夏といえば白Tなわけですが、やはりビーフィーTは良い。そして白は当然ながらグレーが中々。
そんなお話をしようかと。
「ビーフィーT(ヘインズ)のグレー:白と黒に隠れた逸品とその魅力」
これまでも色々な白Tを試してきましたが、結局コスパ、質感、サイズ感、その辺を考えると結局戻ってきてしまうのがビーフィーT。
その名の通りでビーフィー(Beefy)という名称は、その製品の特徴である頑丈で丈夫な素材や作りを表現しているんですよね。
まず綿100%というのが良い。しかも厚手。6.1オンス(約173グラム)あるので透けることは全く無く、それでいてゴワついた感じが無い。
作り自体もパックTだけに耐久性を重視したものになっていて、袖口や裾、首回りなどは補強ステッチやダブルニードルステッチと呼ばれる縫製技術で強化されていて、日々の洗濯でほつれる予兆すら無い。
クラシックなボックスシルエットというのも逆に着やすいというか、Tシャツって基本夏だと一枚で着るじゃないですか。だからこそシルエットは結構重要で、インするスタイルだとまた別の白Tも候補に挙がるんですが、アウトの場合はビーフィーがベスト。身幅もある程度無いと、ちょっと野暮ったく見えちゃうんですよね。
タグレスなところも着やすいポイントで、洗っているうちによれてきたり変な方向に折れちゃったりするんですが、これが目立つ。
丸胴編みというのもシルエット的なポイントですよね。網目が連続していてシームレスだからこそ、ストンと落ちるようなシルエットが出せる。こういった細かい作りの差がビーフィーの利点として良く作用してますね。
あとは色味。白過ぎないけど、確実に白、蛍光剤とかの影響なのか、変に白いTシャツってあると思うんですが、それが出てなくて、ナチュラルにホワイト。洗っていく過程での馴染み具合も丁度良く、フィット感も抜群。
そして何といってもコスパですよ。2枚組で3,000円程度。これは今の時代に驚異的。この仕様を考えると素晴らしい商品かと。
あと意外なところで推したいのがビーフィーのグレー。生地感、色味、この辺が絶妙な塩梅で、グレーTの中ではかなり稀有な立ち位置。
白Tや黒Tに目が行きがちな中で、このグレーT、かなりおすすめです。