Blcrackreverse

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Power Push~2019年1月~

音楽も折角なら備忘録的に記録しようと思いまして、毎月ごとの個人的な「Power Push」を紹介していきます。

純粋に新曲等では無く、その月に良く聴いた、熱かったアルバムor曲を挙げています。洋邦問わず、ジャンルも問わず。

とりあえず1月の「Power Push」。

Starmarket「four hours light」

これは完全にライブの影響もありますけど完全に自分好みのサウンド。彼らのアルバムを通しての出来が一番しっくりきた作品でした。個人的に一番好きな曲は「into your arms」。

Four Hours Light

Four Hours Light

 

Mitski「be the cowboy」

逆輸入アーティストとしては完全に洋楽寄り。サウンドの雰囲気が抜群にカッコいいです。良く聴いた曲は「nobody」

Be the Cowboy

Be the Cowboy

 

KID FRESINO「ai qing」

このアルバムも完成度高し。昨年ライブで聴いた「Coincidence」が素晴らしすぎる。PVもかなりカッコいいです。独特なフロウに陶酔します。

ai qing

ai qing

 

アーセナルvsマンチェスターシティ

予想通りの展開へ。

アーセナルvsマンチェスターシティ」

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果たしてビッグ6と呼べるのか、疑問を持ってしまうほど圧倒的な力の差を感じてしまいました。

開始早々、シティの得点に始まり、その後1点を返した所では、まだ脈は見られたんですが、前半終盤から徐々にシティの修正による攻撃がハマってきて、その後は打つ手なしでした。

奇策とも呼べるフェルナンジーニョのCB起用で、守備時はCB、攻撃時は中盤のビルドアップに絡んできて、ツートップのハメ込みではスリーバックに対応できず、プレスがハマらなければ中盤から当然のように良いパスが供給されます。デブルイネ、フェルナンジーニョ、シルバ、恐ろしい中盤です。

ハイプレスからやや引き気味で対応したところまでは良かったんですが、シティの連携、崩しが上回りました。

個々の選手の能力の高さもさることながら、それ以上にチームにおける秩序と、各ポジションでの選手不足を感じた試合になってしまいました。

初登場のデニススアレスも試合に出れていなかったせいもあってかプレイ強度も弱かったですし、まだフィットするには時間がかかりそうな気がします。というかあのプレイスタイルならエジルの方が質が高いような気も。

良い点と言えば圧倒的なラカゼットのボールキープ、モンレアルの攻守にわたる献身性でしょうか。トレイラも相変わらずの潰しっぷりでしたが、如何せんCBとSBを安定させないと話にならない気がします。ムスタフィの怪我も心配ですが、心配事は山積みです。

ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー

バトルシーンとキャラは相変わらず

ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー

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『ドラゴンボール超 ブロリー』予告

鳥山明原作の大人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズの劇場版20作目となる記念作品で、2015~18年に放送されたテレビアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」を映画化。

15年の劇場版「ドラゴンボールZ 復活の『F』」同様に、鳥山が自ら原作・脚本・キャラクターデザインを担当した。「力の大会」が終わり、宇宙にはまだまだ見たことのない強者がいることを知った悟空は、さらなる高みを目指して修行に明け暮れていた。そんなある日、悟空とベジータの前に、見たことがないサイヤ人ブロリーが現れる。地獄から再び舞い戻ったフリーザを巻き込み、悟空、ベジータブロリーという3人のサイヤ人の壮絶な戦いが始まる。

相当久しぶりに映画館でドラゴンボールを観た気がします。それなのに全く久しぶり感が無かったのは圧倒的なキャラ力によるところでしょうか。

本作で出てくるブロリーと言えば、以前にもOVAで登場したメチャ強いサイヤ人

今回もその辺の設定は変わっていないものの、力のインフレが止まらな過ぎです。

バトルシーンなんかは相変わらずテンション上がりますし、キャラにも気持ちが入ります。なのにやっぱり少し違う感が出てる気がするんですよね。

漫画やアニメで観ていた当時は成長の遅さも含めてドラゴンボールだったし、金髪が最強という圧倒的存在感があって30分気を貯めて終了とか、ただトレーニングするだけといった一見無駄に見えるけどそれがあるから記憶に残る的な場面が多かった気がします。それが最近の作品はインフレし過ぎでキャラの物語性が希薄になっている気がして。この辺はドラゴンボールに限った話ではないですが。

