新しく「俺の名盤」と称しまして、独断と偏見による名盤紹介をしていきたいと思います。
基準は何かと言いますと
「自分の音楽観に影響を与えたかどうか」
この一点のみで紹介していきます。完全に備忘録です。
まず1枚目はこちら
- アーティスト: Queens of the Stone Age
- 出版社/メーカー: Interscope Records
- 発売日: 2007/06/12
- メディア: CD
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Queens of the Stone Ageの5thアルバム。
このバンドの名盤と言えば2ndの「Rated R」が有名ですが、私は敢えてこれを名盤として挙げたいと思います。
曲の構成から各曲のディティールに至るまで、全てにおいて衝撃を受けたから。
Queens of the Stone AgeはKyussのギタリストだったジョシュオムを中心に結成されたバンド。
そのサウンドはディストーション無しには語れないトリップ感があり、かつグルーヴィーでソリッドなもの。
単調で退屈な音楽に聞こえがちなストーナーロックを見事に消化しまとめ上げられている。
要所要所に散りばめられたギターリフが心地よく、ドラムとベースによる単調なリズム感も見事にマッチしている。その中にあってジョシュオムのボーカルも唯一無二。
2ndに比べてアルバムとしてのまとまりがあり、1枚を通して中毒性が極めて高い。
ノイジーなはずなのにいつ聴いても耳障りな感じがしない。この手のジャンルにあっては珍しい特徴かと。
ダラダラとした浮遊感が欲しい時に。