Blcrackreverse

Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

Blcrackreverse

クリード/チャンプを継ぐ男

私自身ロッキー世代ではないのですが、純粋にいち映画として傑作でした。

クリード/チャンプを継ぐ男」

スターウォーズも然りですが、こういった大作の続編作りって相当なプレッシャーだと思うんですよ。そんな中でも非常に良くできた作品だと思いました。

ロッキーが再び立ち上がる。親友アポロの息子をチャンピオンにするために。

元ヘビー級王者アポロ・クリードの愛人の息子アドニスは、
生まれる前に死んだ父を知らずに育つ。

だが、その血に流れる戦いへの情熱は抑えられず、
かつて父と歴史に残る激闘を繰り広げたロッキー・バルボアを探し出し、トレーナーを依頼する。

一度は断るロッキーだが、親友アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、
アドニスをチャンピオンにすると決意。

果たして絶対的不利なアドニスと、かつての英雄ロッキーは奇跡を起こすことができるのか! ?

監督は本作が初の長編作品ということですが、その事実にも驚きです。画のトーンや音響効果等、若い感性が確実に入っているなと思う一方で、往年のロッキーを踏襲している部分も要所要所あり、カタルシスが半端ないです。

自分がこの映画で一番しびれたセリフがあって、ロッキーがクリードに対して言う何気ないセリフ。

「もう許してやれ、恨むと自分が辛くなる」というシーン。これは深いなと思いました。

誰もが人生において抱える悩み、それって次第に悩みから恨みに変わり、最後には何も残らないといった最悪の結末になることがほとんど。大なり小なりね。

それに対して誰かであるとか何かを恨むのではなく今の自分を信じ最善を尽くすことの必要性を感じました。

それができるのもロッキー自体がそれを体現しているから感じることだし、説得力もあります。やはり生きる伝説はただものじゃないなということですね。

とにかく元気とやる気が出る映画なので寒い時期にぴったりかと思います。内側から熱さを。 

 

ZEROⅢ~始まりの場所編~

前回は中華街到着時点で8~9時を回っていたのですが、今回は早めに周り始めた為、6時前には到着しました。

前回同様、中華街の雰囲気は観光客も多く、撮る意欲がお互い湧かなかったので、早々に撤収しました。

そこから大桟橋へ向かいます。記憶だとその道中で鏡状の謎なオブジェが多数並んでいる場所を通るはずですが・・・

ありました。

f:id:Blck:20161229182719j:plain

反射を利用して撮影したのですが中々面白かったです。右上のネオンサインが効いてますね。

さぁ、大桟橋へと向かいましょう。

f:id:Blck:20161229185119j:plain

f:id:Blck:20161229185352j:plain

大桟橋では当然のようにカップルだらけですが、お構いなしで進みます。やはりここのスペーシーな夜の雰囲気、非常に好みです。

f:id:Blck:20161229191409j:plain

f:id:Blck:20161229191741j:plain

f:id:Blck:20161229191903j:plain

撮影もほどほどに最終目的地である赤レンガへと向かいます。

f:id:Blck:20161229193709j:plain

7時半過ぎには到着しました。これにて終了です。こうやって思い出の場所を周ると、懐かしさの中に新鮮味もあって非常に良かったです。完成次第この「ZERO」のZINEについてもアップしたいと思います。

最近気になる雑誌の特集

 ここ数か月のGRINDの特集が非常によいです。

12月号が「STYLE with JAZZ + HIPHOP」。最近では映画や漫画なんかでも取り扱われることが増えてきているJAZZ、音楽シーンでも海外チャート含め盛り上がりを見せるHIPHOP。この両者を各界のカルチャーを牽引するアーティストが紹介するという特集。

GRIND(グラインド) 2016年 12 月号 [雑誌] (STYLE with JAZZ + HIPHOP)

GRIND(グラインド) 2016年 12 月号 [雑誌] (STYLE with JAZZ + HIPHOP)