これって現代を象徴している気がしていて、情報の速さ、進歩の速さが力のインフレに直結していて、「もっともっと」という感じがしっくりこない気がしちゃいます。本作一つとっても、このストーリーの中でどれだけ成長するんだよという感じです。

さらに言うとブロリーと悟空、ベジータの対比も現代と過去の対立のように感じます。今のような抑圧されて生み出されるモンスターのようなもの、変な犯罪者とかモンスターペアレントとか、それに対して物事の本質を見据えてあくまで楽観的に、色々な価値観を許容する2人。

今の時代は変な抑圧や情報が氾濫しているせいで、自分で考えて行動するということが少なくなっていて、何かに頼るのが当たり前になっている。そういったことを象徴している気がして、やっぱり悟空とベジータは良いやつだなと思ったり。

アニメなんて楽しければいいと思うけど、やっぱり今公開されているだけにそういったところがどうしても気になってしまいまして。

とはいえ、バトルシーンの音、映像演出、キャラ、これらを観るために足を運ぶ価値がドラゴンボールにはあるように思いました。

やっぱり最高だよ。

そしてブロリーフィギュア欲しい。

アニメの力を久々感じた~エガオノダイカ~

久々アニメ、ハマりました。 

「エガオノダイカ

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TVアニメ『エガオノダイカ』第一弾PV

地球より遥かかなたの星にある、笑顔に溢れた王国。

王女のユウキは十二歳、そろそろ多感なお年頃。毎日泣き、笑い、時にはときめいたり…?しながら、王宮で楽しく暮らしている。日々を彩るのは、忠実な家臣たち。教育役のレイラ、政治を補佐するイザナ、騎士団長ハロルド、そして……幼馴染の側近、ヨシュア。「ユウキ!気合と根性さえあれば、何だってできる!」「……もうっ。またそれ~!?ヨシュア、もっと貴族らしくしてっ!」。ステラは十七歳、有能かつクールな軍人。けれど微笑みはいつも絶やさない……笑顔は生きるためには、欠かせないから。

これは、遠い星に生まれた、二人の少女の物語。

まだ3話目までしか観ていないんですけど、面白い。オープニングタイトルまでの作りも好きだし、単純な映像の綺麗さとは違う、設定を伴った綺麗さというか空気感というか、その辺の感覚的な部分も好みです。

内容的にも王道を踏襲しつつ、行き先がわからない感じが良し。とはいえエグイほどに淡々とその世界での現実を見せてくる。良い意味で作品内での中途半端さが無いところがマジで凄いです。

ロボットでのバトルシーンも妙なリアルさがあって、場面に釘付けになりました。それらを総括的に底上げしてるのが音。あえて音楽と書かずに音と書くのが、あらゆる場面の音使いが素晴らしい。

そういった細かいところは抜きにしても、とにかく観たいと思わせる作り込みが素晴らしいです。

やっぱ感覚的に引き寄せられる何かは強いですね。個人個人でその感覚は違うと思いますけど、とりあえず一見の価値ありだと思います。

コスパ最高イヤホン~final E2000~

これは今まで使った中で最高に気に入った。 

「final E2000」

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最新の音響工学、心理学の研究成果を踏まえた音質設計。クリアな音質で音楽を楽しく響かせます。

最新の音響工学、心理学の研究成果を踏まえ、音質設計を行いました。 高音の一部を強調するという一般的な音作りの手法を使うと、一聴して音の鮮やかさを感じさせるのですが、そのことによって、他の音域が埋もれて聴こえにくくなってしまいます。

E2000では、強調した音域を作らないことで、クリアな音質を実現しています。さらに、高音にわずかな特徴をもたせることで、目の前で演奏しているかのような臨場感を体感していただけます。

