このファッションストーリーは抜群に良かった。
『ブランディングが素晴らしい、そして洋服との調和もGOODなファッションストーリー~NICENESS Sophie Isogaiヴィジュアル編~』
デザイナー郷裕一が手がけるブランド NICENESS (ナイスネス)がフォトグラファー Sophie Isogai (ソフィー・イソガイ)をクリエイティブパートナーに迎えて制作したキャンペーンヴィジュアル「Some Humming Songs」を公開。“東京での日常”を切り取ったファッションストーリーを制作した。
洋服を見る時にこうした別のクリエイションを良いと思うことって少ないんですが、これはトータルクリエイションが良い。
このヴィジュアルって、ファッションとしての良さももちろん、写真としてのクオリティも高いし、何よりこの写真のテイストが単純にブランドと合っていて、抜群にカッコいい。
切り取り方も凄く好みで、何気ない日常を切り取っているだけなのに、バランスが絶妙なんですよ。
余白の使い方とかも上手くて、なんか個人的にツボというか。
写真なんて好き嫌いはひとそれぞれだと思うので、まあ単に好みなんだと思うんですよね。
カラーリングのバランスなんかも絶妙で、スタイリングされた画角とはいえ、色の合わせ、取り入れ方が上手い。着ているもの以外の映り込みも計算され、マジでばちっと決まっている。
陰影の使い方もそうで、影があるから光が生きるという感じの質感表現とかニュアンス表現も素晴らしい。
とにかくルック含め、ブランディング、そして純粋な写真としての素晴らしさも込みで最高の試みでしたね。
この写真集出ないかな。ブランドの冊子的な感じでは出てるんでしょうか。ちょっと機会があれば聞いてみようかな。
では。