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Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

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ACTRASHLY2017

すっかり年明けですね。

明けましておめでとうございます。毎年のことですが年末年始はバタバタしており更新が滞ってしまいます。

本日からまた更新していければと思います。

先日、個人的なロゴを作成したお話は書きましたが、以前より活動している「ACTRASHLY」に関してロゴが無いという話になりまして作成しました。 

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ちなみにこの件に関しては何度も作成を試みていたんですが、話が逸れて毎回決まらず出来ておりませんでした。

今回は絶対に決めると意気込み、完成させました。このロゴにはK氏と話し合い3つの意味を込めました。

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これは「ACTRASHLY」という単語が持つ無分別な行動という意味の雑さ、そして我々の何物にもとらわれないという自由さ、それらを踏まえた雑で自由なんてアリエナイという常識へのアンチテーゼ的な意味合いからこのデザインに落ち着きました。

このユニットでの活動が一番長いので思い入れも強く、ロゴも完成したことで今後の活動にも力が入るところです。

実は昨年に一つ企画を行っておりまして、それも近々公開できるかと思います。

止まらず進もう。

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ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2016 - 2017 「20th Anniversary Live」

チケットの予約が今年の春頃ということもあって、忘れかけていたのですが行ってきました。

ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2016 - 2017 20th Anniversary Live」

最近ではソルファの再録も発売され、再び多少気になっていました。 

ソルファ (2016)(初回生産限定盤)(DVD付)

ソルファ (2016)(初回生産限定盤)(DVD付)

 
ソルファ (2016)(通常盤)

ソルファ (2016)(通常盤)

 

 幕張メッセということでサマソニ以来の参戦。丁度ジャンプフェスも開催されていたようで駐車場は賑っておりました。

開演は17時。相変わらずのグダグダ+前日のローグワン祭りにより到着はギリギリでした。 

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 席は3Fということで、少々へこんでいたのですが、入場してみると意外にステージに近く、会場のキャパもそれほど大きくなかった為、なかなか良い席でした。

セトリも20周年記念らしく、万遍なく披露されており楽しめました。

【第一部】

遥か彼方
センスレス
アンダースタンド
暗号のワルツ
ブラックアウト
君という花
粉雪
マーチングバンド
踵で愛を打ち鳴らせ
今を生きて
E
Standard/スタンダード
ブラッドサーキュレーター
月光

【第二部】

振動覚
リライト
ループ&ループ
君の街まで
マイワールド
夜の向こう
ラストシーン
サイレン
Re:Re:
24時
真夜中と真昼の夢
海岸通り

【アンコール】

ソラニン(弾き語り)
Wonder Future(弾き語り)
タイムトラベラー
八景
さよならロストジェネレイション
新世紀のラブソング

特にソルファに関しては全曲演奏されており、再録の凄味、深みのようなものを感じました。これは再録の意味があるなといった仕上がりで、改めて「聴く」という行為を考えさせられました。

ライブのMCでゴッチが再録の話をしており、その中で「当時ソルファを録った時に大人たちへのちょっとした反抗心のようなものを難しいコード進行などを楽曲に込めていて再録の際に今の自分たちがハッとさせられた」といったようなことを話されていて、音楽のメッセージ性の強さを改めて認識しました。

直近のアルバムである「Wonder Future」を期に骨太のサウンドを鳴らしていましたが、今回のライブでは全曲に渡りその印象も垣間見えてサウンドも日々進化しているのだなと感じました。

Wonder Future(初回生産限定盤)(DVD付)

Wonder Future(初回生産限定盤)(DVD付)

 
Wonder Future

Wonder Future

 

 それにしても成熟したバンドになっており、今観るべきバンドだなとつくづく思います。

スターウォーズ~ローグ・ワン~

いやぁー。良かったです。

行ってきました「スターウォーズ~ローグ・ワン~」公開初日のレイトショー。

スターウォーズでいうところのエピソード3.99といった作品で、エピソード4につながる作品なのですが、本当につながります。詳しくは観ていただければわかるのですが、かなりカタルシス爆発でした。

