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Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

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The Kings by 平野太呂

以前に引き続き平野太呂氏が今年発売した二冊目の写真集の話を。こちらは「TOKYO ART BOOK FAIR 2016」で購入してまいりました。

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正直、こちらの写真集はコンセプト的に思い入れがあるようなものではなかったので躊躇しておりました。ですが見てみるとポートレートの構図感覚やいつも通りの水色の色彩表現に惹かれ、装丁も完璧なものだったので購入してしましました。

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追記:意外にも平野氏は写真集で人を撮っていない(写真集以外ではかなり撮っていますが)こともあり、新鮮さを感じたのも惹かれた理由かもしれませんが。

こちらも購入の際にご本人に伺ったのですが、「LACC」は数年かけ、撮影しているのに対して、本作は数日で撮影したとのことでした。

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というのもメンフィスで行われるエルビスのコスプレをしたファンが集う、エルビス祭りに合わせて撮影しており、このお祭り自体が数日間の開催の為、それに合わせて撮影したとのことでした。

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ある意味「LACC」との対比で、時間をかければよい写真が撮れるわけではなく、タイミングも非常に重要なんだと再認識させられました。

ちなみにエルビス(偽)を撮影対象にしたのもアメリカンノスタルジー的な意味合いが強かったからとのことです。

こちらもまだ在庫がある場所もあるかと思いますので興味ある方はお早めに。

ちなみに写真集の限定冊数にし、出来る限りロープライスで販売しているのは買われた方が損をしないようにとのご本人が配慮してのことだそうです。

いやー関心です。そしてありがとうございます。

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アーセナル降臨

最近も相変わらずサッカーを観ているんですが、今期はとりわけアーセナルがすごい。まあ個人的に好きだという意味ですが。

アーセナルの印象は正直「毎シーズンそつなく上位にいるチーム」くらいなものでそんなに好きなチームではなかったんですが、今期のエジルのスーパープレーぶりにかなり惹かれております。 

  まあ他の選手もいい感じの選手が揃っていますし、ヴェンゲル監督も相当なやり手なので元から観応えはあったんですけどね。 

アーセン・ヴェンゲル  ―アーセナルの真実―

アーセン・ヴェンゲル ―アーセナルの真実―

 

 ということで何も言わずにこちらを観ていただければエジルの今季の凄さがわかるかと思います。


【メスト・エジル】屈指の司令塔!神クラスのスーパープレイ集 2016

とにかくMFなのかFWなのかわからないスーパープレーの数々。もはやストライカーと言っても過言ではないですね。

昨季とは別人と思えるほどの変わりっぷり。昨季も良かったので変わったというよりプラスアルファによる進化といったほうが正確かもしれません。

直近ではベジェリンやサンチェス等の代替えが効かない主力の離脱が目につきますが、彼の攻守にわたる活躍で持ちこたえてくれるでしょう。

ちょっとアーセナルにハマりそうです。

 ちなみにスマホタブレット

live.line.me

で「スポナビライブ」というチャンネルがありまして、毎節1試合、リーガとプレミアの試合が無料で観れます。PCだと生でしか観れないのですがスマホタブレットでは一定期間観れるのでかなりおススメです。

ブルーバレンタイン

やっぱりライアンゴズリングは素晴らしいですね。

本日は「ブルーバレンタイン」はっきりいって最近はライアンゴズリング祭りですね。


『ブルーバレンタイン』予告編

「プレイスビヨンドザパインズ」「ドライブ」と個人的に好きな俳優トップ3に急上昇しましたが、本作も予想に反せず最高でした。 

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 映画自体のストーリー構成もさることながら、自分自身の映画とのシンクロ率が半端なく、ラストシーンは自然と涙が出てきたくらいです。

冒頭からどことなく漂う重苦しい空気感。その時点では理由が全く分からないのですが徐々に理由もわかってきます。

普通のこういった映画であれば、恋愛中の絶頂期であるとか最悪期などを描くものが多い中、本作では恋愛の絶頂期である結婚前と最悪期である離婚前を同時進行で描いており、その落差がえげつないほどのふり幅を作り出しています。

誰もが一度は経験するであろう事柄を非常にリアルかつ生々しく描かれています。なぜこんなに生々しいのかと思えば、監督の実体験に基づいて撮られているそうです。

ラストシーンでのライアンゴズリングの背中を見ていると今後の登場人物達の人生がどうなっていくのか、考えずにはいられないところです。

その後のエンディングもまた良い演出で、本作一番の盛り上がりと思われるフラッシュバックシーン。華やかな演出とは対照的に、どうしようもなくやるせない感情でいっぱいになります。それによって一気に現実へと引き戻される感じです。

これも一言でいうなら

「恋愛に限らず人の感情に絶対はない」

ということを痛感させられます。当然なようでいて渦中ではどっかにいってしまっている感情。何とも言えない感じが今でも自分の中を渦巻いております。

ブルーバレンタイン [Blu-ray]

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ブルーバレンタイン [DVD]

