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ストレンジャーシングスが最高過ぎた!

以前から良さげだとは思っていたもののここまでとは。

ストレンジャーシングス」

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観たいとは思っていたものの中々観る機会が無かったんですが、シーズン3も公開され、長期休暇もあったので観てみました。

最高過ぎてシーズン3まで一気観してしまいました。そこまでハマるドラマも久々でしたし、とにかく世界にどっぷり浸かり込んでしまいました。

直前に観ていた「サマーオブ84」の全てのモヤモヤを解消し、尚且つ海外ドラマの中でダントツの個人ベストになりました。

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オマージュの仕方もホントにくいところを突いていますし、音楽の使い方も絶妙。

ファッションにしてもダサかっこ良く、こういう完璧じゃないところから自分達で色々なギミックを拾っていた青春時代を思い出させてくれました。

脚本も素晴らしく、ミステリー要素も秀逸。解き明かされていくのにまた捻れていく。そのニュアンスがちょうど良く、次へ次へが止まりません。

そして何と言っても本作の肝はそのキャラクター性。キャラ全員の個性が非常に際立っていて、かつその成長も楽しみ。やっぱ物語には話だけでなく、そこに出てくる登場人物の魅力があってこそだなと思わされます。

最近のドラマや映画に欠けてるのがそこなんだと改めて認識させられましたし、そこが薄いから熱が入りにくく感じてしまう。そういう意味でも本作は貴重なマスターピースになるんじゃないでしょうか。

まだ続くようなのでここからはタイムリーにライドしていきたいと思います。

ブラインドスポッティング

ラップの迫力を体感せよ。

「ブラインドスポッティング」 

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オークランドで生まれ育った親友同士の2人の青年の姿を通し、人種の違う者や貧富の差がある者が混在することによって起こる問題を描いたドラマ。

保護観察期間の残り3日間を無事に乗り切らなければならない黒人青年コリンと、幼なじみで問題児の白人青年マイルズ。ある日、コリンは黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれる場面を目撃する。この事件をきっかけに、コリンとマイルズは互いのアイデンティティや急激に高級化していく地元の変化といった現実を突きつけられる。

あと3日を切り抜ければ晴れて自由の身となるコリンだったが、マイルズの予期せぬ行動がそのチャンスを脅かし、2人の間にあった見えない壁が浮き彫りになっていく。

スポークン・ワード・アーティスト、教育者、舞台脚本家と幅広く活躍するラファエル・カザルと、ラッパーとしても活躍する俳優ダビード・ディグスが脚本・主演を務めた。

2018年製作/95分/G/アメリ

友人との鑑賞だったんですが久々に良い議論が出来た気がします。

やはり良い映画体験には良い余韻とそれを共有したいと思わせるものがあるなと改めて感じた映画となりました。

物語の序盤はある種淡々と過ぎていく日常、そこにスパイス的な出来事が重層的に重なっていき・・・。

本作が内包する問題は本当に根源的だし、当事者以外は追体験することすら不可能なことばかり。それでも、自分自身に置き換えて考えることができる普遍的な内容も多分に含んでいるし、目を背けられない人生という過程において、考える必要がある気がした。

細かい内容は抜きにして、とにかく主演の二人の演技が最高でした。

内容的には重くなりすぎてしまうようなところを、少しのユーモアと二人の関係性で中和する。

過ごしてきた時間、抱えている問題、様々なものを真の意味で共有している二人だからこそ、ラストの場面でグッときます。

それを支える形での脚本も最高で、主演の二人が脚本に関わっているというのが更に驚きでした。伏線の張り方、回収の仕方、テンポ感、ラストまでのもっていき方も無理が無く、心地良い。久々に自分の中で持っていかれた脚本だった気がします。

そして何といっても、終盤でのコリンのラップシーン。

そこまでの映画で視聴者と共有してきた余韻を一気にエモーショナルに昇華し、黒人文化の「主張を語るツールとしてのラップ」という真髄を観た気がします。

あれには驚いたし、心底震えました。

音楽の偉大さ、リリックの重要性、バイブスの力、コリンの口から発せられる全てがパンチラインに感じられる程で、本当に良い体験でした。

細かい点を挙げるとキリがない程、色々とあるのでそれは劇場で体感下さい。

アーセナルvsトッテナム

まだまだ粗削りだが、昨年よりも層は厚い・・・気がする。

アーセナルvsトッテナム

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シーズン序盤にも関わらず、昨季CL決勝2チームと戦うスパルタな状況ですが、ノースロンドンダービーと言えば盛り上がらないわけがありません。

