観れる時間は限られていたんですが行ってきました。
「OCCULT」
今回のテーマは「OCCULT(オカルト)」。「隠されたもの」を意味するオカルトは、私たちが生きる社会に時折センセーショナルに現れるが、すぐに消えてしまう。でも、その姿が消えた後も、残像が残り、私たちの記憶としてレコードされていく。現実の狭間に切り撮った展示作品群は、独特な色合いや光、違和や不穏を与える空気が漂う。
制作に2年の歳月をかけたというTAKAMURAさんは「オカルトをテーマにした写真は私の知る限り他にはありません。あるとすれば……UFO写真か心霊写真くらいでしょうか。オカルトの持つ怪しくいかがわしい、それでいてどこか笑ってしまうような感覚を、写真表現できれば面白いに違いないと信じている。オカルトと写真の相性の良さは抜群で、展覧会をみていただけたらきっと楽しんでもらえると思う」とコメントを寄せる。
オカルトがテーマの写真展ということで気になっておりました。
やっぱりどんな展示もそうですけど、その場に足を運んで観ることに価値があるなと思わされました。
どこにでもある風景だけど、色彩や構図でこうもオカルト感が出るのかと思わされる作品の数々。
個人的に一番好きだったのがこの写真。
ツインピークスというタイトルの写真があったり、サントラが使われていたり、その場の雰囲気もどことなくオカルトな雰囲気で溢れておりました。
ポジフィルムのネガなんかも展示されていて非常に興味深かったです。そして綺麗でした。
やっぱりポジも一回撮ってみたいなと思わされました。
そして改めて写真は切り取る人の意思と感覚が全てなんだと思わされたり。
とにかく観に来て良かったです。