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インパクター達の台頭と安定感~アーセナルvsリーズU~

怪我人が出てもここまでやれるようになったかと思うと、何か感慨深い試合でした。

アーセナルvsリーズU』

Jesus inspires Arsenal to keep distance from Man City

今までもそりゃ怪我人が出てという事態には何度も陥りましたが、この首位をキープしての重要な試合が続く中でのナショナルウィーク明け。ここまで見事に勝ちきってくれるとは。

序盤こそ押しこめるものの、これといった決定打に欠け、結局ジェズスのもらったPKからの得点のみ。

流れと言うか、形が良い状態で、得点だけが決まっていないなら良かったんですが、なんかいまいちパッとしないというか、今一つバシっとはまっていないような試合展開。

いつもならここで繋がるのにとか、ここにズバッと縦パスが入ってとか、そんなモヤっとした状況が続いた前半でした。

それでもスタッツを見ても明らかに押し込んでいたのは間違いないんですが。

【左アーセナル 右リーズU】

ただしそれも後半開始47分で一気に流れが変わります。

マルティのエグいアシストからのホワイトのエグいシュート。

右サイドのがサカ不在、トロサールが入っており、悪くは無かったものの、やはりいつもよりは連携、脅威的に少々インパクトが弱かった。

そこへきてのいつも通りのマルティ単騎突破が警戒され、それでもぶち破る男の脅威。

そんな左サイドへ意識が向かっていた中での閃光一発右ホワイトぶち抜き弾。

入ってくるタイミングもそうですが、あの弾道のパスをあのままぶち込むとは。足元のスキルも当然ですし、それ以上にあれだけ上下動のタスクをこなしていてあの精度。ホワイトも完全に一段上がってきた気がします。

あとジャカのシュートも痺れましたね。ウーデのアシストも完璧なボール過ぎて、その先にドンピシャで待ち構えるジャカ。それを難なく決め切りという流れ。最高過ぎます。

そして、今回は何と言ってもジェズス。

正直言って、前半の序盤はらしいプレーも見られるものの、本調子なのか怪しかったり、試合勘が完全には戻っていないのかなと思えるようなシーンが多々あり。

とはいえクオリティは高いんですよ。ただジェズスのポテンシャルを考えると、まだまだというか、そんな印象だったわけですよ。

それが徐々にギアを上げてきて、これぞジェズス的なポストプレーや裏を取る動き、ボックス内でボールを受けてからの判断や細かいタッチといった良いプレーが見られるようになってきてからはさすがエースの風格。

安定感が出ますよね。彼が入ると。

トロサールとの関係性も悪くなかったですし、アーセナルというチームに芯が通るというか、幹の部分が安定するだけで、こうもブレなくなるんだなと改めて思わされました。

実際プレーエリアも広いですし、受け手からのキープ力がありますからね。

得点も結果的に2得点と自信も付きそうですし、とにかく次に繋がる収穫としては大きかったんじゃないでしょうか。

クリーンシートとはなりませんでしたが4-1というスコアは全く問題無い結果。いよいよ、見えてきた気がします。

余談ですが、解説の中でアルテタが控え選手の事を”インパクター”と呼んでいるとのこと。これ凄く良いですよね。

各リーグで首位の変位が起きていますが、このインパクターという呼び方やチームとしての構造含め、それ自体にも新しい風が吹いてきている気がしてなりません。

では。