雨やら自分の体調不良やらで全然行けておりませんでした。天気は曇りとの予報で若干不安だったんですが、晴れましたね。
ということで金時山に行ってきました。集合は9時に小田原に集まり、登ってきました。紅葉のシーズンということもあって箱根湯本駅周辺は賑わっておりました。まぁ我々は景色云々よりトレーニング的な側面が強いのであれですが。
登山道に鎖がある箇所もあるということで、興味があり、乙女峠を通るルートで登りました。
さあ行ってきます。
この登山の始まる感じってなんだかわくわくするんですよね。
とにかく天気が良くて暑いくらいでした。まだまだ初心者なので服装面等考えさせられることが多いです。
山中での紅葉はもう少し先のようです。バスに乗っての道中では結構紅葉していたのですが、標高が高くなるとまだのようでした。
この通り、ちらほらとある程度。
今回の一番の衝撃がこの乙女峠の場所。廃墟感満載でこれで乙女かよと突っ込みたくなるほど。
しかも乙女峠の由来が結構ヘビーで
箱根の仙石原に「とめ」という名前の若い女性が住んでいた。「おとめさん」と呼ばれていたこの娘は父の病の治癒を願い、この峠を越えて御殿場の地蔵堂へ百か日の願掛けに参拝し続け、最後には願いが叶い父の身代わりとなってこの峠で亡くなった。
この「おとめさん」の逸話から「乙女峠」と呼ぶようになったという伝承が残る。江戸時代になると仙石原には関所が設けられ、通行の際はここでしばしば足止めされた。このことから「御留峠」(おとめとうげ)と呼ばれるようになり、これが「乙女峠」へと変化していった。
というもの。そしてその場所がここ。
思わぬ雰囲気に圧倒されました。
そこから根っこがむき出しの場所があったり。
宗教的な暗示を示すかのような黒土に光が射し込む様子。
生命の繁栄と衰退が混在する葉。
ハンター試験よろしくな木々の乱立する斜面。
やっぱりブレた写真って色味のみに着目できるし、撮った本人にしかわからない風景が蘇るところに良さを感じたり。
逆行に立ち向かうのも最近の楽しみだったり。
帰りは箱根湯本がさらに大混雑で、1時間以上もかかりました。この疲労感はやっぱり良いですね。これは継続できそうだ。装備や登山の知識について、学ばなければいけないところは多そうですが。
ちなみに余談ですが帰りに食べた小田原の蕎麦屋、ここで呑んだ箱根山という日本酒は美味しかったです。今後は食についても書いていこうかな。
蕎麦も勿論美味しかったですけどね。磯部揚げと日本酒は最高でした。小田原だけに練り物はやっぱいいですね。