マフィアに感情移入してしまうところにこの映画の良さがある気がする。
「フェイク」
FBIの潜入捜査官とマフィアの男、生きる世界の違う2人の男の友情と葛藤を描いた実話に基づく感動の物語。
元FBI潜入捜査官だったジョゼフ・ピストーネがリチャード・ウーリーと共同で執筆した回想録『フェイク/マフィアをはめた男』(集英社文庫)を、「クイズ・ショウ」のポール・アナタシオが脚色。
監督には「フォー・ウェディング」「恋する予感」のマイク・ニューウェルが当たった。製作は「スリーパーズ」のマーク・ジョンソン、バリー・レヴィンソン、ルイス・ディジアイモ、「クイズ・ショウ」のゲイル・マトラックス。製作総指揮はパトリック・マコーミックとアラン・グリーンスパン。撮影は「ダイナー」「グッドモーニング,ベトナム」のピーター・ソーヴァ、音楽は「いつか晴れた日に」のパトリック・ドイル、美術はドナルド・グラハム・バート、編集はジョン・グレゴリー、衣裳はオード・ブロンソン=ハワードとデイヴィッド・ロビンソン、メインタイトル・デザインは「ミッション:インポッシブル」のカイル・クーパー。主演は「ヒート」のアル・パチーノと「ニック・オブ・タイム」のジョニー・デップ。共演は「ボルケーノ」のアン・ヘッチ、「フランキー・ザ・フライ」のマイケル・マドセン、「スリーパーズ」のブルーノ・カービー、「パンサー」のジェームズ・ルッソほか。97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第7位。
観始めは唐突のようでいて単調な展開。そこから一気にマフィアの世界に飲み込まれていきます。
正直ジョニーデップがどうかと思いましたが、意外にもハマっていて、最後には感情移入してしまいました。
なんか最近は「一人マフィア映画祭り」状態で、マフィア映画ばかり観ています。
この映画もそうですけどマフィアには良いか悪いかは別にしてスタイルがあることを痛感するし、意外にも一般人以上に人間味があるようにも思います。
現代って人間関係も希薄だし、人と接しなくても何でもできてしまう世の中。これが逆に本質的な人間味を削いでいるような気がしてしまいます。
そういったものへのアンチテーゼとして、自分なりの指針を持って生きていくカッコ良さみたいなものに惹かれているのかもしれません。
映画を観始めた原点であり必要不可欠な要素がマフィア映画にはあるように思います。
まあそんなことを抜きにしてもカッコ良さだけで惹かれている点もあるんでしょうけどね。
まだまだマフィア映画祭りは終わらなそうです。
とりあえずレザージャケットが欲しくなってしまいました。最近はストリート系の格好が増えていますが、こういった格好に回帰する日もそう遠くないと思ったり思わなかったり。
ファッションはカルチャーやスタイルから。
改めて再認識させられます。
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