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アーセナルvsトッテナム

やってきましたノースロンドンダービー。とりあえず最高でした。

アーセナルvsトッテナム

久々不安が無い試合でした。スタメンもフルメンバーが揃い、フォーメーションも安定してきたスリーバック。

対するトッテナムは怪我人が多く、欠場予想されていた選手が意外に出場していたことに驚きでした。

序盤から前節のシティ戦で見せたようなハイプレス。これがかなりキマっていた気がします。選手の守備意識が非常に高く、トランジションも早いのなんの。特にエジルの守備には感動すら覚えました。全選手がここまで完璧だったのも久々だったんじゃないでしょうか。

抜け出しが絶妙で守備への戻り意識も高いラカゼット、無尽蔵のスタミナとボール保持力の半端なさサンチェス、攻守にわたりポジショニングの良さ、創造性が光ったエジル、フィジカルで鉄壁を作ったコラシナツ、中盤からの攻撃の起点となったジャカ、中盤でのボール奪取、攻撃参加への飛び出しが絶妙なラムジー、とにかくスピードと絶妙な抜け出しが目立ったベジェリン、守備してるのか攻撃してるのか、とにかくパワフルなモンレアル、戻ってきて安定感が増し、ゴールも決めたムスタフィ、ハリーケインの危ないシーンを退陣の強さで封じ込めたコシエルニー、エリクセンの際どいシュートやビッグセーブを見せた安定のチェフ。全員最高でした。

トッテナムも万全でなかったにせよ、あそこまで何もさせてもらえなかった事実を見て、負傷者だけでは片付けられないでしょう。

とにかくアーセナルの守備に驚かされた試合でした。このまま駆け上がってくれ、そう思わせてくれる試合でした。

改めて言いますが、久々に最高の試合でした。

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IT イット “それ”が見えたら、終わり。

スティーブンキングの作品はいつも何を伝えたいのか考えさせられる。

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」


S・キング原作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』予告

スティーブン・キングの代表作の1つで、1990年にはテレビドラマ化された「IT」を、「MAMA」で注目を集めた新鋭アンドレス・ムシェッティのメガホンにより映画化。

静かな田舎町で児童失踪事件が相次いで起きていた。内気な少年ビルの弟が、ある大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消した。自分を責め、悲しみにくれるビルの前に現れた「それ」を目撃して以来、ビルは「それ」の恐怖にとり憑かれてしまう。不良少年たちからイジメの標的にされている子どもたちも、自分の部屋、学校、町の中など何かに恐怖を感じるたびに「それ」に遭遇していた。「それ」の秘密を共有することとなったビルと仲間たちは、勇気を振り絞り、「それ」と立ち向かうことを決意するが……。

やっぱりティムカリーのピエロが怖すぎて本作はまずそこに目がいっちゃいましたね。

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映像美は本作の方が上でしたが、全体的には、、、。終始感じたピエロ、ペニーワイズの人間離れ感。化け物として描いているのでやむを得ないところもあるんだろうけど、演出が過剰過ぎて入り込めない部分も多々ありました。

キングの書く、少年青春群像劇とホラーのバランスは好きなんですけど、本作は演出が過剰すぎる気がしました。

正直ホラー要素を少なめにして青春模様をピックアップした方がいい仕上がりになった気さえします。あと、映画にすると子供達のキャラが多過ぎてテンポがもたついた印象も否めません。

個人的にスコアはすごく好きなタイプで、シーンに合ってたし単体でも聴ける曲が多かったような気がします。

ファッションはETなどにも通じる感じで、主人公ビルの赤チェックシャツにカットオフデニム、前下がりの髪型とか、リッチーの白アロハに白T合わせるところとかBMXに乗ってる感じなんかは最高にツボでした。

カルチャーや音楽、映像としては結構好みな映画だっただけに、ホラー演出が何処と無く合っていなくて少しがっかりでした。

ただジャンル的にはホラーにも関わらず結構お客さんが入っていた気がします。みんな刺激を求めているんですかね?終わりを観ると続編がありそうなんですが、劇場で観るか悩ましいです。

