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アーセナルvsバーンリー

試合以上に感動した。

アーセナルvsバーンリー」

Wenger spent 22 years in charge of Arsenal

 ELにも敗れ、ヴェンゲル監督のホームゲーム最後となった本戦。

エジル不在ながらもほぼほぼベストメンバーで久々のプレミアに挑みます。

序盤からアーセナルらしいサッカーを展開し、得点は時間の問題かと思っていたところにオーバメヤンが得点します。

その後も再三ゴールに迫り、完全にアーセナルペースでした。正直対戦相手のバーンリーに良い点が無かったと言えばそれまでですが、ラストのホームゲームに賭ける選手たちの思いがそうさせた気もします。

本戦でも若手の起用、ブレない戦術にヴェンゲルの偉大さを感じました。

最近では賛否両論あったヴェンゲルですが、若手の登用、インビジブル期、超攻撃的サッカーなど築いてきたものの大きさは計り知れません。

あと2戦ですが楽しみたいと思います。

PS.日本代表監督の声も挙がっていますが、最適な解の様な気がしてなりません。

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シン・ゴジラ

やっぱり庵野さんは凄い。

シン・ゴジラ


シン・ゴジラ 劇場限定予告

ゴジラ FINAL WARS」(2004)以来12年ぶりに東宝が製作したオリジナルの「ゴジラ」映画。

総監督・脚本は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の庵野秀明が務め、「のぼうの城」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が監督、同じく「のぼうの城」「進撃の巨人」などで特撮監督を務めた尾上克郎が准監督。

14年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」に登場したゴジラを上回る、体長118.5メートルという史上最大のゴジラをフルCGでスクリーンに描き出し、リピーターが続出するなど社会現象とも呼べる大ヒットを記録。興行収入は81.5億円に上り、第40回日本アカデミー賞では作品賞、監督賞ほか7部門で最優秀賞を受賞した。

ある時、東京湾アクアトンネルで崩落事故が発生。首相官邸で開かれた緊急会議では、地震や海底火山の噴火など事故原因をめぐって議論が紛糾する。そんな中、内閣官房副長官矢口蘭堂は、海底に正体不明の巨大生物が生息し、それが事故の原因ではないかと推測するが……。矢口役の長谷川博己内閣総理大臣補佐官赤坂秀樹役の竹野内豊、米国大統領特使カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみをメインに総勢328人のキャストが出演し、狂言師野村萬斎ゴジラモーションキャプチャーアクターとして参加した。

庵野監督と言えばエヴァンゲリオンが真っ先に挙がりますが、本作もその影響は多分に残しています。良いか悪いかは個々人の感じ方ですが、私自身は最高でした。

とにかくテンポが速く、あっという間に時間が過ぎていきます。心地良いビートを刻んでいる感じでそれが映画への没入感を高めます。というかシンクロ率を高めてしっかり観ていないと置いて行かれます。このセリフ量だとまともに撮れば倍近い作品になるらしいということも納得の単語量です。

更に驚いたのが登場直後のゴジラがとにかく気持ち悪い。途中までゴジラとは別の生き物だと思っていたくらいです。フルCGだからこそできたのかもしれませんが、禍々しさと使徒感が半端なく、街中で出会いたく無さ全開です。出会った時には死を覚悟しましょう。

ストーリーに関しても実在の街で、実在しないと信じきっているモノが現れ、慌てふためき、効果的な策は打てない。これが日本ひいては全国民が潜在的に内包している感覚。危機的状況は起きないし、起きても誰かが解決してくれるといった人任せな楽観論を浮き彫りにしていて、ホント身につまされます。決めることには責任が伴うけど、決めなければいけない時は誰にでも訪れ、それを蔑にするとツケは自分に返ってくる。返ってくるならまだいい方で、へたしたらそれにすら気づけず、そのまま終わる。そんなことをひしひしと感じさせてくれる作品でもありました。

庵野監督はそういった自分自身との対話を持たせる作品を創るのに長けてるなと改めて思ったり。

その他にも庵野監督らしい仕掛けが随所に仕掛けられていてとにかくわくわくさせてくれる作品でした。在来線爆弾、ゴジラのビーム、サントラ選曲の冥利、挙げるときりがないほどです。

ゴジラや特撮に興味が無い方でも娯楽映画として間違いなく楽しめる一本じゃないでしょうか。

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ゲット・アウト

何が起こったの?

