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激戦を制し、雪辱を晴らす~アーセナルvsマンチェスターU~

今季ベストバウトの可能性も。

『激戦を制し、雪辱を晴らす~アーセナルvsマンチェスターU~』

Arsenal silences doubters with late win over Manchester United | The Japan  Times

前回9月にあったユナイテッドとのリーグ戦。この時は連勝が止まり、悔しかったですね。今回はその雪辱を晴らすべく心持でしたが、マジで良くやってくれました。

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正直ヤバいなと再三感じさせられるようなプレーも多く、実際ユナイテッドもかなりエグかった。テンハグ体制になってからのユナイテッドは調子も良いし、整理された戦術がとにかく厄介。元から良い選手はいたわけで、そこにフィットする思考がハマれば、まあそれは厄介なわけですよ。

とはいえこちらのアルテタも相当な戦術家。この試合でも見事にやってくれました。

前半はチャンスメイク、シュートなどがあったものの、中々決め手に欠ける展開。特に右SBのホワイトがいまいちだなと思っており、全体的にもパキっとしないというか、らしくないプレーも目立つような、そんな印象だった前半戦。

それでも試合自体は非常にタイトでバチバチの展開でしたし、全体的な熱量はあったんですけどね。

良かった点と言えば1点決められてからの得点タイミングでしょうか。とりあえず前半はその程度。

ですが後半からようやくスイッチが入りました。

ホワイトに変えて冨安投入。やっぱ冨安は安定したパフォーマンスが出来るのが良いですね。基本的にブレない。まあ今回は対峙した相手が悪く、ラッシュフォードのキレキレプレーに危ないシーンも何度かありました。ですが、あれはラッシュフォードの個人技が凄過ぎたので仕方無いとも言えるわけで。

それと今回見ていて、改めてボールロストしない選手が多いなと。どんな局面、展開でも奪われない選手が多く、身体の使い方が上手い。こういうギリギリの戦いだったり、ビック6を相手にする時にはこの辺の技術は差として出やすいですからね。

良かった選手を挙げるとすればジンチェンコ、サカ、エンケティア。

ジンチェンコはマジでSBなんかと思ってしまうほど、神出鬼没、今回の試合が一番その感が強く、後半のそれは観ているだけでもわからなくなるくらい。平面で観ていてもそうなのに、これをピッチ上で体現するとは。

彼は本当にスタッツ以上の働きというか、オフザボールもわかってますし、ユーティリティ性能が過ぎる。

そしてサカ。

彼も常に半端無いクオリティですが、ユナイテッド相手にここまで違いを出せるというのは相当なもの。

正対で対峙するのは相当神経使うし、それでも一瞬の隙で抜かれるんだろうなと思うと、かなりの脅威。

カットインからの十八番のシュートも見事で、あれは止めれないですよ。あのタイミング、あの弾道、何度も言うようですが、それを好調ユナイテッド相手に出来ちゃうんですから。

エリクセンに弾かれたカットインからのシュートも、見事に得点時と同じ枠内いってましたからね。

エンケティアも凄かった。

ジェズス無き今、加速度的に頼れるストライカーに成長中。

毎試合ごとに精度が上がっているなと思いつつ、この試合でも収まりがとにかく良い。結構厳しい局面でも収めて前を向けますし、ボックス内でのポジションは相変わらず良いんですよね。

枠内シュート3本で、うち2本決めてますから、決定力も付いてきた。タッチ数が36と少ないながら、オフザボールの動きや少ないチャンスを決めるという、ストライカー必須のスキルを上げてきたのは大きい気がします。

その他の選手もかなりタイトかつアグレッシブに動けていたし、これは両者に言えることですが、トランジションの早さがエグイ。このテンションで最後まで行き切ってしまうんだから、そりゃ両者とも好調ですよ。

終盤で投入されたトロサールも良かったですね。あの短時間なのにボールの持ち方と判断の良さが光っていました。ブライトンでも好調だったわけですし、もう少しプレーを見てみたかったですが、まぁあの大事な局面でのフィットネスを見れただけでも良しとしましょう。初戦ですし。

ユナイテッドに関して言えばブルーノがジンチェンコ的な縦横無尽な動きで厄介でしたし、アントニーも前回の対戦同様、単騎での突破が出来る選手なので結構苦労していた気がする。

