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これはサーフムービーなのか?いや違うけど笑える『上島ジェーン/上島ジェーンビヨンド』

「これはサーフムービーなのか?いや違うけど笑える『上島ジェーン/上島ジェーンビヨンド』」

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「上島ジェーン」

お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜平が映画初主演を果たしたサーフィンドキュメンタリー。「地球を感じる」ため、日本有数のサーフスポットとして知られる千葉県志田下にやって来た上島と、後輩芸人の有吉弘行に密着。地元サーファーらとの交流や、次から次に巻きおこる事件、そして上島に訪れた淡い恋の行方を追う。監督は、「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」のマッコイ斉藤

 

「上島ジェーンビヨンド」

お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵が映画初主演を果たし、上島がサーフィンに挑戦する姿を追ったドキュメンタリー「上島ジェーン」(2009)の続編。後輩芸人の有吉弘行から、前作で波に乗れなかったから芸能界の波にも乗れないのだと指摘された上島は、再びサーフィンに挑戦することを決意。売れっ子で多忙になった有吉に代わるサポート役として肥後克広を連れ、千葉・志田下の海を再訪した上島は、恋の誘惑や幾多のトラブルに見舞われながらも、今度こそ本気でサーフィンに取り組むべくシニア大会への出場を決めるが……。監督は前作に続きマッコイ斉藤が務めた。

これをサーフムービーと呼ぶかと言われると考えものかもしれませんが、単純にサーフィン込みのドキュメンタリーとして捉えると、面白かったですね。

まず話のプロットがあるようで無いんですよ。完全にネタでしょと言いたくなるような展開しかなく、その設定がクソ過ぎて笑える。

海より女なサーフムービーって。

これは褒め言葉として言ってますが、控えめに言って、サーファーとしてのメンタルは皆無ですし、なんなら人としてのメンタリティーも疑わしいくらいですよ。

もちろん映画のために演じているという前提に立ってのことですが、それが妙に笑えるんですよ。

海にいたら絶対問題起こすだろうなと自信を持って言えるような感じ。ここに自信を持って言えてしまう時点でギャグですし。

出てくるキャラも個性的な方が多く、設定と相まって、終始コミカルなんですよね。そこに圧倒的にクズな上島さんのテイストが加わることで、変に積み上げられていくサーファー的な違和感の連続。

両作ともとんでも無いほどガチ感があるトラブルや喧嘩もあるんですが、そこはマジで一触触発ですからね。

わかっていてもこれは揉めるだろうなというようなシチュエーションだけに、リアルにどうなるんだろうと若干緊張感すら漂います。

この映画を観てサーフィンをしたいと思う人がどれだけいるかは別として、設定としてはやっている人ほど伝わってくるシュールさがあるかと。

個人的には2作目の方がツボで、よりポンコツさに拍車がかかっているしシチューエーションのぶっとびも前作以上。

チープさと滑稽さに磨きをかけるとこうなるんだろうなという、バカさ加減前全開のコメディさがツボでしたね。

改めて言いますけど、これをサーフムービーとしてみると絶対に違いますからね。あくまでもサーフィンが出てくるコメディとして観た方が楽しめる作品じゃないでしょうか。

まあ夏に気軽に観るにはいいかもしれません。

何気に夏感もあるし、ゆるく楽しめるかと思います。

では。