帰ってきました我らがアーセナル。
『アーセナルvsセビージャ~2022エミレーツ・カップ編~』
プレマッチの情報や移籍情報から色々と期待しかない状況でしたが、フルマッチでこんな試合が観れるとは。しかもまだ本シーズン始まっていないにも関わらずこの仕上がりっぷり。
シーズンが始まってからの失速というのは避けたいものですが、とりあえず今は両手を挙げて喜びましょう。
セビージャ相手に6-0ですよ。正直チーム状況を考えると、セビージャの仕上がりはまだまだでしたし、メンバーを見てもそれは明らかだと思います。
とはいえ6点ですよ。
しかも観ていて期待感しか感じさせないプレーの連続。
特にジェズス。
プレマッチからかなり勢いのあるプレーを披露し、ハイライト等で活躍してましたが、ここまでキレッキレだとは。
ラカゼットの様な降りてくるプレーはもちろんのこと、そこからサイドのポケットやボックス内に適宜顔を出すプレー。あれは只者じゃない。
ストライカーの嗅覚と、ペップ、アルテタに仕込まれた戦術眼を持ってして、あの決定力。マルティネッリ同様に、土臭いプレーもお手の物で、ただ単に華麗にプレーするだけに終始しない姿勢も共感できます。
ジェズス以外にもサリバやジンチェンコ、この辺の補強は申し分無い仕上がりっぷり。
サリバの武者修行後の堂々たる立ち振る舞い、CBコンビは20歳台前半ながら、その貫禄はベテラン級。
マガリャンは当然のクオリティですが、サリバのスピードと対人能力、何より予測力が半端無く、カバーリングを観ていても安心できる。ホワイトのような持ち上がりも期待できるし、落ち着きも良し。
そんなホワイトもSBを問題無くこなしていましたし、守備時のシフトも伊達にCBをやっていない。マジでポリバレントですよ。
逆サイドもジンチェンコというスーパーな選手がやってきたことで、ティアニーと善きライバルになれるんじゃないでしょうか。
頭の良さを感じさせるプレー選択とそれに見合った足元の技術。中盤も出来るようなのでその辺含め今後への期待は高まるばかりです。
ウーデゴールも順当にキャプテンになったようですし、彼の技術とスタミナは信用しかない。キャプテンシーもありそうなところを見ると、嬉しくてたまりません。
今までいたメンバーと新メンバーの融合もかなり高いレベルで共有できているようでしたし、補強もまだ終わっていないはず。チームの仕上がりの更なる高みと共に期待できるシーズンになる気がしてなりません。
アーセナルの無い時間が如何に物足りなかったことか。また熱いシーズンが帰ってきそうです。
では。