 

 1・2月合併号は「PRODUCT and ART」。これも最近ありがちな部屋特集では無くて、クリエイティブを刺激するモノにフォーカスした特集とそれにまつわるカルチャー話。

GRIND(グラインド) 2017年 1・2 月合併号 [雑誌] (PRODUCT and ART)

GRIND(グラインド) 2017年 1・2 月合併号 [雑誌] (PRODUCT and ART)

 

 共通しているのがより絞り込んだコアな特集。昔読んでいた雑誌ってこうだったなと思わせてくれるようなわくわく感。雑誌の役割ってこういう事なんだろうなと勝手に思ってみたりします。

雑誌の発行部数が減ってきていたり、雑誌自体が廃刊になってきたりしていますが、キーになるのが実際に手に取り、わくわくできるような特集を組めるかどうかがな気がします。

ZEROⅡ~始まりの場所編~

前回と同じく祐天寺で昼食をとました。昼食も同じ場所、マクドナルドです。当時の感覚がこの場所でも蘇ります。

祐天寺から中目黒で最初の目的地もかなり曖昧なもの、神社のような場所でやっていた縁日です。はっきりいって時期が違い過ぎて全く気づける気がしません。

f:id:Blck:20161229142507j:plain

見当もつかないのでそれらしい神社などを周ります。中々ピンとくる場所がなく、諦めかけていたところ、祐天寺駅近くに1箇所だけ行ってない場所があることに気付きました。

もう中目黒駅周辺にいたので、とりあえず2つ目の目的地だった横断歩道に先に行ってみることに。ここは二人とも完全に覚えていたので速攻で到着しました。

f:id:Blck:20161229150405j:plain

f:id:Blck:20161229151607j:plain

f:id:Blck:20161229151238j:plain

そこで数枚の写真を撮った後、先ほどの祐天寺近くの場所へ行ってみることにしました。周辺まで来ると、「間違いなくここだ」と確信します。予想通り前回とは雰囲気が全く異なるものの辿り着けました。

f:id:Blck:20161229155619j:plain

こんなに近くにあったのになぜ気づかないのか不思議なものです。まあ前回は住宅街を適当に歩いていただけなので無理もないですが。

とりあえず辿り着けたので再び出発です。電車に乗り中華街へと向かいます。

ZEROⅠ~始まりの場所編~

昨年に書いた企画の件ですが、完成しました。とりあえずその道中を書いていきたいと思います。

撮影日は2016年12月29日。

企画内容は至ってシンプル。我々が最初に写真を撮りに行った場所を今のベストなかたちで撮ってみようといったもの。

いわゆる再録ならぬ再撮りですね。撮影コースも同じにしようということだったんですが、7~8年も前のことなので正直結構痺れました。

思いのほか変わっていない場所も多かったので、当時を思い出し懐かしくもありました。ここまで撮るぞ、と意気込んで撮ることもない為、それも新鮮で良かった気がします。

コースは「中目黒→代官山→祐天寺→中目黒→中華街→大桟橋→みなとみらい」という従来のコースで周りました。我ながらACTRASHLYなルートだなと思いつつスタートです。

中目黒駅に到着したのが11時。本日の打ち合わせを兼ねて軽くお茶をしてスタートします。何もしていないのに休憩というのもなんですが・・・

中目黒をスタートして最初の目的地への手がかりは大きい広場のようなものがある公園。

f:id:Blck:20161229120938j:plain

f:id:Blck:20161229121751j:plain

f:id:Blck:20161229122056j:plain

ここかと思った公園は雰囲気的に似ているものの、違いました。

f:id:Blck:20161229122853j:plain

f:id:Blck:20161229123019j:plain

前回訪れたのは夏、今回は冬ということで景色も異なり、探すのも難航したんですが、間違いなくここだという場所を発見しました。しかしながらここでは気になるものが無く撮影しておりません。こういったことが今回の写真旅の醍醐味です。