ベグホルストはボールの収まりも良かったですし、意外に大柄ながら動き出しがスムーズで抜け出しも相当に厄介かと。

個人的に一番厄介だと思ったのはルサンドロマルティネスでしたね。

このスタッツを見ても明らかですが、それに加えてオフェンスでも活躍しており、得点シーンは見事でした。アルゼンチンらしいプレースタイルで、フィジカルも強いですから、中々に厄介だなと。

そして何といってもラッシュフォードじゃないでしょうか。サカ同様、こんな良い選手だったかなと思うくらい、成長が止まらない気がする。スピードに乗っても厄介だし、乗らなくても初速で振り切れてしまう。スキル的にも超一流なので冨安が苦労するのも分かります。1点目なんて、振りが早過ぎて反応出来ないだろというスピード感でしたからね。

あっ、忘れてならないプレーがありました。51分過ぎのキャプテンウーデ。

ボックス内であのプレスを受けてのあれは何ですか。天才以外の何物でも無いヤバさ。あれをこの強度、トランジション、対戦相手の中でやれるとは。とんでもない選手です。その後のシュートは惜しくも外れましたがあのプレーは痺れました。

とにかくこの試合はかなり白熱した名試合でした。ちょっと観返しながらもう一度楽しみたいと思います。

では。

ダブルやダブル。~アーセナルvsトッテナム~

アーセナルvsトッテナム

Classy Arsenal outguns Tottenham to extend lead | Inquirer Sports

ついにダブル達成。9シーズンぶりとのことで、とにかく歓喜歓喜。特に前半は以下のようなスタッツで完全にアーセナルペース。

【左トッテナム 右アーセナル

プレスが本当に上手くなった。タイミング、囲い方、ラインコントロール、プレスバック、全てにおいてハイクオリティで、だからこそ効率的に動けるし、何より早い。

あそこまで最前線へハイプレスをかけ、終盤まで継続できるのは、最早練習の賜物ですよ。アルテタの指示もよほど的確なんだろうなと。

あと、チェンコとウーデのパーティ周りでの連携が素晴らしい。まるで衛生かのようにパーティ周りを浮遊し、必要とあれば即サポートに駆けつける。この正確さと必要性の高さよ。これが攻撃時のビルドアップにも守備時の囲い込みにも、とにかく効いてくる。やっぱ凄いですよ。この二人の柔軟性は。

ウーデに関しては何なんですか、あのミドルは。最近のウーデは全てがスーパーで、本気で頼れる。良いキャプテンに成長してますよ。

そんなパーティもあのミドルは惜しかったですね。昨シーズンからは考えられない弾道。抑えの効かせ方と、ここぞのタイミングでのシュートが今季は調子良いんですわ。

これだけ攻守に貢献していて、あれだけのシュートを演出できるのはマジで神。怪我だけ心配ですが、とりあえず今季はリーグ戦に集中できるのでまだ平気じゃないでしょうか。

それと今回良かったのがエンケティア。

あんなポストプレーやらキープやら出来た選手でしたっけ。アーセナルの最前線にいくとああなるのか、それとも元々の素質なのか。その辺がわかりませんが、とにかくそういったプレーの質が格段に上がったかと。

残念だったのがゴールを決めれなかったことですが、それが決めれれば完璧。あれだけ良い位置でボールを受けられたり、あれだけ良いポジショニングを取れていれば、本当にあともう少し。これでワンランク上の選手になってもらえると非常に嬉しいんですが。

