったですね。
PK以外の純粋な流れからのゴールは初得点。
入りの78分にあったプレーから調子悪くなさそうだぞと思っていたんですが、念願のゴールまで決めてしまうとは。
しかもあの局面で、あの落ち着いたコースを狙ったヘディング。見事でした。
11分しかプレーしていないにもかかわらず、存在感もありましたしね。ゴール以外にも。
改めてで言うと、ライスが久々にスタメンでアンカーの位置に入りましたが、低い位置でもさすがとしか言いようがないプレーっぷりで。
以前にもましてフィットネスが高まっていることで前線との連携、ビルドアップ時のポジションと、守備面以外でも良くなっている印象でしたね。相変わらず守備時の危険な局面では抜群の察知力とフィジカルで防ぎますし。
あわや同点と思うような試合でしたが、勝ち切れたのは良かった。
では。