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バイバイ、ブラックバード

人は人とある。

『バイバイ、ブラックバード

バイバイ、ブラックバード

バイバイ、ブラックバード

 

高良健吾が好きで、彼が出ていたドラマを観ようと思ったんですが、まず原作から読みたくて。

なんとなく原作から観たい作品と映画やドラマといった映像から観たい作品があって、本作はその前者。

原作の伊坂幸太郎は自分が本を読むきっかけになった作家でもあったんですが、大人になってからはその話の展開に若干の抵抗があり、遠ざかっておりました。

最初に読んだ『チルドレン』が懐かしく、それを読んでいた学生時代を懐かしく思います。

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

この作品は伏線の張り方と回収の仕方含め、とにかく読みやすく、引き込まれる名作でした。

話は逸れましたが、そういった経緯もあって、まず、原作から。

あとがきにもあったんですが、これは太宰治のグッドバイオマージュも多少あるらしく、その構成は結構踏襲されていたように思います。

この小説も5股している女の子たちに別れる為に、会いに行くというもの。

その具体的な理由は最後までわからないのですが、とにかくそれだけの話なんです。いわば別れのロードムービー

なんですが、出てくる人物たちの癖がとにかく強い。そして話している内容であったり、現実離れした出来事も癖が強い。それが本作の魅力であって伊坂作品という気がします。

主人公と行動を共にする繭美というキャラクターが出てくるんですがこれまた最高に癖が強い。

そんなわけわからない登場人物たちが出てくるとあれば、個人的には大好物なわけでして。読んでいると結局最後は人だよな。と思わされるし、人があってこその自分なんだよなと思わされます。

良い形か悪い形かは別にして、何かをしたり、それらを共有したり、怒ったり、笑ったり、泣いたりというのは到底一人ではできないわけで、そんな当たり前のことに気付かせてくれるという意味でも面白い作品なんじゃないでしょうか。

とにかく人間のリアルな群像劇、人によって見え方が違う自分という存在についての些細な日常を垣間見たい方にはオススメかと思います。そして私はドラマを見たいと思います。

原作とどう異なった印象を受けるのか。何か引っかかることがあれば、また取り上げたいと思います。

連続ドラマW バイバイ,ブラックバード DVD BOX

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  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: DVD