改めて凄さを再認識。
『藤井風という男』
NHKでの特集もついこの前の事ですが、9月初旬に公開された無観客日産スタジアムでのライブは素晴らしかった。
アーカイブとして今も残っているんですが、その時は聞き流していた感じで、しっかりと腰を据えては聞けていなかったんです。それでも良さは存分に伝わってきていましたが、先日改めてしっかりと、酒を飲みながら視聴。
1時間という短い尺ながらも素晴らしいの一言。
音像やアレンジの多彩さ。普段の雰囲気や話し方とは打って変わった、演奏時の迫力。そのどれもが今の日本人アーティストとは異なるような世界観に圧倒されました。
本人もインタビューで言っていましたが、ピアノに対する姿勢。幼い頃からさほど高くないピアノに触れていた為、打感が独特のビートを生む。そんなピアノの打感すら楽器の一部として取り入れ表現する所をダイレクトに感じさせてもらいました。
しかもそれを無観客かつ、ピアノ一台引き語りでやるとは。恐れ入りました。
とにかく今後の活躍含め、まだまだ気になるところです。