久々の勝利感だが、不安感も否めない。
中々安定しませんね。
そんな中でも勝ちきれたこと、オーバメヤンというストライカーにゴールが生まれたこと、その辺が今後の糧になればいいのですが。
ということでニューカッスル戦ですが、悪くは無かった。
5バックという陣形で、引かれた相手を崩すのが苦手なアーセナルですが、今回はワイドにウイングを張らせたことも機能していましたし、中での人の出入りも機能していたように思います。
最近こういった戦術的な攻撃展開が機能しないことが多かった気がするので、そういう意味では良かった。
そんな中での良い潤滑油になっていたのが中盤の二人。エルネニーとセバージョス。
ポジショニングの流動性と役割分担がしっかり出来ていたように思います。気付いてみればこの二人が中盤の時は相性も良く、機能することが多いように思います。
運動量が豊富で展開に緩急が付きますし、守備時の戻りも中々未然に防いでくれる。そつなくこなしているようで結構良い仕事してます。
冒頭でオーバメヤンのゴールの件を書きましたが、まだ本調子では無いとアルテタも語っていたように、動きにキレが無いし、脅威もそんなに感じずでした。それでもストライカーとしての役割を果たし、不調ながらも良く頑張ったんじゃないでしょうか。コロナ禍においてのマラリアという別の脅威にさらされながらも勝つための原動力になった気がします。
そのサポートかつ相変わらずの存在感だったマルティネッリも終盤こそ疲れが見えたものの、あそこまで攻守に奮闘し、よくチャンスメイクしていたんじゃないでしょうか。結果としての得点に至らなかったのは残念ですが、本当に期待しているFWなので、早く爆発してほしいものです。
それにしてもニューカッスルは前半こそ善戦したものの、後半に入って明らかにインテンシティが落ちていた気がするし、連携も減っていた気がします。中日も結構あったはずなのにと思うものの、意外に空いた方が調子狂うのかもと思ったりでしたが、幸いでした。
怪我人が多い中でのリーグ終盤戦、次戦のELビジャレアルを確実に粉砕し、確実にEL制覇を頼みます。