惜しい、けど良くやった気がする。
凄いタイミングで来ましたノースロンドンダービー。
背中が遠かったトッテナムとの勝ち点差4に迫り、後ろからはユナイテッドと1点差。そんな中で迎えるダービーが熱くないわけありません。
序盤から共にインテンシティ高めに入りつつ、良い雰囲気で始まりました。4-2-3-1の形でスタートしたアーセナルですが、4バックにCBができる選手を配置したこともあって中盤を締めるDFが機能し、トッテナムの中盤を機能不全に近い形で抑え込めていました。
その分攻撃力は弱まっていたんですが、ラムジーとムヒタリアンが攻守に献身的で、ハイプレスからの攻撃が見事にハマっていました。
ラカゼットなら決められたゴールが何本かあったので、そこが残念でしたが、まずまずの前半でした。
後半に入ってからも序盤は上手いこと抑え込めていたんですが、徐々に綻びが出始め、ムスタフィが遅れたり、釣り出されたりするシーンが増えてきていました。
それとトッテナムが中盤の形を変えたことで、うまいことかき回され、スライドが追いつかないシーンも増えてきていました。
そして、やはりムスタフィ、遅れた動き出しをフィジカルでカバーしようとして危なっかしいなと思っていたら、予想通りのファール。あの辺の癖と言うかなんというか、意識的に修正しないと今後危険な気がします。
それにしてもラムジーが去ってしまうのが悲しい限りですが、ラストのノースロンドンダービーで得点できたので良い置き土産になった気がします。
何かトッテナムに本調子じゃ無さも感じましたが、最悪の結果は免れたかと思います。まあ正直勝てた試合だと思うので残念さしかないですけどね。
EL後はユナイテッド戦なのでそこが分岐点な気がしています。それまでに良い調整を。