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ポゼッションの成果は薄いがグディソンでの勝利は大きい~アーセナルvsエバートン~

「ポゼッションの成果は薄いがグディソンでの勝利は大きい~アーセナルvsエバートン~」

Everton 0-1 Arsenal: Leandro Trossard strike helps unbeaten Gunners  overcome winless Toffees - Eurosport

またしても気持ち良い試合では無かったですが、苦手にしていたグディソンパークでも勝ち切れたというのは結果として収穫ですね。やっぱり今期は底力が付いてきているなと。

怪我人が出てきているのもあると思うんですが、最近の試合はなんかバチっと嚙み合わない印象なんですよね。特に攻撃時にその感が出ていて、ある程度のところまでは形が作れてもフィニッシュが上手くいかないといいますか。

ポゼッションを見ると74%とかなり支配しているところを見ても、エバートンとの戦術的な違いは感じるんですが、決め手が中々。ポゼッションでテンポ出して揺さぶりながら刺したいというのは感じるんですけどね。

実際この試合でもエンケティアがチャンスに絡めているシーンは少なかったですよね。66分出場してタッチ数10でしたし。

逆にこういう時に単騎突破で頼りになるのがマルティネッリだと思うんですが、24分で負傷交代。まあベンチに戻っていたので軽傷だとは思うんでですが、彼の貪欲なゴールシーンはさすがでした。

惜しくもオフサイドでしたが、絶対に諦めない姿勢みたいなものを改めて感じるわけですよ。攻守へのハードワークを見ても明らかですしね。

ヴィエイラも交代で入った時ほどインパクトは無かったですが、フィジカルで劣ることも無く、やっぱり積極性みたいなものが出てきたなと。

マルティネッリとの関係性も良好そうで(実際私生活でも仲良し)それがプレーでの関係性にも良く出ている。惜しくもオフサイドで取り消しになったマルティネッリのゴールへのスルーパスも良く見えてましたし、タイミングもばっちりでしたからね。

ライスも安定してますよね。こういうフィジカルが強いチームと当たった時に感じる安心感といいますか。CB2枚の前にこれだけ守備範囲が広いアンカーがいるというのはやはり心強い。

地味にロングボールも5/5と攻撃時も良いフィード多かったですし。ポジション取りなんかも含め気が利いてる。強いて言うなら何度か打っても良いなと思うシーンがあったんですが、これが打てるとなお良いんですが。それでも守備時のトランジションの速さと読みは素晴らしく、いつでも危機に立ち塞がる感が半端ないなと。

相変わらずというか、ホワイトってホント良いキャラだなと。

完全に個人的な意見ですが、ふてぶてしく見える振る舞いに粛々とこなすプレーの数々。やってやった感は全く漂わせないのにやってのける感じとか含め、レベルが高い。

実際にスタッツを見ても、バランスが取れ、やることはやっている。

それにしてもトロサールはクオリティ高いですね。予想以上にフィットネスが高い。

前からいたような阿吽の呼吸を感じますし、テンポが良く、攻守にわたって抜け目ない。

ゴールシーンに関してもあの局面であそこに反射的に蹴れるあたりも準備が出来ていればこそですし、いちいち技術が高いんですよ。

まあ左サイドでの連携という意味で言うとまだ弱いところはあるかもしれませんが、全体として観た時にわかっているプレーが多いことがなにより。

いずれにせよ選手層が厚くなったのはこれからのCLを考えると心強いですね。

その意味では初出場のラヤもセーブ等での見せ場は無かったですが、足元の安定感と、CBに加わる動きなんかは余裕さを感じさせ、正GK争いにも拍車がかかりますね。

兎にも角にも2017-18シーズン以来6シーズンぶりにグディソンパークで勝利出来たのはメンタル的にも大きな収穫。

次はCLか。問題はどのタイミングからWOWWOWに入るかだな。

では。