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T2 トレインスポッティング

「underTOWN映画鑑賞会」始めました。ということでこれから三人で定期的に映画を観ていきます。

何か呼び起された気がして懐かしくもあり、切なくもあり。

「T2 トレインスポッティング


あれから20年!『T2 トレインスポッティング』本編映像

レントンが仲間の大金を持ち逃げしてから9年。ロンドンでくすぶっていたシック・ボーイは、親戚からパブを譲り受け、スコットランドのリースに帰ってきた。ここで一発当ててやる!シック・ボーイが悪だくみをしているそのとき、オランダで暮らすレントン、刑務所にいるベグビー、依存症治療中のスパッドの人生もまた大きく動き出す。この再会は事件だ!『トレインスポッティング ポルノ』を改題

冒頭を観た瞬間、とにかく「おかえり」そんな感覚でした。

当時は疾走感やカッコよさ、そういったカタチに憧れ、何回も観かえしておりました。ミニシアター最盛期でもあって、映画はミニシアターから入ったようなものだったのでそういう意味でも思い出の作品。

観ていくうちに20年という歳月、自分自身も過ごしてきた時間、こういった抗えない何かへの不満が具現化されているなぁと感慨深かったです。

当時のような疾走感は無く、時の流れと老いを感じずにはいられなかったのが正直な印象。

それと同時に自分自身を根本的に変えることの難しさ、というか不可能さのようなものも感じました。

「choose life」という言葉もところどころで出てきますが、観ていくうちに選べなかった人生という風に聞こえてきて、それってほとんどの人に当てはまるよなぁとか思ったり。

当人たちはヘロイン中毒者だけど、レントンが言うとおり、現代の人もスマホやインターネット、テレビといったみんな何かの中毒者なんだというところも思い当たる節があり過ぎて痛いところを突いてきます。

とにかくあの頃の世界観に戻れることは間違いないので観て損は無いです。ただ本当のあの頃に戻れないもどかしさみたいなものも内包していて、それが映画のクオリティに出ている気もしました。

「人はそんなに変われない」「みんな何かの中毒者」「ただし変われないこともそんなに悪いもんじゃない」そんな映画でした。

ちなみに前作の「トレインスポッティング」は絶対観てから行った方が楽しめるかと思います。というか観ずに行ったら楽しめません。

それは言い過ぎかもしれませんが。

T2 トレインスポッティング -オリジナル・サウンド・トラック

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T2 トレインスポッティング〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)

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T2 トレインスポッティング〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)

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トレインスポッティング〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)

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トレインスポッティング 特別編 [DVD]

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