序盤こそ守備と攻撃が噛み合わず、ピンチな場面も多々ありましたが、後半は意図も含め、善戦したんじゃないでしょうか。

前半からそうでしたが、今回の試合のポイントはこの2点。

攻撃志向のアーセナル両SBが空けたスペースの攻防、そして中盤の真空地帯の攻防。

これがスピード感あり過ぎて、観ているだけでも凄みを感じましたし、久々ダービーだなと思ったり。

アーセナルに関して言うとやはりというか守備面が少々不安定。あのスピード感ある攻守の切り替え、それに加えてノースロンドンダービーというシチュエーションでそれを求めるのは酷なのかもしれませんが、それが安定すれば本当にリーグ上位に食い込めるかもしれません、それくらい攻撃のバリエーションは増えました。

とにかくスリートップの働きは素晴らしく、ラカゼットに関しては守備面での貢献も大き過ぎる。ダビドルイスも色々言われていますが、基本的守備力は高いし、ロングフィードやキックの精度も武器になります。グエンドウジも昨シーズンよりは安定してきたし、メイトランドナイルズも同様。一方で若干落ち着きが欲しいのがジャカとソクラテスですが、まあそれもご愛敬かと。

トッテナムに関してはやはり恐ろしかったエリクセンの存在感。今回はケインというよりソンフンミンのスピードに翻弄された試合でしたが、やはりこの人も年々怖さを増しています。

まだまだ序盤戦ですが、とりあえず最悪の連敗を避けれたので「まだ」温かく見守りたいと思います。

ブロークバック・マウンテン

幸せの尺度とは

ブロークバック・マウンテン

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映画「ブロークバック・マウンテン」日本版劇場予告

楽園をください」「グリーン・デスティニー」のアン・リー監督が描く愛の物語。1960年代初頭のアメリカ・ワイオミング。

カウボーイのイニスとジャックは2人だけの厳しいキャンプ生活の中で愛し合うようになり、結婚後も密かに愛を貫いていく。

ブラザーズ・グリム」のヒース・レジャー、「デイ・アフター・トゥモロー」のジェイク・ギレンホールが共演。第78回アカデミー賞の監督賞、脚色賞、音楽賞の3部門を受賞

結婚とは、人生とは、幸せとは、普通とは、そういった生きる上での数々の疑問を示してくれている気がした。

舞台となる1960年代ともなればまだまだ多様性などといったことからは程遠く、生きる為に生きていたような時代。

そういった中でゲイ、ひいては愛というものについて、真に葛藤していく姿はとても真摯に何かを訴えかけてくる。

正直序盤の性的シーンに関しては生理的に受け付けない感もありつつ、それでも何か引っかかるものがある程度に観ていた。

それが観ていくうちにどんどん引き込まれ、自分の人生での色々な疑問を抱いていく。そこから終盤の衝撃の展開へと繋がり、只々唖然とする。

それでも希望の様なものも見えたし、生きる上での指針の様なものも所々に感じられた。

この映画の魅力として風景の映像美と音楽、それからバックボーンがあるからこそのファッション性といったものがスパイス的に良く作用している気がする。

雄大な自然、そこでただ語り合い、日常の喧騒とは異なる時間を過ごす。そこで過ごす人とのかけがえのない会話や行動はいつまでたっても風化することなく刻まれる。

何度立ち止まり、道を誤ってもそこにあった事実が時に辛く、時にやさしく包み込む感じは何物にも代えがたいモノになるんだと思う。

そんな時間を出来るだけ多く持ちたいと思いつつ、自然と一体になる旅に出てみようかと思う。

オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン

オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン

 

SOMEWHERE

 表面に見えているものが全てとは限らない。

「SOMEWHERE」

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今まではおしゃれ感というか雰囲気先行で映画を撮る監督といったイメージだったんでしたが本作を観て、その考えが一変しました。

冒頭の長回し、映るのはフェラーリと荒野、そこを車が滑走するだけの光景。

その高級車と荒野という無味乾燥な場所の空虚感が全てを表していたというかそこに集約されているというか、とにかく悲壮感にも似た虚無感が漂います。それと相まってオープニングから流れるフェラーリのエンジン音が無性に心地良く、何とも言えない空気を纏っていました。

そこから展開されるのは一変して、成功したハリウッドスターの表向きのゴージャスな生活。一見すると美女とヤレて、好きな物を食べて、好きなことをする。そんな羨ましいと思われる生活の中にあって、主人公マルコの眼はどこか寂し気に感じた。

着ているTシャツはハードコアなものであったりと趣味嗜好は至って普通だし、そこだけ見ていると普通の一般人と何ら変わらない気もする。それなのに立場がスターとなると、中身と表面が乖離していってしまう。

