試合自体は申し分ない、けれどチームに不満はある。そんな試合でした。
収穫もありました。やはりというか今のウィルシャーはプレミアでも使えるという点。個人的には試合中盤あたり、スライディングで強引にボールをかっさらった場面なんかは鳥肌ものでした。プレミアの本質を見せてもらった気がします。
それ以外にもボールを持ち、ピッチ上を見渡す仕草も美しい。良く見えているし、とにかく奪われないフィジカルも魅力的です。
フォーメーションも久々にスタートから4バックを観ましたが、正直機能していたのかと言われるとクエッションです。
対するウェストハムはアルナウトヴィッチが目につきました。とにかく190cm超えの身長があるとは思えない身のこなし、フィジカルの強さも然ることながら、読みも的確でした。
何度モンレアルが殺されるんじゃないかと思ったほどです。
彼が一人前線にいるだけで危険を感じずにはいられないほど存在感をいかんなく発揮しておりました。
とにかくウェストハムの攻撃に迫力があって、終始後手に回る印象が否めない試合展開で、ギリギリスコアレスドローといった印象が残る試合でした。
何が原因なんだ。
次戦まで考えた課題です。