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Laundry

心が洗われる感覚

Laundry

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Laundry - Trailer

脳に障害を持つ純真な青年と、心に傷を抱えた女性が織りなす交流を、窪塚洋介小雪共演で描いたハートウォーミングドラマ。

監督・脚本はこれがデビュー作となる森淳一。

脳に障害を抱える青年テルは、祖母が営むコインランドリーで洗濯物を盗まれないように見張り続けている。そんなある日、水絵という女性に出会ったテルは、ランドリーにワンピースを残したまま故郷へ帰ってしまった水絵を追って外の世界へと足を踏み出すが……。

この映画を最初に観たのは高校生の頃。

当時は映画というものをカッコ良さとか表面上の楽しさとかそういったものしか観れておらず、本作も単純に窪塚が出ているとか、ミニシアター系っぽいとかそういったことでしか観ていなかった気がする。

時が経ち、今観ると見え方が大きく違っていた。

当初見た時は何気ない日常風景と取り立てて何かが起きるわけでもない映像。それくらいにしか思っていなかった。それが今では現実の忙しさ、変わらない日常、そういった有り触れたものに成り下がった日々を純粋に捉え、感じることの重要性、そういったピュアな感情を呼び起された気がした。

誰しも悩み、問題を抱え生きている。それでも立ち止まることは許されないし、以前にもまして色々な物事のスピードが加速していく。それでもふと立ち止まり、周りの景色を見渡し、純粋な思慮の時間を持つ。それが心を洗い、新しい活力になることに気付かなければいけないなと思った。

色々と心洗われるシーンがあるものの個人的にグッときが場面をいくつか挙げると。

「結婚しよう」とテルが言う場面。簡単に言っているようであって、本心を素直に当たり前に言うこと。それがどれほどのことか、そしてそれを行動に移そうと動くことがどれほど人の胸を打つのか。ラストシーンを観た時に、その重要性を観た気がした。

そして「自分を絶対に裏切らない人間なんてそういるものじゃない」そのサリーのセリフにもラストシーンと共に繋がり、全てがその一点に集約した時、本当の心の豊かさを観た。

とにかくどのシーンを切り取っても心が洗われる。心が現れ、それが洗われることで凄く純粋になれる気がする作品。

それにしても窪塚はどんな役をやっても窪塚だし、それでいて役ごとに独特の間の様な、空気感の様なものを纏わせられるところは凄いなと思う。

主題歌であったりサントラであったりも映画の凛としたところを際立たせているし、とにかく映画と合っている。

懐かしさと共に、忙しない日常から大切な何かに気付かせてくれる。そんな現代の処方箋のような映画な気がしました。

Laundry [ランドリー] [DVD]

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Laundry ― オリジナル・サウンドトラック

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