ちなみに上記のおじさんが寝ている写真は前回に今回撮らなかった公園で解放中という看板の横で寝ていた写真へのオマージュです。

f:id:Blck:20110716151300j:plain

まあ我々にしかわかりませんが。

そこから何となく歩いていくと次の目印である代官山の高架へ辿り着きました。

f:id:Blck:20161229125218j:plain

f:id:Blck:20161229125808j:plain

意外にも身体が覚えているものだと感心しつつ代官山の駅へと向かいます。

f:id:Blck:20161229125434j:plain

代官山に到着です。

f:id:Blck:20161229131018j:plain

f:id:Blck:20161229131305j:plain

f:id:Blck:20161229131520j:plain

f:id:Blck:20161229132043j:plain

そこから電車で祐天寺へ向かいます。

ドント・ブリーズ

年明け一発目の映画館。颯爽とホラーから幕開けです。

チラシにもある通り20年に1本の恐怖でした。もちろん良い意味で。

f:id:Blck:20170111230027p:plain

サムライミが関わっているだけに歴代ホラーへのオマージュ、独特のやってしまった感。相変わらずで何よりです。とりわけ「悪魔のいけにえ」オマージュと思われる箇所がいくつか見受けられ、終始にんやりでした。

本編冒頭は俯瞰視点でのロングショットから始まります。その冒頭シーンが意味ありげで何とも不気味なんです。クローズアップされるにつれていよいよといった感じです。

ストーリは

サム・ライミ製作、リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督による、全米でスマッシュヒットを記録したショッキングスリラー。強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。 

といった定番の展開。唯一変わっている展開なのが盲目の老人が登場すること。

とにかくサウンドと演出が細やかでスクリーンに釘付けにされます。観ているこちらがドントブリーズ状態。

88分と思えない濃密さで鑑賞後の肉体疲労感は半端ないです。

盲目の老人の一興一足に目が離せず、無音の世界観に引きずり込まれるため、常時緊張状態に陥ります。

まぁ言いたいことは一言ですね。

「盲目の老人=最強で最高かよ」

ということです。

ラストシーンも含みを持たせた終わり方なので余韻を引きずり、劇中の細かい点含め、語りたくなること間違いなしです。

絶対に劇場で体感すべき作品かと思います。

あっ、忘れてましたが「白い液体」には要注意です。それだけ覚えておけば間違いなく楽しめます。

CLICK

先日ライトな映画が観たいなと思いまして、こちらの映画を観ました。

「CLICK」 

こちらは邦題が「もしも昨日が選べたら」ということなのですが個人的に昨日だけを選んでいるわけじゃないという点で安直すぎると思い、原題のCLICK」を使っています。

ストーリー自体は至ってシンプルなもの、主人公がひょんなことから自分の生活を自由にコントロールできるリモコンを手に入れて・・・という誰もが一度は憧れるであろう想像モノ。

テンポも良く、2時間も無い作品なので非常に観やすかったです。ただし思った以上に考えさせられ、最後には泣いてしまいました。それくらい感情移入し易く、自分だったらどうするかといったことを終始考えさせられました。

人が嫌だと思うことも楽しいと思うことも、全ては経験しているから感じることであって、その経験を全て思い通りにコントロールできるとしたら果たして生きるとは何なのか、そういった生きるという本質に訴えてくる作品です。

要所要所にコメディータッチの部分もあるので気楽に観られる点も良いかもしれません。

とりあえず休み明けの日常に対する感覚をポジティブに変えてくれる良作だと思います。このタイミングで観てよかったです。

連休明けからやる気が出ない方、是非オススメです。 

もしも昨日が選べたら [DVD]

もしも昨日が選べたら [DVD]

 
もしも昨日が選べたら [Blu-ray]

もしも昨日が選べたら [Blu-ray]