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Blcrackreverse

自分を紡ぐ物語

セトウツミ

これは映画じゃなくてもいい。でも映画でもいい。とにかく力の抜ける異色青春ムービーでした。

「セトウツミ」


映画『セトウツミ』予告

高校二年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、内海が塾に行くまでの放課後を、いつも河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごす。
クールでインテリの内海と元サッカー部でお調子者の瀬戸。
真逆のような二人だが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、好きな女の子に送るメールの文面で真剣に悩んだり、ときにはちょっと深いことも語り合ったり……
二人でいれば中身があるようでないような話も尽きない。
そんな二人を影ながら見守っているのは同級生の樫村一期(中条あやみ)だ。
瀬戸が好きなのは樫村だが、樫村は内海が気になっており、内海はそんな樫村につれない素振り。
さらに瀬戸と内海の先輩であるヤンキーの鳴山(成田瑛基)やバルーンアーティスト(宇野祥平)、離婚問題に揺れる瀬戸の両親なども、二人の日常にちょっとした波風を立てていく。
まったりと流れる時間の中で移り行く季節。変わったもの、変わらないもの。
二人の未来は、そして樫村との三角関係の行方は……?

1時間ちょっとの作品と映画としてはかなりコンパクトな印象。本編もいくつかの話で構成されていて、正直ドラマでいいじゃんといったところ。

本編自体は高校生2人がただダラダラと喋るだけというくだらない内容。にも拘らず、池松壮亮菅田将暉の存在感、学生時代のあるある、といった内容がくだらなくも非常に痛快でした。

なんか学生時代ってこういう時間あったよな、と思わずにはいられない感じ。大人になると何に追われているのかわからないけど徐々に失っていくこの感じが懐かしく感じられました。

常に「面白さ」や「ウケ」を狙っていたあの頃、というかそれ以外考えていなかったのか思っていなかったのか。そういったところが見事に表現されていて、要所要所で笑えます。

大人にもこういう時間ってあってもいいんじゃない。そう思わせてくれる作品でした。原作の漫画も読んでみたいところです。 

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セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

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