一聴したときのアピールよりも、長く使うほどに良さを感じる「定番」と呼ばれることを目指した、音楽を楽しく響かせる音質を追求した製品です。

今まで色々なイヤホンを結構使ってきましたが、このイヤホンのコスパは恐ろしいです。

全ての楽器やボーカルに対して音像がクリアと言うか全く邪魔をしません。

長時間聴くにも聴き疲れしないし、耳へのフィット感もちょうどいい感じです。意外にカナル型でも耳が痛くなるやつがある中でこれは本当に痛くなりません。イヤーピースを変えてもダメなやつはダメなんで。その辺非常に良かったです。

これよりグレードが下のE1000というモデルもあるんですがこちらの方が評判も良く、試聴した際もクリアさが結構違ったのでこちらを買いましたが、コスパ重視ならE1000でも問題ないかと思います。

アーセナルvsカーディフ

やはりラカゼットは唯一無二。

アーセナルvsカーディフ

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カーディフだから勝てたものの次節のシティ戦では不安材料しか無いと思えるほどの守備力。

ムスタフィが足を痛めた場面では本当の壊滅を想像しましたが、それでもヤバさに変わりはありません。攻撃力を担保するだけの守備力不足で圧倒的に不安です。

エジルも1ヶ月ぶりくらいのスタメンでプレー強度が落ちていたのか、少し気がかりな部分が多かった気がします。とはいえ天性の部分で違いの出せるプレーも見られましたのは救いですが。

それにしても前線2人の攻守にわたる運動量と脅威は恐るべしですし、ラカゼットの強さはホントこういうチーム状況の時に助かります。イウォビもこういう時に頼れる選手になりましたね。

CBの補強は今冬は間に合わなそうで、どうにか乗り切ってほしいと思いますが、どうにもならないと思ってしまうほどの戦力です。

まあとりあえずバルサからデニススアレスが来るということで、このチーム状況の中、どのポジションで使うのか見守りつつ、活躍を期待します。

ジュリアン

 未だかつてない圧倒的な緊張感。

「ジュリアン」

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映画『ジュリアン』1/25(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開!予告編

本作が長編デビューとなるフランスの新鋭グザビエ・ルグランが、第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したヒューマンドラマ。

離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子のジュリアンの親権をめぐって争っていた。ミリアムは夫のアントワーヌに子どもを近づけたくはなかったが、裁判所はアントワーヌに隔週の週末ごとにジュリアンへの面会の権利を与える。アントワーヌはジュリアンに、共同親権を盾にミリアムの連絡先を聞き出そうとするが、ジュリアンは母を守るために必死で嘘をつき続けていた。アントワーヌの不満は徐々に蓄積されていき、やがてジュリアンの嘘を見破るが……。

とにかく場面から伝わってくる無言、無音の圧力が凄まじい。

今まで色々な映画を観てきましたが、この意緊張感は初体験。全体を通して音楽が使われておらず、環境音のみで構成されていて、その環境音でさえヒリヒリするし、観ていて痛々しさすら感じてしまう。

カメラワークも静と動が巧みに使い分けられていて、特に静のショットが非常に効果的に緊張感を高めている気がする。

足元だけを映すショットや風景を切り取ったショットなど、どれもその背景に何かあるんじゃないかと思わされる作りで、観ていて良い意味で気持ち悪い。

脚本も見事で、それぞれの前提条件みたいなものをぼかし、真実自体をぼかすあたりも秀逸。観終わった後の後味の悪さと考えさせられる余白が多く残されている点も非常に良かった。

各ショットから見えるそれぞれの視点が見つめる先は結局主観的な視点であって、それはつまり自分本位であるということ。人って家族であろうが、恋人であろうが、友人であろうが、結局は自分を中心に考えていて、それは年齢と共に確実に進行していく。

家族とは、愛とは、生きるとは。そんな誰にでもある日常について実にソリッドに切り込んだ作品だったような気がする。

とにかく作品を通してのソリッドな緊張感。あくまでも日常というフィルターを通しての緊張感をここまで鋭利的に表現しているところが素晴らしい作品だと思う。

それほどに実は現代の日常はヒリついてしまっている。そんな中で今の子供は正しく成長できるのか。ホント深い社会の闇だなと思う。