そんな緩衝材として子供が登場します。

実子というのは可愛いものですが、本当の意味でも可愛いエルファニングが登場することでマルコの瞳は一変します。眼の生き死にでそこまで演技できるのかと思うほどスティーブンドーフの演技は素晴らしく、子供と会っている時に楽しそうに過ごす時間は本当に良いシーンでした。

本作で効果的だなと思ったのがワイドのロングショット。

これが入るシーンは空気感が手に取るように感じられるのが凄く心地よくて、親子の雰囲気や街との調和といったことも手に取るように感じられました。

音楽の使い方はさすがソフィアといった感じで、ロック好きな私としてはグッときました。ストロークスの抜け感のあるメロディラインとボーカルも映画の雰囲気と合っていて実にグッド。

映像の写実性も自分が好きなトーンで、この辺はソフィアらしい綺麗な画作りだと思いますし、白の使い方が本当に上手い。透明感というか瑞々しさすら感じさせる表現に癒されました。

とにかく他のソフィアコッポラ映画の中で群を抜いて好きな作品になり、生涯ベスト級の作品になることも間違いなさそうです。 

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マーヴェリックス 波に魅せられた男たち

恐怖とパニックは似て非なるものというものを体感させられた。

「マーヴェリックス 波に魅せられた男たち」

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『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』予告編

カルフォルニア北部に現れる世界最大級の大波「マーべリックス」に挑み、22歳の若さで他界したサーファー、ジェイ・モリアリティの実話を描いたドラマ。

カリフォルニア州サンタクルーズで母親と2人で暮らす高校生ジェイ・モリアリティは、家のすぐ近くの海岸に現れる世界最大級の波「マーべリックス」に乗るため、隣に住む伝説的サーファー、フロスティ・ヘッソンに師事。サーファーとしての精神や技術を磨いていく。

やがてフロスティとの間には父子のような絆が生まれ、幼なじみキムとの恋や、母との心のつながりを通してジェイは成長していく。

ジェイ役は新鋭ジョニー・ウェストン、指導者フロスティにジェラルド・バトラーが扮する。「L.A.コンフィデンシャル」「8 Mile」のカーティス・ハンソンと、「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」「ナルニア国物語 第3章」のマイケル・アプテッドが共同監督。

ドキュメンタリータッチな作品になるのかと思いきや、かなりドラマ的な作り。それは全然嫌な意味では無くて、最高にエモーショナルに仕上がっていた。

L.A.コンフィデンシャル」「8 Mile」のカーティスハンソン監督ということもあってそんな気もしていたが、共同監督だった為か、良い感じにバランスのとれた作品になっていたと思う。

本作でとにかく圧巻なのが「波」。

海のシーンが半数以上なんじゃないかっていうくらい海や波が登場する。またその描き方が半端じゃなくリアルで圧倒的。

これに対してどう向き合うのか、その辺がドラマ的にしっかりと描かれているし、青春と成長が絶妙なバランスで組み合わさっていく。

そこでの「恐怖とパニックは別物だ」という会話が非常に印象的で、恐怖は正の感情、パニックは死というわかってはいるけど、意外に認識してないところを突かれハッとした。

サーフィンというとチャラいとかそういったイメージが先行する気がするけど、本作を観ればその考えは一変すると思う。

作中でもその一般的な世論の代弁者の様なキャラが登場するけど、最後にはその誤解も和解へ向かう。

何事もそうだと思うけど、偏見や誤解は当事者間で起きる虚像のようなものであって、真に軸があればそんなことはどうでもよくなる。そういう禅的な教えもサーフィンには含まれているということに驚いた。

とにかく波に圧巻し、あっという間に観終わり、サーフィンがしたくなる。そんな映画です。

アーセナルvsリヴァプール

やらかしたし、負けたけど。

アーセナルvsリヴァプール

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もう既に勝ち越しているチームはこの2チームのみ。

やはりというかなんというか、リヴァプールは強かった。

新戦力が入り、チーム状況としては改善されてきているものの、早々に軌道に乗れたら苦労しないのがこのリーグ。

当然のように洗礼を受け、撃沈してしまいました。

個人的にはいつものような戦い方をして負けた方が納得がいったのですが、それもエメリの采配というか、思案中なんでしょう。とりあえず暖かく見守ります。

新戦力のフィット感に関してもまだまだ色々とあるものの、序盤にしては中々良いフィット感なんじゃないでしょうか。

ダビドルイスは相変わらずのムラがあるし、セバージョスは技術力高過ぎだし、ペペは早過ぎだし、ティアニーとサリバは出てないし。

とにかく試金石になりそうな試合だと思ってましたが、予想通り、粗削りな部分を削がれた格好になりましたが、良さも少しは見えた試合になった気がします。

とりあえずはまだ序盤。単純に試合を楽しみたいと思います。