完全に1話と2話の展開で一気に引き込まれました。
『デカダンス』
この作品の面白い所が作り込みの巧みさとそれに伴う物語のドライブ感。
中盤や終盤でどんでん返しがある作品は多々あるものの、1話目から始まり、話数を積み上げるごとに展開がドライブしていく作品は珍しいんじゃないかと思います。
そしてこの作品がもつ世界観が絶妙なPOP感とジャパニーズ、USカルチャーの良さがミックスされていて、ファンタジーなんだけど近未来的で荒廃的な、それでいてノスタルジーも感じさせるような設定や美術も魅力的。
アニメーションの見せ方も好みな感じで、ゲームであったマザーシリーズを彷彿とさせるような雰囲気を感じました。
特に2話目でのその印象は顕著で、街並みや施設に太めのポップ字で名称を出したり、どことなく全体的に角が取れたデザインだったり、そんなレトロフューチャー感もあって好きな雰囲気でした。
まだ終盤にかけても色々な展開があると思うのでその辺に期待しつつ観ていきたいと思います。
とりあえず今クールのアニメの中では世界観とテンポの良さ含め、一番楽しみな作品な気がします。
余談ですが5.5話としてYOUTUBEに挙がっている↓の動画も、中々意味深さを含む作りになっているので、是非観てみることをオススメします。