余談ですけど、この「it」って誤訳みたいですね。本当は鬼ごっことかの「鬼」を意味しているみたいで。日本らしいといえば日本らしいですが。

アーセナルvsマンチェスターシティ

やっぱり今季のシティは強かった。
アーセナルvsマンチェスターシティ


わかってはいたんですけど、ここまでとは・・・今季のシティの完成度、高すぎやしませんか。

選手層の厚さもさることながら、攻撃の多様性、ハードワーク、システム連携、全てにおいて次元が違います。

とりわけ中盤のデブルイネ、シルバのボールコントロールとポジショニングには敵ながらあっぱれでした。どうやったらあんな風にコントロールできるのか。恐ろしい限りです。ペップの統率力にもホント驚かされますが。

対するアーセナルはというと、センターバックにコクランと不安なスタート。攻守にわたり熱意は感じられるものの得点には結びつかず。

サンチェスとエジルの関係性はおしいシーンもありましたが、とにかくハイプレスでもボールを奪えないし、奪ったとしてもすぐに奪取されるという始末。カソルラ不在が嘆かれます。とにかくアーセナルは選手層が薄くて不安です。

このままシーズンを乗り切るのは不可能に近いと思うので何かしら起爆剤が欲しいところです。次戦、トットナム戦で何か変えられるのか、期待したいところです。

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アーセナルvsエヴァートン

やはり面白い対戦カードだ。
アーセナルvsエヴァートン

この対戦カードは結構面白そうだと思っていたけど案の定でした。序盤から両チーム共にアグレッシブなプレス、目まぐるしい攻守の入れ替え、とにかくプレミアって感じがして最高でした。

さらにアーセナルエジル、サンチェス、ラカゼットが揃うということもあって非常に楽しみにしておりました。

前半、完全にアーセナルペースだと思っていたところでのルーニーのゴールにはびっくりでしたが、攻撃の質は悪くなく、前線3人の連携は悪くなかったです。特にエジルの存在感は素晴らしく、おかえりって感じでしたね。あれをリーグ終盤まで維持してくれればいいんですが・・・

中盤から後ろも結構連動できていて、ラムジーも前線への飛出しが良かったり、ベジェリンもサイドの脅威になっており、ジャカのミドルも何本か際どいのがありましたし、相変わらずのモンレアルも良かったです。途中交代のウィルシャーもパスセンスが光っており、プレミアでの使用も増えてくるんじゃないでしょうか。若干チェフに気になるプレーが多かったですが、前の試合で疲れていたんですかね。とポジティブに捉えましょう。

とりあえずこの調子をキープしてもらえればと思います。にしてもエヴァートンは不安が尽きませんね。

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ブレードランナー~爆音映画祭~

世界観に飲み込まれる感覚の心地良さ。

ブレードランナー


ブレードランナー ファイナル・カット(字幕版) (プレビュー)

SF映画の金字塔「ブレードランナー」を、初公開から25年を迎えた2007年にリドリー・スコット監督自らが再編集とデジタル修正を施してよみがえらせたファイナルカット版。

酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間「レプリカント」たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが……。

日本でも07年11月に劇場公開され、17年10月にも続編「ブレードランナー 2049」公開を記念して、10年ぶりに劇場公開される。

冒頭から世界観への没入度合いが最高でした。

音響効果、映像、小物使い、登場するすべてが圧倒的でとにかく映画館で観れて良かったと思いました。

今の時代DVDや動画配信など、どこでも観れる環境になっているが、やはり映画館で観ると格段に変わる作品は存在する。そんなことを改めて思わせてくれた作品でした。

ストーリーや存在自体は知っていたんですが、実際に観たのは初めてで、どうしても映画館で観たい作品だったので最高のタイミングでした。

さらに行ってみたかった爆音上映で行っているということだったので行かない理由がありません。

www.marupicca-bakuon.com

まず爆音上映ですが、とにかく最高でした。音の細部まで調整されていて、とにかく最高の映画体験を提供してくれます。音楽好きな方は絶対に体験するべきですね。

これは別の作品でも是非観たいところです。

ようやく本作についてですが、これは今更といったところなので、単純な感想だけでも。

80年代の映画ってこういった世界観が圧倒的で憧れや興奮を喚起するものが多いなと思います。本作にしても1982年の作品とは思えないほど、今観ても近未来感がありますし、テーマ性にしても考えさせられます。なにより出てくるものや街の雰囲気がカッコ良過ぎます。

