俺にとってもやっぱりジ・アンサーだった。
『アレン・アイバーソン THE ANSWER』
学生時代にスラムダンクが流行ったこともあって、部活はバスケ部へ。当時はテレビやネットでNBAなんかを観る機会は無く、自分自身も一回も観たことがありませんでした。
それよりもスラムダンク。
この漫画の影響は大きかった。まあこれはまた別の機会に語るとして、今回はそんな自分にリアルでバスケットのカッコ良さを体現してくれた男、アレン・アイバーソン。
そのドキュメンタリー作品を何故か今観てみようかと。
初めて知ったのがファッション誌の特集。そこで自分がカッコいいと思っていた人が着ていた76ersのバスケシャツだったんですよね。
ファッションへ繋がる道もあればファッションから繋がる道もある。
それで知ったアイバーソンを調べたり雑誌を見たりしていく中で、スタイル、生き様、プレー、ファッション。全てにおいてハマり過ぎる。
自分自身は結局身長が伸びず、バスケをやめてしまったんですが、アイバーソンは違った。ただ、別の形で影響は受けましたし、本当にカッコいい生き様だなと思っていました。
当時は上っ面の知識でただ憧れていたものの、この作品を観て更に好きになりました。マジ泣けます。というか何回か泣いてしまいました。
その人生を描いた物語性も然ることながら、試合で見せるキレッキレのプレーも存分に見られます。
いつ見ても彼のクロスオーバーは気持ちいい。MJを抜き去った時は思わず声を上げましたよ。あれを生で観たかった。
The answerという呼び名も最高にカッコ良いじゃないですか。常にゴールへの答えを出す、こんなカッコ良い名前ありますか。
名言も響くものが多く、「体のサイズは関係ない。ハートのサイズが大切なんだ」とか「いつだって、無理だって言う奴はチャレンジしてない奴だ」とか「若い頃、「プロバスケ選手になりたい」と言うと全員に笑われた。…今度は俺が笑う番だ」とか。もう痺れが止まりませんよ。
久々にあの頃を思い出させてくれたことも含め、やはりカッコ良い男はいつまでもカッコ良い。
ルーツと共に自分自身もそうありたいものです。
では。