ゲット・アウト


『ゲット・アウト』予告編/シネマトクラス

パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」「ヴィジット」など人気ホラー作品を手がけるジェイソン・ブラムが製作し、アメリカのお笑いコンビ「キー&ピール」のジョーダン・ピールが初メガホンをとったホラー。

低予算ながら全米で大ヒットを記録し、第90回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。

アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。

本当は登山に行く予定が豪雨強風予報により中止になり予定変更。

映画館で見逃していたんですがたまたま飯田橋ギンレイホールで上映しているということで観てきました。人の入りも結構あって、8割くらい埋まってた気がします。

サプライズが多い映画だったんですが、それ以上に不穏感が勝っており、なんか嫌な感じ。

そのなんか嫌な感じが確信に変わるのは終盤で、唐突に色々と明らかになります。

それなのにラストまで観終わった後に残るのは恐らく主人公が感じていたであろう感覚、「一体何だったんだ」それ以上でも以下でもなくといった感じでした。

差別の根強さであるとか、見慣れているもの、当たり前だと思っていることへのアンチテーゼはあると思いますが、やはり起きうることは想像以上にリアルなことだし、起きたそのことが事実という当たり前で忘れがちな感覚に警告を鳴らされた気がします。

音響やサプライズ演出は映画館での迫力に勝るものはないとおもうので劇場で観れて良かったです。

スカーフェイス

自分の人生を生きれるかどうかは自分次第。

スカーフェイス

 1980年、キューバからアメリカ・マイアミへ渡ったトニーはコカインの取り引きに携わる。その働きが認められたトニーはマフィア組織の配下に収まった後、ボスを殺害。無一文の身からマイアミ暗黒街の頂点へと上りつめ、さらにはボスの愛人エルビラも手に入れることに。しかしその栄光は長く続かなかった……。

ハワード・ホークス監督作品「暗黒街の顔役」の現代版リメイク。主演アル・パチーノの鬼気迫る演技、そしてバイオレンス描写も凄まじいアクション・ドラマ。

とにかくやること成すことハチャメチャです。ただし芯だけは通っている。あくまでも本人が考える芯ですけどね。

最近はSNSスマホなどで触れる世界は拡張している一方で、実際に感じるリアリティは減っている気がします。

その減っているリアリティのみで生きていく。それが本作の醍醐味に感じました。この映画はヒップホップにも多大な影響を与えていて、その生き様自体がヒップホップ。つまりは成り上がりです。

成り上がりっていうと聞こえは悪いかもしれませんが、要は自分自身で這い上がった人が成り上がり。それに対して悪いイメージを持つこと自体が卑屈な考えで利己的な気がするし、人のことをとやかく言っている暇があるなら自分で何でもやってみろ。やらずに文句ばかり言っている人が多すぎる気がします。

ファッションも当時のマフィア然とした装いなんですが、それとマイアミのカラフルな街並みや景色が実にハマっていて良い。それと対照的な物騒さも醍醐味ですが。つまりは光あるところに闇もありといったところでしょうか。

トニーの生き方は一般的には完全に外れた生き方かもしれませんが、生きるのは自分自身だし、そのスタイルに惹かれちゃうのも事実なんです。

嘘は言わないし、他人に媚も売らない、それもかなり徹底していて、個人的にあのチェンソーのシーンでさえ怯まない精神には驚愕でした。

誰かの前では態度を変えるであるとか、自分に嘘をついてやり過ごすだとか、社会的な建前ははいいけど、悪く言えばそれって自分じゃなくてもいいよね、といった人生を生きることに意味はあるのか。

社会的に善とか悪とかって当然あると思うけど、善に見える悪ほど最悪なものは無い気がします。

考えたり、創造したり、行動したりしないで生きているのは「生きているんじゃなくて、死んでいないだけ」なのかもしれません。

ちなみにこれは「大和(カリフォルニア)」でのサクラのセリフです。

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 やはりアウトローは独自のパンチラインを持っているものなのかもしれません。

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それにしてもDVDのパッケージの方が断トツに良いのが腑に落ちませんが。

ゴッドファーザー三部作

これだけ長いのに飽きさせない。そしてやっぱりマフィアはかっこいい。

ゴッドファーザー

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ゴッドファーザー』(原題: The Godfather)は、1972年に公開されたアメリカ映画。監督はフランシス・フォード・コッポラマリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー』の映画化作品。

公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。

言わずと知れた名作ですが、久々に観ると出来の良さに感激しました。

というか観る年齢に寄るところが大きいのかもしれませんね。最初に観たのはたしか高校生くらいの時で、トレインスポッティングなどのライトな不良モノの流れから視聴した気がします。なのでマフィア映画の名作という知識だけで観たんですが、当時はあまりしっくりきませんでした。

