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Mourn Live in japan 2019~FEVER編~

若々しいエネルギーみなぎる最高のサウンド

「Mourn Live in japan 2019」

http://www.fever-popo.com/190312.jpg

スペインの若きポスト・パンク・バンド、MOURNが3rd Album『SORPRESA FAMILIA』を提げて初来日!

CAPTURED TRACKSから2015年に発表されたデビュー・アルバム『MOURN』では、当時15-18歳にもかかわらず確かなアティテュードによって鳴らされたオルタナティヴ・ロックサウンドが世界中のインディ・ロック・ファンの度肝を抜き、続く2016年の2作目『HA, HA, HE.』ではバンド・アンサンブルでその成長を知らしめた、バルセロナの若きポスト・パンク・バンド、Mourn(読;モーン)
待望となる3作目もCAPTURED TRACKSからのリリースで、全12曲を収録。オープニング・トラックを飾るソリッドで硬質な「Barcelona City Tour」、ピクシーズを彷彿とさせるM-3「Strange Ones」、哀愁漂うミディアム・ナンバーM-5「Candleman」やM-6「Orange」、初期スマッシング・パンプキンズを想起させるM-7「Doing It Right」など、これまでの彼らの代名詞であったポスト・パンク路線と新機軸的なオルタナ・チューンがバランスよく配され、またひと回り大きくなってシーンの最前線へ帰ってきました!

凄くいいタイミングで観れた気がします。若々しさのいい部分を存分に含み、サウンド的には成熟を感じさせるバランス感覚。

女性ボーカルながらのシャウトは最高のスパイスとなり、エッジの効いたドラムのハイハットを刻む音、深くダイレクトに響くバスドラムを纏い、ギターとベースが調和するようにそこに合わさる。最高のメロディの中で後は漂うのみでした。

アルバムを出すごとにその成熟さは驚くべきスピードで進んでいる気がするけど個人的に最新のアルバムは最高の出来でした。

ソルプレッサ・ファミリア (SORPRESA FAMILIA)

ソルプレッサ・ファミリア (SORPRESA FAMILIA)

 

このタイミングで観れたことを感謝しつつ、なぜこういったバンドをフェスに呼ばないのか、洋楽不信、ロック不信の中にあって、忘れちゃいけない音楽の熱や本質を見た気がしました。

その帰りに寄ったラーメン屋でのグリーンカレーそばも未知との遭遇に近い組み合わせながら斬新かつ作り込まれた味に唸り。

tabelog.com

その帰りに駅の改札でmournと遭遇するという奇跡。敢えて写真は撮らずにライブが最高だったことを告げ、握手してもらったが、こうした場面で英語が喋れないことを悔やみつつ、最高の体験に浸れた平日の夜の一夜。

体験こそが全てを凌駕するのは間違いないことだと改めて感じた体験でした。

ちなみに他のアルバムも良作です。

ハ・ハ・ヘ (HA, HA, HE.) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

ハ・ハ・ヘ (HA, HA, HE.) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

 
モーン [ボーナス・トラック収録・歌詞・対訳・解説付き / 国内盤]

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