ベジェリンの状態が心配だ。
テンション上がるビックロンドンダービーですが、最近調子が下降気味の両者。
開始早々かなりのハイプレスと強度のある守備でチェルシーを封じていたあたりは前節からの進化を感じさせます。
ジョルジーニョの抑え方も心得ており、ラムジーがきっちりマーク、背後にはトレイラも控え、準備万端です。
その甲斐あってチェルシーによる前線へのボール供給はダビドルイスのロングフィード頼りです。まあそれによって若干の危ういシーンもありましたが。
アーセナルの攻撃はラカゼット、オーバメヤンを中心にラムジー、ベジェリン、コラシナツが絡んで良い連携が出来ていたように思います。やっぱ熱量なんですかね。全体的に前節と別人のような動きだった気がします。
一点目ののラカゼット弾、ニアハイに蹴り込んだシーンは爽快でしたね。
二点目のソクラテスからのコシールニーもCBと思えぬフィードからの気持ちで押し込むヘッド?最高でした。
とにかくインテンシティの高い試合展開で、後半はバテてきたものの、あれを90分やり切るのは無理というものです。それでも、エメリのやりたいサッカーが見えた気がしたのでそれは収穫かと。
とはいえ、ベジェリンのような怪我は心配です。確実に重症だと思いますが、疲労によるものなのか、強度の強さによるものなのか、さすがプレミアといったところを嫌な形で見せられた格好です。
エジルの去就も気になるところですが、とりあえずの完勝、負傷者をどうカバーするか、そしてモチベーションをどう維持するのか、この辺を見守りたいと思います。