オンターゲット3でビックチャンスも2度あったことを考えると、ホントあと一歩。頼みます。

それからやっぱり頼れるラムズデール。

ボックス内セーブ数6は見事。得点差だけ見ると完勝したような感じですが、ラムちゃんのセーブが無かったら怪しいシーンも何度かありました。

判断やフィードもそうなんですが、キーパーの一番の見せ場、セーブ。これをあのダービーであのクオリティでやってくれるのはマジで有難い。

冬の移籍市場はこと如く散っているようですが、残るはユースなどからの覚醒を願うばかり。そんなアーセナルを見たい。

では。

守備の守備による~アーセナルvsニューカッスル~

現状3位は伊達じゃなかった。

『守備の守備による~アーセナルvsニューカッスル~』

Mikel Arteta rages at 'scandalous' missed penalties in feisty Newcastle draw

ここ数試合のハイライトなんかは観ていたんですが、強さはやはり本物ですね。

アーセナル自体も紛れ無き強さを発揮しているので、やってくれるとは思っていましたが、想像以上に相手もやれる。

攻撃に関しては正直正反対と言いますか、手数をかけたり、ファンタジックなプレーで突破口を開くアーセナル、対してニューカッスルは手数少な目のダイレクトプレー。

守備に関してが今回のドローゲームとなった要因だと思いますが、これは似てるんですよね。

プレス強度高め、ラインコントロールは相手次第、カバーリング流動性を持たせたスタイルで、プレスバックやトランジションといった意識は常に高く。

アーセナル、枠内シュート4に対してニューカッスル1だったんですが、ビッグチャンスはアーセナル0、ニューカッスル2なんですよ。

共にギリギリで攻防したっていうことなんでしょうけど、とにかく勝ちたかった。

とはいえ悪かったわけではないのであれなんですけどね。

それにしても中盤の攻防は面白かった。

パーティの奮闘っぷりと重要さを再三感じましたが、スタッツを見てもそう。

中盤の制圧率よ。

地上戦、空中戦をとってもこのスタッツですし、何よりポジショニングの良さ、そこからの縦への意識とハブとしての機能性。ここにフィジカル的な強度も合わさるから、要するに最強。

ただ今回は相手のマーク、ギマランイスも良かったんですよ。

パーティに付きつつもポジションは極めて流動的、攻守にわたっての起点になっていたところ含め、まあ良かったわけです。こういうどこにでも顔を出す選手がいると前節のウーデのような状態なわけですが、やはり捕まえづらい。

逆に言えばトーマスがいなかったらと思うと・・・。

この試合ではサリバとマガリャンも安定していたので激ヤバなシーンも少なかったかと。

それでも攻めきれなかった。

ジャカの飛び出しも相変わらずソリッドでしたし、サカの特攻隊長っぷりもさすがでした。

攻撃で言うと、決めることは出来ませんでしたが、ここ数試合のエンケティアの関わり方は良いですよね。以前よりも得点のにおいを感じる。

特にターンの上手さ。相手を背負ってもそうですし、背負わずにするターンもスムーズで上手い。体幹がしっかりしているのとターン後の位置関係を把握しているからこそ出来るのかなと。

とりあえず最低限のドローゲーム。まあ今のニューカッスルの力を考えれば仕方が無いのかもしれません。

見ない間にニューカッスルもかなり進化していたことが何よりの驚きではありましたが。

戦術もそうですし、個々の選手に関してもそう。資本の影響もそれはあるでしょうけど、それ以上に。

トリッピアーも落ち着いた守備、そしてキック精度も高く。シュアーとボトマンのボールキャリー出来てブロック、寄せ、そういった能力の高さ。ダンバーンなんてSBで190越えの身長とか異常ですし、しかも意外に早い。アルミロンやウィロックといった引き出しと技術力のある選手もいますし、バランスが良いこと。

では。

壮絶な年明け~アーセナルvsブライトン~

正直年明けからこんなことになるなんて。

『壮絶な年明け~アーセナルvsブライトン~』

Arsenal : transferts, joueurs, classement

前半の様子から、この後半は予想すらしていなかった。

確かに、前半もこのスタッツを見ると、決してアーセナルが押しまくっていたわけでは無く、前半10分を除いて、決めるところで決めきっていたという感じではありました。

【左ブライトン 右アーセナル

ですが、こんな打ち合いになるとは。到底思いもしなかった展開。

アーセナルも悪かったわけでは無く、ホームの力は怖いということ。三苫の1点目から空気が一気に変わりました。

そんな三苫得点のシーン、正直冨安が本調子じゃない気がしていて。その後にも何度か危なっかしいシーンがありましたし、普段なら付いていけるようなところも、ポジショニングでギリギリカバーして、というのが何度か目に付きまして。

ポジショニングが良いのは前からですが、なんか動きが気になると言いますか。これが気のせいならいいんですが。明らかにW杯前と違うような。これはもうちょっと見ないとわかりませんが。とにかく気のせいであってほしいところです。