上辺だけの映画体験じゃなくて、本当に体感するべき映画体験、一人で物思いにふけり、憧れから生活の一部になっていく、そんな作品こそ自分なりの名作になっていくんだろうなと思います。

ここ最近降り続いている雨も相まって、上映後は友人と雨の銀座、新宿といったブレードランナー感に浸りながら歩いたことも相乗効果で胸に刻まれております。

新作も賛否両論ありそうですが、自分自身で確認したいと思います。

珍しく早々にブルーレイも購入したので細部にわたって観直してみたいと思います。まだ雨も続きそうですが、その映画とシンクロする雰囲気の中、一人で観るのも良いかもしれません。 

アーセナルvsワトフォード

正直いいとこ無しでした。
アーセナルvsワトフォード

web.gekisaka.jp前半立ち上がりこそ悪くなかったですが、徐々に良さが無くなり、面白みに欠ける展開に。

ワトフォードのハイプレスに苦しめられ、アーセナルの中盤は機能しなくなり、途中交代のエジル、ジルーはほとんど姿を消している状態に陥ってました。

とにかく選手全員での守備、攻撃をしてくるワトフォードに対して、特に守備面でスリーバックが孤立していたアーセナルは勢いからして完敗でした。

未だにやりたいことが見えてこないので、その辺の改善を早めにお願いしたいところです。頼みます、ヴェンゲル監督。

 

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サバービア〜日本未公開作品〜

重要なのは過程ではなくて結果なのかもしれない。

「サバービア」


リチャード・リンクレイターの長編デビュー作など日本未公開映画を無料上映

コンビニとだだっ広い駐車場完備のモールがあるだけで他に何も無いテキサス州オースティン郊外。

大学を中退し実家(の車庫)で暮らす自称“作家志望”のニート、いつも悪ノリしてバカっぽく振舞うフリーター、脱地元・都会デビューを漠然と夢見る女子ら5人組。

遊ぶ所も無いこの街ではコンビニ前にたむろしダベるしかない。だが今夜はそこに、地元を出てミュージシャンとして成功した昔の仲間がツアーついでに帰ってきて加わり…。

日本では未公開、DVD化もしていない作品だったので諦めていたんですが、東京藝大で無料上映されると知り、行ってきました。

前評判では最低評価だったのですが、自分の眼で確認したくて気になっておりました。

リンクレイターといえば、時間軸のコントロールであるとか、映画自体を展開する物語のフォーカシング、サントラのチョイスなどが素晴らしい監督ですが、本作でもその辺は相変わらず良かったです。

映画自体は一夜を描いたもので、音楽もソニックユースが手掛けており、その感じはかなり良いです。

ストーリーは正直何も起きない(最後にちょっとしたどんでん返しはあるけど)し、単調な演出ばかり。それでもこれくらいの年齢の時を切り取るとリアルはこんな感じなんだろうなといったところは感じるし、時折ハッとさせられるセリフも垣間見えた。

あの当時思っていた世界に対する感覚なんて想像と幻想だったことに気付かされるし、それが必要だったこともわかる。

同時にあの時思い、考えていたことよりも、実際に動き、行動し起きた結果が最も重要だったことにも気づかされる。

結局何かを思う事よりも、どう行動し、どうなったかが重要なんだなと改めて思わされた。

ただ忘れちゃいけないこともあって、当時の無駄かもしれないあの時間は必要だったということ。

青春の何もない、そういうありふれた日常を描いた作品があってもいいように思う。そんな作品でした。

とにかく観れて良かった。 たまたまツイッターでチェックしてなかったら気付かなかったですし。

最近は未公開映画や爆音上映も気になるところです。次は爆音上映か?

とりあえずリンクレイター作品のサントラは良いですね。

サバービア(サントラ)

サバービア(サントラ)