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ヴァイオレットエヴァーガーデン

言葉の重みと大切さを知った。

ヴァイオレットエヴァーガーデン

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5分で分かるアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1回

大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま―。

ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく…。

まず何と言っても本作で際立つのがが美しさ。

どの場面を切り取っても美しい。特に光と風、フォーカスの使い方が絶妙で、観ているだけで浮遊感があり、心地良い。それだけで満足度は十二分にある作品だと思う。

だが、本作の真骨頂はその骨太な内容。

端的に言うと戦後の時代に兵器として育てられた少女が手紙を書くという行為を通して、「気持ち」を理解していくというストーリになっている。

この「気持ち」というのがポイントで、普段我々が何気なく抱いたり、汲み取ったりするものも作品内で丁寧に描写されていて、それ故に「気持ち」というものについて深く考えさせられる。

合理的な判断やスピードを求められ、様々なことが希薄になっている現代においても、この「気持ち」という概念を考える。

それらを的確に捉えられるかどうかはわからないけど、しっかりと向き合う大切さには気付かせてくれるし、必要だと思う。

それを行うツールとして手紙というものをフォーカスしているところも面白いし、それを行う人の設定が「自動手記人形」というのも面白い。

本当に手紙っていいものだなって思わせてくれます。そういった大切な何かを思い出させてくれる作品でした。

映画も公開されている作品なのでそちらもチェックせねば。