唯一残ったのは「スタイリッシュに映るマフィアという大人の世界」これだけでした。

それから今に至るまでに自分の人生にも色々とあり、改めて観てみるとこれだけ重厚感があり、深みのある映画だったのかと思い知らされました。

三部作観るのに9時間近くかかるものの全く飽きることなく、むしろ自然と次を観ている感覚でした。

観ることに対してここまで疲れない映画も久々でしたし、何より私が映画に求める世界観全てが入っており、素晴らしかったです。

一般的なマフィア映画にあるようなドンパチシーンですら淡々とこなしているように撮ってしまう表現であるとか、写真にも近いような構図感覚、衣装や小物に関しても最高で、とにかく大人になって良さを再確認した気がします。

ストーリーに関しても特に何かが起きるわけでは無いけど、起きていることは常にハードでデンジャラス。どことなく常に漂う不穏な空気感がそのままマフィアが抱えている気持ちなのかもと思わされます。

安定の無い世界に身を置くが故の危険さ。それ故にぶれない軸みたいなものを試されている気がして、登場するキャスト全てにその軸があるのか、大切にするものは何なのか、考えながら観てしまいます。

自分自身も折を見て観返し、自分の軸みたいなものを確認するのも必要なのかもしれません。

まぁ最終的になんだかんだ言っても高校生の頃と変わらないこともあって

「マフィアはやっぱりカッコいい」

これに尽きるかと思います。 

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アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

ヴェンゲルの最後のビッグマッチ。結果以上に感慨深いものがありました。

アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

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EL優勝→CL出場という至上命題があるため、プレミアでは戦力を落としがちな昨今。本戦も多分に漏れずのスタメンでした。

正直ユナイテッド相手に大丈夫かと思いましたが、終盤まで良くやったように思います。ほぼ全てのポジションで若手を起用し、いつもとは違う戦術ではありつつ、アーセナルらしさは失わないプレー。これに過去から現在へのバトンというか継承を少なからず感じました。

ヴェンゲル監督は以前から若手の育成には定評がありますが、今でも着実に育っている若者はいるんだということ、次期政権までにわずかでも成長の場を残してやりたいという親心すら感じました。

個人的にムヒタリアンはやっぱり良くて、攻守の切り替え、プレスの強度、周りとの連携などで抜きんでていて、来期にも間違いなく期待できる気がします。

今回もう一つの発見がメイトランドナイルズが意外に中盤での方がフィットしている気がする件。若さゆえの経験の少なさが出てしまう場面もありながらも光る部分を非常に感じました。カバーリングも比較的しっかりと出来ていたし、周りが結構見えている、そして何より落ち着いてプレーできているところも好感が持てました。

対するユナイテッドは序盤こそ良かったものの、その後はいつも以上の守備意識を持っていたアーセナルを崩し切れず、個々人の攻撃に終始していたためそれほど脅威は感じませんでした。マルシャルが入ってからは流れが若干変わり、そこから崩されたのは惜しいですが、他のチームでも若手は確実に台頭しているという事でしょう。

目先とにかくELでアトレティコに勝利し有終の美を飾ってほしいと思います。

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好奇心にダイレクトに来る感覚~GYAOオリジナル番組編~

最近GYAOのオリジナル番組にハマってます。

中でも下の二番組が熱いです。

「EXPLORE THE EXTREME」

gyao.yahoo.co.jp

野村周平がアメリカ西海岸をロードトリップ。行きたかった場所、会いたかった人。スケボ、スノボ、オフロードレースで極限を求める! 情熱の旅路の先で思うこととは!?

スケボにスノボ、オフロードカーなどのエクストリーム好きな俳優・野村周平。そんな彼がカルチャーの本場アメリカ、ロサンゼルスを中心にマスタングでロードトリップ。憧れの地でスケボ、中学生から行ってみたかったゲレンデでスノボ、そしてオフロードレースのキングに出会う。情熱を追う旅路の中で野村周平が思うこととは。

自分が興味あることをリアリティある感じでやってくれてて、地上波では無理な気がする番組構成。

野村周平の抜群の運動神経に驚いたり、エクストリームスポーツやりた過ぎると思ったりして、とにかく観ていてワクワクします。

次に「堂本剛の素」

gyao.yahoo.co.jp

ここでしか見られない本当の堂本剛とは?

真面目な仕事をしている時の剛、仲間と一緒に小旅行している時の剛、果たして堂本剛の本当の姿とはいったい??

これもリアルな堂本剛が見れて面白いです。三回目まで公開されているんですが、堂本剛なりの歌詞を考えるプロセスが緩い雰囲気の中語られていて、非常に興味深く、彼のアーティスト気質な部分に引かれます。

どちらの番組も久々のヒットで、まだまだ楽しめそうです。