怪物同士の対決、面白い戦いでした。
CLも面白くなってきました。
特にこの試合は楽しみにしていたんですが、予想通りの展開になりました。
ドルトムント加入から7試合で11ゴールと驚異的な数字を挙げているホーランド。彼がどういった選手なのか、そして対するパリのムバッペ。この辺が非常に楽しみだったんですが、両選手ともそれぞれの長所を生かしたプレーが多数見られ、試合としても面白い展開でした。
序盤こそ1stlegということもあって牽制し合っていた両者でしたが後半は一変、攻撃的な面が出てきました。
システムはお互い当ててきたように3-4-3。マッチアップが常に続くような形だったんですが、特に面白かったのがネイマールとピシュチェク。ボールを貰いに下りてくるねーマールを執拗に追い回していたのが印象的でした。
中央に人が集まる布陣同士ということもあって、混戦した中盤をどう制するのか、かなり強めなチェックが続きましたが、その辺のやりあいもさすがの戦いぶり。
それを一瞬の判断とスキルで出し抜き、惜しいチャンスを作り出すところがかなり見どころでした。
パリのネイマール、ムバッペのコンビネーションは恐ろしいキレとスピードで本当に一瞬の出来事が多かった気がします。やはりこのラインは危険だなと改めて思わされたり。
ドルトムントは何と言ってもホーランド、身長が192cmもあるのになぜあんなに小回りが利いて、スピードが出るのか。正直理解できませんが、真骨頂はそのメンタルと判断力な気がします。一点目は執拗に取り直すポジションから得られてものだし、二点目はシュートコースが出来てからの思い切りの良い振り抜きと技術。これは指導者によっては化ける気がします。
サッカーはこういう新星が出てくるから面白い。
今回は圧倒的に有利なドルトムントホームでの試合だったので、次節のアウェイでどれくらいできるのか。パリの出来を見れば、ホームでの脅威は増すばかりなので、その辺含めて更に楽しみなところです。