逆にジンチェンコはメチャクチャ良かった。

前節も交代で入ってからの良さは実感していたんですが、この試合ではとにかく効いていた。

ポジション取り、内外の使い分け、周りの選手との連携も含め、やっぱり良い。特にジャカ、マルティネッリとのコンビネーションが絶妙で、どこを見ても常にジンチェンコがいる感じ。それが楔になって次のアクションに連動していけることで、攻撃のテンポがかなり上がっている印象。

こうなるとジンチェンコがファーストチョイスにならざるを得ないなと思ってしまう。

とはいえパーティがあの場所を制圧しているからというのも紛れもない事実ですが、パーティがいる前提としてはジンチェンコファーストチョイス、仕方ないかもしれません。

前にいるマルティネッリにしても、ジンチェンコが後ろにいるとかなりプレーしやすそうで、攻撃力が増しているような。

何と言っても彼は一人での打開力が桁違いに向上中。どんどんプレー精度も、アイデアも増している気がしますし、ゴール前でのテクニックも磨きがかかるのなんのって。

エンケティアもゴールで調子に弾みが付けばいいと思いますが、彼に関してはビック6相手にどれだけやれるかが気になるところ。

そして、やはり今回もウーデ。

ヒートマップを見ても、消えて現れてるのかと思う点在っぷり。

ビッグチャンス創出も2って。スタッツに表れない攻守での活躍っぷりは当然ですが、ワンプレーワンプレーの質が素晴らし過ぎる。

ゴールとはならなかったですが、ボックス内でのマルティネッリへの股抜きパスも異常ですし、4点目のマルティネッリへのアシストも異次元過ぎる。

もうあれって、もらう時点で蹴るの確定している人の受け方、出し方ですからね。それをあの精度でやれてしまうとは。

お見事としか言いようのないプレーを一試合に何回見せてくれることか。

この試合ではサリバがちょっと不安定なところもありましたが(前節も何度かあった)、まだまだ許容範囲。

何より勝っているという事実こそが全てなわけで、この時期にこの順位についているということを考えれば。

ただ、ここからが本番だと思う中で、誰か来るのか来ないのか。

とりあえず現有戦力でどこまで伸び代を出せるのか期待したいと思います。

では。

そのままに帰ってきた喜び~アーセナルvsウエストハム~

これは嬉しき誤算でした。

『そのままに帰ってきた喜び~アーセナルvsウエストハム~』

Just Arsenal News - Arsenal Transfer News & Rumours | Arsenal FC Team news

いつもこの時期になると失速してくるのが常なアーセナル。今回もそうなるのかと思ってしまったのも前半まで。

前半にしてもほぼほぼ全てのスタッツで相手を上回っていたわけですし、展開自体も悪いものではありませんでした。

それでも決められ無ければ意味は無く、全ては無に帰すのがスポーツの習わし。

ですが、やはりというか、今季のアーセナルは一味も二味も違う所を見せてくれました。

まず、ジェズスがいないのに奮闘していたエンケティアの存在。

正直W杯前であれば物足りなさやジェズスなら出来ていたプレーを嘆いていたかもしれません。

特に、その一要素としての献身性や足で稼ぐような努力に纏わるプレーの部分。

これを意識的にやるようになったというのが何よりじゃないでしょうか。これに関しては出来る出来ないという事よりも、やるのかやらないのかという側面が多い話。この意識を感じさせるようなプレーを見ることが出来たのが何よりの収穫でしたし、それに加えての得点まで決めてしまうという。

その得点にしても見事なターンからの完璧なゴールと言う成長しか感じさせないゴール前での振舞い。まだまだ足りない部分はあるものの、ジェズス無き今の状況で更なる躍進を感じさせるところには期待の二文字がよぎるばかり。

