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なんだか既視感があるような~アーセナルvsエバートン~

久々に圧倒的相手の熱量により、敗北してしまいました。

『なんだか既視感があるような~アーセナルvsエバートン~』

Arsenal FC | LondonWorld

まあリーグ戦を戦っていけば、こういった相手ともいずれは出会うわけで、これはチームどうこうということ以上に、チーム状況、要は監督が変わったり、移籍したり、降格圏にあったり、CL出場がかかっていたり、ダービーだったり。そのした、タイムリーなチーム状況によってチーム自体がメチャクチャ強くなる時って絶対にあるわけで、今回のエバートンはまさにそれ。

ダイシDNAが少しかもしれないけど注入され、クラシカルな英国サッカーのスタイルが各選手に呼応した状況。

エバートンもタレント自体は揃っていますし、ホーム戦。なおかつアーセナルってグディソン・パークと相性がよろしくない。そんなこんなでこの結果です。

でも、アーセナルも決して悪かったわけでは無く、僅差でやられたという感じでした。とはいえ下のスタッツを見れば明らかなエバートン勝利。ボールポゼッションはアーセナルが70%でしたから、いかにボールを持たされていたが何もさせてもらえなかったか。枠内シュートもアーセナルの方が多いわけですから。

【左エバートン 右アーセナル

なんか全体的にアーセナルが機能していなかった感じも否めなくて、もちろんエバートンの守備が固かったのもありますけど、なにか今一つ噛み合っていないというか、常勝前のチームを見ている感覚もありつつ。

特にホワイトとエンケティアが疲労なのか、パッとしないプレーが多かったような。

ホワイトは前節でもその感じはありましたし、対峙する相手が快速でスキルフルだったりすると、構造上仕方が無いんですけど、少し手こずるのかなと。

エンケティアはプレー自体はそこまで悪くなかったと思うんですが、4-5-1みたいな感じでライン感が狭く、スペースが無い状況だとボールを引き出したりといった技術が少し足りないような気も。タッチ数も22と少なめでしたし。

特に今回なんてバチバチに狭く、かつ駆け付ける選手の数と密度も半端無かったですから、相手が良過ぎたところも当然あるんですが、そこをなんとかお願いしたい。

そういった状況でも打破できるような引き出しなんかも身に付けていけるとトップクラスのFWも夢じゃないですからね。

今冬移籍してきた選手も交代で入りましたけど、彼らもそこまで活躍の場は無く。

ジョルジーニョはまだまだ意思疎通というか、ちょっと感覚的なズレがまだあるようなプレーが多かった気がしますが、これはこれからでしょう。

トロサールは意外に良いんですよね。相手の逆を突くのが上手いというか、ポジショニングにしても、ドリブルにしてもそう。オンザボール、オフザボール問わず、相手の虚を突くのが上手いなと。あと一歩のシーンも何回かありましたし。

エバートンの話も少ししておくと、オナナ、ドゥクレ、ゲイエ、こういった選手のスペース感覚とカバー範囲は脅威でしたね。しかもその能力値も高いときてるから、余計に厄介。

マクニールとイウォビをアーセナルのウイングに付かせて、挟み込むというのもサイドを封じる良い戦術でしたね。それも彼らの運動量とフィジカルあってですが。

その他の選手のことも考えると、なぜこんな選手がいるチームが最下位争いをしているのか。全く理解不能です。まあそれもプレミアならではなんですが。

いずれにせよここで立ち止まるわけにはいきません。次節のブレントフォードを経てのシティ戦。絶対にここで負けるわけには・・・。

では。