やっぱりハマるとエグイ前線でした。
『フットボールの原点とも言えるカード~ワールドカップ2022グループステージB イングランドvsウェールズ編~』
まさかこんな短時間でけりがつくとは思いもしませんでした。
前半は様子見が感じられるような展開。W杯だとこういう感じは増えがちですね。
そして、試合が動いたのは後半開始早々でした。
ウェールズは後半からベイルを変えてきたのは意外でした。まあ前半を観ていると機能していない印象だったので、少しいじってきたということだったんでしょう。
そんな後半早々、ラッシュフォードの電光石火。枠内シュート4本のうち2本を決めるという決定力。それ以上に決め方がエグイといいますか、キレッキレのドリブルと落ち着いたシュート。彼にスペースと時間を与えると危険ですね。
クラブチーム、マンチェスターUでも同じようなプレーが観られますし、侮れない存在感がありますよね。
フォーデンもかなり良かった。シティで観ていてもわりと好きな選手でしたが、ここまでとは。
スタミナ的にも落ちないですし、ボールを持った時の足元が上手すぎる。
ドリブル時のボールとの距離感なんて抜群ですし、シュートにしてもパスにしてもコントロールが良い。ラッシュフォードへのアシストも抜群のタイミングとコントロールでしたし、なにをさせても一級品なのは敵でなければ素晴らしい限りです。
普段はアーセナルの脅威になるのであれなんですが。
その意味ではウォーカーも相変わらず強いですね。強いという言葉が適切だと思うんですが、フィジカルがとにかく強い。単純なそれというよりもサッカーにおけるフィジカルがということ。アクション一つとってもインパクトがありますし、スタミナも凄まじい。怪我明けで、まだ万全じゃなくあの感じというのはやはり恐ろしい選手です。
イングランドは後半にターンオーバーをしてもあの選手層と安定感というかなり洗練された印象を受けるチーム作り。ケインにゴールが決まれば文句無しな気もしますが、彼はグループステージ突破してから本領発揮してくれるでしょう。
ウェールズがもう少しやってくれるところも観たかったですが、疲れも見えましたので、短期決戦ですしそういうこともあるでしょう。
とはいえラムジーをこの舞台で観れたというのはアーセナルファンとして、非常に感慨深かったですし、ケインに鬼プレスバックを仕掛けたり、飛び出し、気の利いたミドルフィードなんかを観ていると懐かしさすらありました。やっぱりラムジーは良い選手でした。
では。