その意味で言うとマルティネッリとサカ、この二人はW杯を経て、一層大きくなって帰ってきましたね。

マルティネッリはボールキャリーとキープ力が更に進化。得点に関しても、あのモーションでニアローに蹴り込むスキルと心意気、感服です。

サカに関しては相変わらずの無双ぶりなんですが、スタッツ上もそれは顕著に。キーパス4/4ですし、ロングパス成功率3/3、地上戦4/4といかに無双か。

囲まれても奪われず、逆にそこからチャンスメイクしてしまうところは好調の証かと。

好調という意味では我らがキャプテン、ウーデ先輩。

この試合の存在感は異常でしたよ。

攻撃に守備にと機転しか効かないプレーの数々。

このスタッツだけ見てもそうですが、これに加えて守備面での貢献もエグいのなんの。

ボールを奪うタイミングにしても、狙いにしてもとにかく全方位での意識が高過ぎる。

前半10分くらいに見せたボックス内へのキラー過ぎるミドルパス。あれは痺れました。あれでこそアーセナル。それでこそアーセナルのキャプテン。

これが90分通して切れないというところこそ称賛のポイントで、伊達にこの年でキャプテンとしてやってないなと。

それからジャカ。

ボックスtoボックスの選手としてアルテタからアドバイスを貰っているようですが、その立ち位置になってから、格段にパフォーマンスが上がっている印象。

この試合でも飛び出しや、ポジションの取り方が良いですし、元からあるボール奪取力も相まって、プレスも前線から良く効いている。カバーリングなど、以前からの能力と合わさることでよりハイブリッドなプレーを見せているところをみると、改めて基本能力の高さを感じます。

ラムちゃんも久々観たけどやっぱり良かったですね。W杯を観ていても思いましたけど、セーブやポジショニングなんかは今のキーパーの標準装備なんですよね。そこからどれだけオプションを付けられるかが一流かどうかの鍵になるかと。

その意味でラムちゃんは攻撃参加へのトランジションの速さと判断の良さが際立ちますし、キャプテンシーもあって。これに経験が組み合わされば。この試合だとシュートストップからジャカへのフィードは痺れましたね。ロングカウンターの起点としては申し分ない、これ以上無いようなフィード。あれが今の時点で出来るのは、そりゃ一流ですよ、もう。

正直他の選手もかなりのパフォーマンスで。強いて言うならサリバのパフォーマンスがもうちょい上がってもいいのかなと思いましたが、フランス代表で試合に出れていなかったことを考えると、試合勘と言うところもあったんでしょう。

ティアニー、ジンチェンコのところもホント二人とも良さが違うんだけど、二人とも良いだけに悩ましいなと。

とにかく勝ち点40一番乗りで年越しできるのは嬉しい限り。

次は元旦、ブライトン戦。三苫も楽しみですが、こちらの冨安は出るのか出ないのか。

では。

そして神になった~ワールドカップ2022 決勝戦 フランスvsアルゼンチン編~

これは凄い試合になりました。

『そして神になった~ワールドカップ2022 決勝戦 フランスvsアルゼンチン編~』

ワールドカップ:アルゼンチンがPK戦制し36年ぶり3度目V、メッシ2ゴール…フランス連覇ならず : 読売新聞オンライン

自分が今まで観てきた中でもベストバウトだったんじゃないかと思うほど息を呑む試合展開。

時間の経過が本当にあっという間で、ある意味フットボールの重要な歴史に立ち会った気すらしております。

そんなカタールワールドカップ決勝、まずはフランス。

まさかのシュート数0で終わった前半というスタッツが示す通り、何も出来ていないというのが本音になってしまった前半。

今までの試合のキーマンとなっていたグリーズマンがアルゼンチンのマクアリスタに徹底マークされ撃沈。頼みのジルーへも惜しいチャンスはあったもののこれは決めれず。

ムバッペに関しても全くと言っていいほど姿を見せず、中盤2枚もほぼ機能せず。

デンベレに至っては機能しないどころか悪い方悪い方へいってしまうような調子の乗らなさ。以前から乗っている時とそうじゃない時の差が激しい選手だと思っていましたがその負の面がこの決勝で出るとは。

前半終盤に得点を奪われてから、デシャン監督の采配で交代もあったものの、後半も立ち上がりから全然エンジンはかからず。

これがワールドカップ決勝、アルゼンチンの躍動に打ちのめされて終わるのか・・・と思った後半終盤、ムバッペの仕掛けからPK獲得、からのゴール。これでまだやれるかもと思ったさらに数十秒後、まさかの逆転弾、これまたムバッペ。

アルゼンチンの2点目がエゲつなかっただけに意気消沈かと思ったところからのこの同点劇。そしてこの2点目は逆にエゲつなくボレーをかます

そこから延長戦でもまさかのハンド誘発による同点弾と喜怒哀楽がおかしくなるような試合展開。

しかもPK含めハットトリックとは。決定力よ、決定力。

やっぱりムバッペは怪物だなと思いつつ、23歳でこのメンタルと存在感。ロナウドやメッシが出てきた時に感じたようなザワつきは継承され、新しい時代が始まるのかと。改めてそんなことを思わされたり。