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新たなる出発Ⅱ~横須賀どぶ坂通り商店街編~

引き続きです。

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サインが良いのも然ることながらカラーリングも独特なんですよね。

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神社と英字サインのアンバランスさだったり。

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なんとなく日本と違うバランスだったり。

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こういったポールや電気ボックスからも感じ取れるアメリカンスタイル。

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横須賀の港方面もちょっとしたアメリカンを感じられて、良い感じでした。

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それにしてもこのレンズ、1.4のボケ感トロトロだな。色味も大好物です。

まあ今後も「underTØWN」として何かしら活動していこうと思います。

新たなる出発Ⅰ~横須賀どぶ坂通り商店街編~

今回新たに中学の同級生で色々やっていこう的な話になりまして、手始めに写真を撮りに行きたいとのことで行ってきました「横須賀どぶ坂通り商店街」。

何でも形から入るタイプなのでクルーネームを作成しました。

「underTØWN」

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色々と意味合いはあるんですがそれはそれとして。我々のみが知るというところで。

話は戻りまして、どぶ板通り商店街。何となくアメリカンな雰囲気のところに行きたいねといった話から始まりまして、気軽に行ける近場からのチョイス。

正直商店街自体はさほど面白味のあるところは無く、規模的にも小さい印象でした。まあ近辺に横須賀中央や軍艦が泊まっている港などもあるのでそこら辺もふらふらしてきました。

ただ、規模的に小さいながらサインや雰囲気など、要所要所にアメリカンというか異国感のようなものは漂っており、意外に楽しかったです。

到着は10時半。大体そうですが喫茶店からスタートです。結局スタートしたのは11時半。さらにそこからブックオフへ向かい少しディグってからのスタート。今回もいい収穫がありました。こういった中古屋は土地柄が出るというか面白いですね。

まずは昼過ぎだったのでネイビーバーガーを食べに向かいました。時期もあってか5分ほどで入店できました。そこから注文し、小一時間ほど待ちましたが喋っていたので意外にあっという間でした。

自分が注文したのはプレーンバーガーというベーシックなバーガーとポテト、ドリンクのセット。ボリュームがすごく、まさに肉を食べているといった印象。食べごたえもあったし美味しかったです。

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navyburger.com

それから商店街周辺を往復し、個々に興味あるものを撮っていました。

これはライブハウスかな。

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劣化具合が良い。

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とにかくサインの雰囲気も良い。

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これなんてネーミングが。NEW TOKYOってかっこ良過ぎでしょ。

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長くなってきたので次に続きます。

Figure 8 by Elliott Smith

久しぶりの「俺の名盤」紹介です。紹介したい名盤は相当あるのですが何分更新が追い付かないのでこんな感じで地道に紹介していきたいと思います。

本日はエリオットスミスの「Figure 8」です。ちなみにこれは個人的生涯ベスト10に入ると確信しております。

ラジオで流れてきた「LA」に一発で心を奪われたのが本作との出会いでした。


LA - Elliot Smith

アルバムアートワークも目を引くデザインで、ポップアート的な印象を受けます。楽曲事態もアートワークにみられるようなポップさと混沌さを内包したものが多く、なんともいえない不思議なアルバムです。

この不思議さが聴いていて心地良いというか惹かれてしまう魅力なのかもしれません。そして美しいストリングスとアコースティックに近いサウンドながら感じる絶対的なロック感、これらが見事に調和し、詩的な歌詞も相まって最高のアルバムに仕上がっているかと思います。

捨て曲はゼロですがおすすめ曲は1、6、7、14、17です。しつこいようですが全て完璧です。強いて言えばの曲なので悪しからず。

音をかき鳴らさなくともロックは奏でられる。それを証明してくれるような良作です。 

フィギュア8

フィギュア8

 

ドライヴ

やっぱりライアンゴズリングはカッコいいですね。

個人的に観始めた瞬間引き込まれる映画は当たりが多い気がするんですが、これも当たりでした。

「ドライヴ」 

ドライヴ [Blu-ray]

ドライヴ [Blu-ray]

 

 冒頭からタイトルバックまでの数分間、何とも言えない緊迫感で一気に引き込まれました。前回の「プレイスビヨンドザパインズ」ではバイクでしたが、今回はタイトルでわかるように車です。 

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 車自体は地味だけど最高にかっこよく見える。この地味だけどというのがポイントで、全体を通して車にしろ格好にしろ、カーチェイスシーンにしろ、ほとんどのシーンにおいて派手さはないんだけど、この映画というフィルターを通すと良く見えてくる。そこに本作の魅力があるように思います。

ただし突如登場する殺しのシーンに関しては地味というより過激な演出が光りますが。このバランスの冥利もこの映画ならではかと思います。

音楽の使い方も上手くて、世界残酷物語の曲が使われているところなんか最高です。

こういう事ってあんまり無いのですが、この映画を観ている最中ずっと頭から離れない言葉がありました。映画を一言でいうと的な感じなのですが、これからこういった一言で映画を締めていこうかと思います。

ということで今回は

「画面越しに伝わるヒリヒリする臨場感」です。

ではまた。