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ハチャメチャな熱量『アーセナルvsニューカッスル』

厳しい、だけど熱い一線でした。

「ハチャメチャな熱量『アーセナルvsニューカッスル』」

プレミア屈指のスタジアム、セント・ジェームズ・パーク

まずもって個々の雰囲気とサポの団結力がヤバすぎでしたね。

試合開始前から物々しく、始まってからも画面越しでの圧が半端ないのよ。そう考えると選手たちの心境たるや。

それもあってかニューカッスルがイケイケで来るのは目に見えていたんですが、アーセナルもそれに呼応する形で全然負けていなかった。

でも結果は。

まず、2分、サリバの落ち着いた対処。危うさもあるが2人相手にあのポジションであれが出来るのは良くも悪くもサリバだから。

7分、ここでもサリバ、ジョエリントンに対して迫力あるタックルが見事。

10分、ジョルジのワンタッチ、華麗だわ。

14分、冨安を筆頭に3人で襲いかかるプレスは迫力ありました。

18分、ライスの推進力が凄まじい。

22分、またライス。ライン際でのタフさ、プレー強度の落ちないヤバさ。あんなギリギリでここまで。

23分、そしてまたライス。プレスが来るのわかっていての体の使い方が見事。

25分、ジョルジ先輩のナイスカバー。

44分、サリバの死守からの冨安突破が見応えあり。

47分、冨安のトラップ後のボールの置き方良し。

53分、サリバの対応とホワイトのカバーが良き。

もうこれ以降はただただ期待しかなかったですよ。気持ち的にも選手の動きを見ていても。

だけどゴールが遠かった。そしてニューカッスルの強度が落ちなかった。

何なんですか。このニューカッスルの全員二人分くらい動けるタフさ。これが最後の最後まで途切れないし、交代で入った選手も同様の熱量で来るヤバさ。どうかしてますよ。

それでもあの雰囲気の中、最善は尽くしたと思いますよ、選手も監督も。

いつももう少しと思っていたハヴァーツも頑張ってました。

実際両チームでのデュエル数に関してはトップでしたし、かなりタフに厳しく、チャレンジしてましたよ。

イエローが出た時は、危険な香りもしましたが、それでも要所要所で良く繋げていた気もしますし。

ボックス内での脅威がもう少しあるとなお良いんですけどね。どうしても怖さが無い気はしてしまう。

ライスとサリバも良かった。

ライスはこういう強度高い試合でこそ真価を発揮するといいますか、普段以上に全てのスキルが全面に出ている気がする。

それくらいパーフェクトだった。

ポジショニング、キャプテンシー、フィジカル、気迫、ボールコントロール、精度、タスク。

あらゆる部分が研ぎ澄まされ、これだけタフで連続性のあるゲームの中においてひときわ輝いていたんじゃないでしょうか。

サリバも同様。

前回のキヴィオルと比較するのもあれなんですが、彼だから出来ると思ってしまうようなプレーがかなり合ったよなと。

特に球際やプレー選択の多彩さみたいなものは顕著に出ていて、ギリギリの中でこそ求められるソリッドなプレーが多かった。

逆を言えばミスればアウトなんですが、サリバはそれをミスらない。

人間なんでミスをすることも当然あるにはあるんですが、その頻度が極めて低く、最近のアーセナルではカバーリングも柔軟にされることで、保険もできている感じ。

改めて昨シーズンの後半に彼がいなかったことがかなり影響していたことが証明された気がします。

ただね、この試合全員良かったんですよ。

それぞれのタスクを皆が総力で戦っていた印象を受けましたし、それがプレーからビンビンに感じ取れ、ニューカッスルもですがアーセナルもかなり熱かった。

ではなぜ負けたのか。

まずウイング2人(サカ、マルティネッリ)が抑えられ、ドリブルのスペースが無かったのは痛かったですかね。

いつもほど躍動している印象も薄く、その隙を与えてもらえなかった。

同様に両SBの上がった時のスペースも無いため、攻撃が停滞してしまうというか。それに加えてプレスが早いし、その強度も高い。

そして、キャプテンウーデの不在。彼がいれば、もう少し違いもあったのかもしれませんね。右でのサカとの連携もいつものように柔軟に行えた可能性がありますし、別角度からのスペースへのアイデアあれば打破できた局面も合ったのかも。

とはいえ何度も言いますが全員良かった。交代選手も含め。

となると単純にニューカッスルの勢いと集中力が神がかっていたんですよ。悔しいですが。

あとはあのジャッジですよ。

自分もそこまでジャッジに対して強く思うことは無いですが、これはさすがに。

あれが無ければせめてドローには持ち込めていたと思うと、痛い敗戦でした。

それ以外にもジョルジへの肘打ちやハヴァーツへの報復的なプレーもあった気がするので、コミコミでちょっとなぁ。と思ってしまいます。

まあ気持ちを切り替え次はCL。

では。