それにしてもこのスタッツ、左がアルゼンチンで、右がフランスなんですが、チームとしてこんな圧倒的なことありますか。

ゴールキーパーセーブ以外はほぼ上回っているような状況。ようするにそれだけアルゼンチンが攻撃的だったということですよ。

そしてアルゼンチン。

フランスが前半消えていたのもありますが、アルゼンチンはかなり素晴らしいパフォーマンスで。後半終盤のムバッペに決められるまで、この大会ベストだったんじゃないかと思うほど。

基本的に4ブロックだったものの、後方4枚は守備に徹するようなスタイル。タイミングをみて両SB上がってくる動きもあったんですが、そこまで多く無く、タスクとしては後ろ4枚守りの前6枚で攻撃を畳みかける感じ。

とはいえ前線の選手の守備意識とプレスあってのことは間違いありませんし、メッシの運動量を考えると他の選手の運動量は相対的にかなり高かったんじゃないでしょうか。

最前線のアルバレスなんて鬼プレスに執拗な抜け出し、重要な場面での仕掛けを始め、起点としてもストッパーとしてもかなりの運動量だったことでしょう。

中盤3枚のマクアリスタ、エンソフェルナンデス、デパウルはとにかく高フォーマンス。

マクアリスタはボールに絡む動きや顔の出し方が抜群、デパウルは実況で本田圭佑が言っていたように上手さが光ってましたし、ボール際の判断が非常に良かった。

そしてエンソフェルナンデス。結局最優秀若手にも選ばれましたが、この試合はホント効いていた。

このヒートが物語っているような滾りっぷりで、かつスタッツを見てもそう。地上戦11/21と数値としてはそこまで高く無いものの、21回の地上戦て。タックル数10というのも驚異で、とにかく守備での貢献が半端無い。

守備で言えばGK元アーセナル、エミマル先輩。

序盤のシュートストップであるとか、PKでの予測であるとか、最後にPK戦での勝利を想像させるパフォーマンスを発揮していた働きっぷり。

アーセナルでもそうでしたが、更なる経験を積んで成長した彼の姿を見た時、単純に嬉しく、単純に凄かった。コロムアニのシュートストップのシーンなんて良くぞ止めたと興奮しまくりでしたし。

そしてディマリア。怪我明けにも関わらずメチャクチャ頼りになる参謀。メッシと共に苦楽を共にしてきた経験、スキルは伊達じゃない。

2点目のゴールは完璧過ぎて、どこかがズレても入っていなかったようなスーパーゴール。そのフィニッシュを狂いなく冷静に決め切るところも納得しかないスーパープレー。

こういう名参謀的な選手ってそういるわけではないですけど、ディマリアとメッシの関係性を見ているとその信頼感なんか含め、なんか良いなと思ってしまうんですよね。

そしてこの試合の主役は何といってもメッシ。

彼がサッカー界に出てきたのが2004年、自分がサッカーを見だす頃には一躍スターになっていましたし、誰でも名前くらいは聞いたことがあるくらいに有名過ぎる選手でした。

それから20年弱の年月を経て、残すタイトルはこのワールドカップのみ。それをまさかこんな劇的な形で締めくくるとは。

sofascore驚愕の9.2というスコア。自分は今まで見たこと無いスコアですよ。

ゴール期待値1.88というのも驚きですがメッシに関してはスタッツに現れないプレーが多すぎる。

独特のボールを持った間合いやテンポ感、見えてる視野もそうですし、そこから出されるパスの正確さも恐ろしく精密。動き出しも緩急が激しく、予想不可能な初動と急加速はメッシのオリジナリティでしかない。

それに加えてこの大会では非常に運動量もありましたし、何よりコンディションが凄く良かった気がするんですよね。

まあ個人的に一番痺れたシーンは後半26分。

マクアリスターとアクーニャで突破し、囲まれてからのメッシ。その受け方と受けてからの王様感が尋常じゃなくて、そこまでの試合運び、アルゼンチン代表としての歴史も感じつつなんか一番グッと来たんですよね。