昨年のエピソード7といい今回のローグワンといい世界観が構築され、世界的に熱狂的なファンが多い作品にも関わらず良くここまでの完成度にしたなといったところです。逆に撮影する監督自身もファンであったということも多分に影響しているとは思いますが。

冒頭、どこでタイトルが登場するのか非常に気になって観ていたのですが、「ここか」という絶妙なところでタイトルが登場し、興奮の渦中へ。

正直冒頭ある程度のところから30分間くらいは、ある種退屈な感が否めない部分もあったのですが、その後の展開から終盤まではあっという間の時間で楽しめました。

特に終盤の暗闇から・・・の場面では恐怖しか感じませんでした。

ポスターにあるストームとルーパーと綺麗な海岸線との相性も非常に良く、生死をかけた戦場の場に似合わぬ風景がスターウォーズというある種別次元の世界観を見事に表現していたように思います。あのポスター是非欲しいです。

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個人的にはデススターの真の怖さみたいなものが描かれていたのも非常に興味深かったです。というのも他の作品ではデススターは相当な力を持っており、非常に危険だということを描いておきながら、そこまで危険に感じない印象でした。

それが今回は完全に凶暴な姿を現し、「これは間違いなくやばい!」といった印象を与えているところも良かったかと思います。

それぞれが役割を全うする姿、その後つながる世界との関係性、やっぱりスターウォーズに関してはスケール感、世界観が群を抜いているかと思います。

間違いなく劇場で見ることをおススメします。

ちなみに先着順でポスターをポスターを配布しており、そちらも鑑賞後に観ると印象が異なり、非常に良かったです。

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過去作も観返そうっと。そしてもう一度映画館へ。 

 

6才のボクが、大人になるまで。

自分自身が大人になってみて感じること、中身はそれほど変わらないということ。本作ではそれを如実に物語っており、色々な場面で心当たりがあり過ぎる作品でした。

ということで本日は「6才のボクが、大人になるまで。


映画『6才のボクが、大人になるまで。』予告編

本作は同じ役者をつかい、12年に渡り撮影された前代未聞の作品。

6歳の少年が大学に入学するまでを同じ期間を用いて撮影されているということで登場人物全員が同様に歳を重ねていく。これだけで観る価値ある作品だと思いませんか。

そんな作品無いですし、この先も無いと思います。

そして何より、誰しもが通ってきた6歳~18歳という時間を俯瞰して観れるという点においても絶対に各々に心当たることがある。

リチャードリンクレイター監督作品ということで音楽や演出のテンポを期待していたのですが、予想通りのテンポ感で3時間近い作品ながらあっという間に観れました。

やっぱりこの監督は子役、音楽の使い方が上手いですね。

この映画を一言で言うと

「未来の誰かは今の自分かもしれない」

ということです。過去の積み重ねが個々を形成している一方で、同じような経験を経て、数年先を生きている誰かの中に将来自分がなるであろう極めて近い性質をもった人がいる可能性があるということです。

まあ簡単に言うと自分が普段生活している中で見ている、もしくは関わっている人の中に将来自分がかなり近い性質をもってくるであろう存在がいる可能性が高いということ。

それは両親などの近しい存在ではなくて、もうちょっと距離のある知人達、その人たちの混合的な性質をもって人格形成されてくる気がします。

言うならば成長過程での「多くの憧れ」が個を形成するんだなと感じました。 

ロゴ完成

いよいよ念願のアイコンと言いますかロゴが完成しました。

このブログのタイトルにもなっています「Blcrack Reverse」という単語、これは私が大学を卒業して以来何か行う際にハンドルネーム的なものが欲しいと思い考えたものでした。

