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ビーチ・バム まじめに不真面目

 人生楽しんだもん勝ち。

『ビーチ・バム まじめに不真面目』ポスター画像


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「GUMMO ガンモ」「スプリング・ブレイカーズ」のハーモニー・コリン監督が7年ぶりに長編映画のメガホンをとり、「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーが放蕩の詩人を演じた人間ドラマ。

かつて1冊だけ出版した詩集が大成功を収め、天才と称賛された詩人ムーンドッグ。その後はずっと資産家の妻に頼り、パーティ三昧で酒とマリファナと女に溺れる生活を送り続けてきた。

フロリダの太陽と海に囲まれながら自由気ままな人生を謳歌するムーンドッグだったが、ある出来事をきっかけに、新しい詩集を出版しなければ無一文になるという窮地に陥ってしまう。

ムーンドッグの親友を人気ラッパーのスヌープ・ドッグ、資産家の妻を「グランド・イリュージョン」のアイラ・フィッシャーが演じる。共演に「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロン、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のジョナ・ヒル。気鋭のデザイナー、ハイディ・ビベンズによる個性的な衣装にも注目。

正直ハーモニーコリン監督作品って、好き嫌いが完全に分かれると思うし、個人的にも好きな作品とそうでない作品がある。でも、何となく頭に残るところもあるし、ゆるく観られるところもある気がして嫌いではなかった。

本作もその感はたっぷりで、正直この時間じゃなかったら観ていて退屈だったかもしれないとは思う。

物語上の展開もほぼ無く、あってもダラダラしたものだし、進んでいる感もほぼほぼ無い。それでも良いなと思うのが、この空気感。

忙しなく生きる現代において、自分と向き合い、自分に素直に生きる。これって危ない側面や悪の部分も当然あると思うけど、とにかく一度は憧れるものだと思う。

やれと言われて出来るものでも無いし、気付かないうちに出来なくなってくる。全てに対して懐疑的であったり、悲観的であったりという感覚でなく、もっとポジティブに『今』を生きるにはこういった感覚も必要なのかもしれない。

奥さんに起こる出来事も、かなり淡白に描かれているようでいて、その後の演出などから愛の深さを感じるし、実際の愛ってそういうものなんだろうなと思ったりもする。

ラストシーンでのカタルシスはそうした自分自身でかけてしまった束縛に対する、ある種の開放を感じたからグッときたのかもしれない。

まあ話自体が面白かったかといわれると疑問符は付くかもしれないが、こんな時だし肩ひじ張らずに気楽に観るにはちょうどいいのかもしれない。