そこからのフェルナンデスのパスへの流れも完璧で、そのシュートは外れてしまったものの、あそこがハイライト過ぎて。

俺が全て背負って捌き切るという姿勢を背中とプレーに感じてしまって。

そして自ら決勝点かと思われた3点目を決め、このまま勝つのか。そう思ってしまったのは私だけでは無いはずです。

それをフランスの怪物が覆し、二転三転でのPK戦へ。

そこでも両エース共に決めきり、結局はアルゼンチン勝利へ。

はっきり言ってPKは運によるところも大きいと思いますし、実際に試合の中で終えるのが真だと思っているわけですが、この試合に関してはエミマルの勝利ですよ。

先ほども書いた通り、それまでの予測の良さ、気合、キーパーの質としての違いが明らかに見えていました。

そんなエミマルが止めてのこの結果はもう最後の最後までパーフェクトゲーム。いやぁ、メチャクチャ楽しませてもらいました。

また4年後、次はどういった戦いが待っているのか、楽しみに待ちたいと思います。

では。

あっ、ちなみに余談ですが本田圭佑の解説は個人的に非常に楽しめましたね。本田史上ベスト解説(暫定)もこの試合だったことは間違いないでしょう。

底力vs底力~ワールドカップ2022 3位決定戦 クロアチアvsモロッコ編~

ここまで来たら総力戦。

『底力vs底力~ワールドカップ2022 3位決定戦 クロアチアvsモロッコ編~』

クロアチアが有終の美!オルシッチの決勝弾でモロッコを2-1撃破!3位で大会を終える【W杯3位決定戦】|ニフティニュース

両者共に死力を尽くしてきたわけで、そんな両者が当たるのも運命なのかどうなのか。

そんなカードとなりましたが、序盤からやはりかなりの攻防戦。

両チームとも選手を欠いている状況だったので陣形は同じながらも、いつもとは違った感じ。

こういう時って意外な若手が出てきたりするんですが、そういった際立ったような若手はいなかったような。

やっぱり主力でやっていた選手たちが良かったんだなと思う試合ではありましたが、自力と経験の差でクロアチアが勝利したといったところでしょうか。

目立ったところで言うとクロアチアはオルシッチとグヴァルディオル。

オルシッチはチャンスメイクもそうですし、思い切りが良かったなと。ペリシッチを低い位置に置いてのスタイルも合っていたように思いますし、得点のにおいを一番感じました。

グヴァルディオルは相変わらず良くて、タイミングとボールを前進させる判断が潔い。タイミングは天性のものだと思うんですけど、視野が広いからこそ見れる部分もあるんだろうなと。

ゴールもその賜物でしょうし、後半に見せたあのボール運びはなんですか。

CBがボックス内に侵入し、あわやファールorゴールって。しかもその侵入の仕方もオフザボールでの動き出しもCBのそれじゃない。あのタイミング自体も飛び出して平気だという判断のもと行ったことを考えると、やっぱり将来が楽しみなところ。この試合と前の試合に関しては少しミスが増えたようには見えましたが、ここまで短期間での連戦を考えると疲れもあったことでしょう。

そしてやっぱりモドリッチは凄かった。

パス成功率も62/67と93%ですし、ロングボール成功率4/4で100%。地上戦5/7。この連戦の最終戦でこのスタッツはヤバすぎる。37歳ですよ。彼無くして3位という結果はあり得なかった。

まずもってお疲れ様です。そして終了早々次はレアルでの活躍を期待します。

一方のモロッコも想像以上の健闘っぷり。アムラバト、ブファルをはじめ、個々の強度の強さ、そして粘り強さ。

アムラバトは是非アーセナルにも欲しいなと思うようなタフさとスタミナ。中盤底でああいう動きが出来る選手が欲しいんですよね。球際での判断や厳しいところでも冷静に捌けるというのもメチャメチャ魅力的。フィオレンティーナでどういった立ち位置なのかわからないんですが、年齢的にも26歳と良い気しかしない。

ブファルも思った以上の働きで、今までも良かったんですが、右サイドでのツィエク、ハキミ、ウナイが良過ぎたんですよ。

それが今回はかなり奮闘していました。突破力であったり献身性、攻守に労を厭わないところも含めて、かなり効いていました。

こういう粒揃いな選手が多いというところもモロッコの強さだったんだろうなと改めて思いつつ、初出場ベスト4はそれだけでも快挙だと思いますので。

では。