圧倒的分厚さにして圧倒的読み易さ。
「ブラスト公論」
ジェーン・スーさん絶賛!
これほどくだらなく、これほど意味のある読み物はほかにないと断言します。
「希代のトークマスター」ライムスター宇多丸を筆頭とする5名のクルーが、正論&暴論ごちゃ混ぜのボンクラトークを繰り広げる!
熱狂的ファンを持つ伝説の座談本が「増補文庫版」として完全復活。新たに、公論同窓会2018 ノミを入れてハンマーでボカーン!の巻
公論クルー全員による新規書き下ろしコラム「あとがき公論」
2006年、2010年、2017年のクルー集合写真カラー口絵を収録! 親本読者も楽しめること間違いなしです。
今なお色褪せぬ名著を1100ページ超の圧倒的ボリュームでお届けします!
自分の青春時代へのシンクロ率の高さと読み物としての面白さもさることながら、その考察が圧倒的に面白い。
ものの考え方一つでこうも話は盛り上がるのかと思わされます。
ほとんどが他愛もない話だったり、身も蓋もない話だったりするんですが、「話す」って本来こういうところに意味があるというか意味が無いというか。
話していてただ面白くて、自分の感覚を刺激されるということが純粋に必要だよなと思いつつ、こういった場面を増やさなきゃとも思う。
やっぱり人間どんなに情報が溢れていても自分自身で考えないと、意味が無いんだと痛感します。
そんな真面目な意味でもこの本は有意義ですが、単純に読み物としてメチャメチャ面白いのでおススメです。
元々雑誌連載の企画なので、各章はコンパクトにまとまっていて完結しているので隙間時間に息抜きとしてちょこちょこ読み進めるとあっという間に完読です。
しばらく絶版になっていたのがわかる完成度です。