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サマー・オブ・84

 夏に観るにはちょうどういいが。

「サマー・オブ・84」

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思春期まっただ中のオタク少年たちが隣家の警察官を殺人鬼と疑い、独自に調査を始めたことから、思いがけない恐怖に直面する姿を描いた青春ホラー。

カナダの映像制作ユニット「ROADKILL SUPERSTARS(RKSS)」(フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル)が、1980年代のスラッシャー映画やホラー、サスペンス、青春映画にオマージュをささげて描いた。

84年夏、アメリカ郊外の田舎町に暮らす好奇心旺盛な15歳の少年デイビーは、向かいの家に暮らす警察官マッキーが、近隣の町で発生している子どもばかりを狙った連続殺人事件の犯人ではないかとにらみ、親友のイーツ、ウッディ、ファラディとともに独自の調査を開始。しかし、そんな彼らの行く手には、想像を超えた恐ろしい現実が待ち受けていた。

公開初日に観てきました。

というのもこのポスタービジュアルを見たら観に行くしかないでしょ。というわけで観てきたのですが、正直全体を通して可もなく不可もなくといったところでした。

細かいオマージュやテイストは感じさせるものの、脚本の出来がいまいちかと。

観てお分かりの通りですが、「ストレンジャーシングス」とかなり似通ったテイストの作品になっており、そうなると無意識に比較してしまうのが性というもの。

オープニングのサウンドから、確実にそれを意識した音使い、構成的にもかなり似通ったものになっていたわけですが、全てにおいて詰めの甘さというか、宙ぶらりんなところが目立った気がします。

正直ラストは衝撃的ですが、それも身も蓋もないというか、オマージュに次ぐオマージュの末、ああいう結末に至ったという感じが拭えない気がしました。

色々と救えないし、気になるところが無かったことになってたりするし・・・。

まあ夏のジュブナイルものとして気楽に観に行く分には楽しめる作品じゃなでしょうか。とはいえジュブナイルもののような爽快感というかそういう類のものは何も残りませんが。

それにしても、これを観たことで改めて「ストレンジャーシングス」の凄さを思い知らされることになったわけですが、それはまたの機会に。