今月というか最近では珍しくかなり聴き込んだアルバムでした。
Pinegrove『Marigold』
紛れもなく名盤となるであろう要素を持った作品で、アルバムの構成も最高です。どこか土臭く、砂埃を感じさせながらもキラキラとしたストリングスに情景が浮かぶようです。エモやロックにフォークを足した音に最近ハマっているのも個のアルバムがきっかけだったことは間違いないです。とにかくアルバムとしての完成度が高いのでアルバム通して聴くことをおススメします。
次も同じくフォークを感じさせる名盤。
Big Thief『Two Hands』
このアルバムは昨年から多少聴いてはいたんですが上記の『Marigold』をきっかけに聴き直したところ、これまた良さを再認識しました。来日するものの東京公演はソールドしており、なぜ去年チケットを取らなかったのかと痛感させられます。
本作は前作のアルバムと対を成していて、前作が天、本作が地という構成。
前作も名作でしたが個人的には本作の乾いた空気感とボーカルのAdrianne Lenkerによる声色がマッチしたところが魅力的でした。