なぜこの単語なのかというのは秘密ですが、自分自身の特徴や性格を表している造語です。

ちなみにロゴの作成には約10年前より「Actrashly」として私と活動しておりますK氏にイメージを伝え作成してもらいました。

さすがに長い付き合いだけあって私の好みをわかっているのでかなりツボを押さえた仕上がりに大変満足しております。

背景のカラーは最近やたらと私が推しているエメラルドグリーンのようなカラーを使用。このカラーも自分の頭の中にあるイメージ通りの色でさすがの再現力でした。

このくすんだような色味が肝で個人的には最高に気に入っています。まあこれもK氏の絶対音感ならぬ絶対色感によるイメージ再現力の賜物ですが。

今後はこちらを使用していきたいと思います。

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野火

ホラーであるとか描写的にもっとエグイ作品もある中で本作はそれ以上に観ていたくないと思える作品。


野火 -特報- Fires on the plain News flash

前者はどことなく現実感がないというか、客観的に見れる側面があって一歩引いて観れる点に救いがある。一方本作はその余地が無く、主観的かつリアリティをもって迫ってくる。

この一点が他の映画と違っており、非常に心地悪い。

こういう戦争映画を観て思うのが「人は極限状態になると、本当にあそこまで残虐になれるのか」ということ。

極限状態に置かれたことが無いので知る由もないのだけれど、あそこまで変われるのかという点に疑問が残る。逆に主人公が無抵抗な女性を撃ってしまうシーンなどはその後の展開を観ていても、「やられたらやり返す」といった報復的な発想は良い結果を生まないことも改めて実感した。

人が生活している環境って必ず階層化ないしコミュニティ化されていて、その中での良し悪しを判断している気がする。だからこそ、こういった戦争のような状況を心から悪だと言えなかったり、大金持ちを心から羨ましいと思えなかったりするのだと思う。

それぞれが生きている環境に順応し、その中で良いことも悪いことも必ず経験し、悩んでいるものなのだろうと思ったりしました。

だとすると今の自分が抱えている悩みってちっぽけなことのような気がしてきませんか。そんなことを考えさせられる作品でした。

話は逸れましたが本作の全体に漂う不気味さ、重々しさは映画館で体験してこそだと思いました。今となっては上映されていないので静かな夜にでも視覚、聴覚を研ぎ澄まして観てみてはどうでしょうか。ただし決して楽しい映画では無いのでその辺は悪しからず。

ただ塚本晋也監督らしいエッジの効いた演出であったりカメラワーク。今の日本には珍しい監督じゃないでしょうか。 

野火 [DVD]

野火 [DVD]

 
野火 [Blu-ray]

野火 [Blu-ray]

 
野火

野火

 
塚本晋也「野火」全記録

塚本晋也「野火」全記録

 

 

The Kings by 平野太呂

以前に引き続き平野太呂氏が今年発売した二冊目の写真集の話を。こちらは「TOKYO ART BOOK FAIR 2016」で購入してまいりました。

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正直、こちらの写真集はコンセプト的に思い入れがあるようなものではなかったので躊躇しておりました。ですが見てみるとポートレートの構図感覚やいつも通りの水色の色彩表現に惹かれ、装丁も完璧なものだったので購入してしましました。

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追記:意外にも平野氏は写真集で人を撮っていない(写真集以外ではかなり撮っていますが)こともあり、新鮮さを感じたのも惹かれた理由かもしれませんが。

こちらも購入の際にご本人に伺ったのですが、「LACC」は数年かけ、撮影しているのに対して、本作は数日で撮影したとのことでした。

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というのもメンフィスで行われるエルビスのコスプレをしたファンが集う、エルビス祭りに合わせて撮影しており、このお祭り自体が数日間の開催の為、それに合わせて撮影したとのことでした。

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ある意味「LACC」との対比で、時間をかければよい写真が撮れるわけではなく、タイミングも非常に重要なんだと再認識させられました。

ちなみにエルビス(偽)を撮影対象にしたのもアメリカンノスタルジー的な意味合いが強かったからとのことです。

こちらもまだ在庫がある場所もあるかと思いますので興味ある方はお早めに。

ちなみに写真集の限定冊数にし、出来る限りロープライスで販売しているのは買われた方が損をしないようにとのご本人が配慮してのことだそうです。

いやー関心です。そしてありがとうございます。

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